今日も今日とて調整のため休暇。というか昨日もね。昨日ちょいと夜更かししたせいで今朝方眠かった。10時に一度携帯メール着信で目を覚ましたがそのまま寝てしまい13:00起床。お昼ご飯を食べないで外出した先は国立西洋美術館。 こないだ東京国立博物館に行ったときに見つけた看板が気になって気になって仕方なかったので出かけてきました。古代ローマ帝国の遺産-栄光の都ローマと悲劇の街ポンペイ-。やっぱり行っておかないとなぁと思いつつ、皇室の名宝展での超混雑の苦い思い出から金曜以外の平日にターゲットを定めていました。それが今日。
入場してみたらそれなりの人はいたけど、ゆっくりと見られる程度の混雑具合でほっとした感じ。展示品の一つ一つをじーっと見ることが出来ます。もう2000年以上も前に作られているものが今ここにあるって言うのは、まあ前回の名宝展もそうですがすごいことですなぁ。
今回じっくりと見てしまったのは、ローマ帝国の貨幣であったデナリウス銀貨。いろんな文献で見るのですが実物をじっくりと見たのは、記憶にある限りはじめてかな。以前見たときにはそこまでじっくり見てない気が。これ、こんなにちっちゃかったんですな。一円玉くらいの大きさだとは。なんとなくイメージで100円玉くらい、あるいは500円玉の感じを想像していたのですが…そこまででかいと持ち運びも大変か。紙幣なかったんだし昔は。ただ、この大きさの銀貨に各皇帝が業績を刻み込んだとして、ちゃんとそれ、読めたのかなぁ。視力の悪い人にはかなり辛そうな気が(笑)
企画展以外の常設展も見て回りましたが、そういえばと改めて思ったこと。僕ヨーロッパの宗教画はあまり好きじゃなかったんだ。あとこの頃のも含めて油彩は重いのでやっぱり好みではなかったんだ。明るい油彩画はいいし、黒色は重厚で好きなのだけど、黒中心に塗り込められた感のある油彩はどうも精神的に重々しくて……。常設展に足を踏み入れてからなんだかどよーんとしたので思い知った。企画展を見ていた頃の方が遙かに気持ちが上向き?(笑)