国立博物館でやってる展示を見てきました。清明上河図の展示が週末で終わってしまうので最後の機会にと。休日の混み具合は恐ろしいほどになると思っていたので平日に休みを取って見に行ったのですが……それでも入場まで1時間待ち、清明上河図の展示を見るのにやっぱり1時間待ち。なんでしょうねぇこの人の多さは。
そして人の多さという意味では、見に来ている人が皆様中高年であるということ。情操教育という意味ではもっと若い人たちに見てきてもらう方がいいと思うのだけど、そういう年齢層はほとんどいません。自分が若い方にはいります。平日の昼間だから来る暇もないというのかもしれませんが、だったら土日は若い人限定にするとかでもっと見せる機会を増やさないと、足を向けてくれなくなるんではないかなと。時間とお金が自由に使える中高年だけがこういうところに来ているってことは、後々の世代が興味を持たなくなって先細りになる気がするんですけどね。
展示そのものはとてもすばらしかったです。人混みに弱いので途中でかなりへばってましたが…。清明上河図は立ち止まってじっくり見ることができませんでしたけど、それでも多分もう二度と実物にお目にかかることはできないでしょうから食い入るように眺めてきました。1000年近く昔のものを見ることができるっていうのはすごいことなんですよね。しかも紙原稿。すごいなぁ。