9月末日で展示を終了してしまうと言うことで、せっかくだから最後にと出かけてきた。
船の科学館は最初に小学校の時に行っていたはずで、そのときにもらった二式大艇と宗谷の見学証明書は長くお気に入りだったと記憶している。機械とか船とかそういうものが好きだった記憶があるので、当時はとても楽しかったのだろうなぁと。……とはいえ、家族で行ったのか、学校行事で行ったのかはまるでさっぱり覚えていないのだけど(苦笑)
オープンしてから30年以上経っているということなのでさすがに展示の一部も古くささを感じさせるのだけど、隣の科学技術館と併せて、どちらかというと男の子的には一日中楽しめる場所だと思うのだけどなぁ。閉館は何とももったいない。展示再開の見込みは未定といわれてしまうと、さすがに今のまま再開はないだろうなぁ…。
本館の後は宗谷と羊蹄丸も見に行く。特に羊蹄丸は閉館後の譲渡がすでに発表されているのでこれが最後の見学になってしまうから、行かないわけにはいかないでしょう。予算とかいろいろ問題はあるのだけど、こういう展示って情操教育的には大事だと思うのだけどね。
残念。
お台場を離れてゆりかもめで移動。そういや隣ではお台場合衆国とかイベントをやっているようで人混みすごかったなぁ。
移動先は上野。国立西洋美術館でやってる古代ギリシャ展へ。こっちは一転して造物美を。彫刻に込めた人物美を楽しむ。ギリシャ・ローマ時代の彫刻はその後のキリスト世界と比べて、宗教要素臭さがないなぁと感じる。いやギリシャ・ローマ神話を題材にしているはしているけど、崇めるものじゃない感じで。躍動感あふれる神々の姿を見ても、神々しいと言うよりは人間くささを感じるところ。あと彫刻なのにどこまで実写ちっくなんだと。腕の血管とか浮き出てるよこれ。
堪能しました。ほー。