久しぶりに漫画を読んで泣きそうになったはなし。
2冊完結でさっくりとよめるのだけど、ものすごくよく話がまとまっている。登場する少年少女の成長物語でもあり、とりわけ主人公の男の子が様々な経験を通して、ヒロイン(?)である家庭用ポッドと心の交流を築いていく。一方でその親世代が、自分たちの経験した交流を思い出しながら、我が子達のバックアップをさりげなくしていく様子。ひと夏の思い出というにはあまりに懐かしさの漂う話。出会いと別れ。
自分たちが経験してきていたものを思い出しながら最後ちょっと涙が出てきそうになった。そんな話。今年第一四半期終わった時点で2012年最高のマンガと思う、そんなシリーズだった。