所用があって実家に帰ったついでに、親PCのメンテナンスをば。このPC、2004年の3月に購入しているIBM製のPCなので、実質5年稼働しているわけですが。ハードウェアのトラブルといったトラブルもなく動いていました。いやIBM製PCさすがですなぁ。この前のPCもIBM製だったのですけど、壊れなかったですからね。今はPC事業そのものをやめてしまったのですけど、また帰ってきてくれないかなぁ。
それはさておき。足かけ5年も稼働していればスペックも陳腐化します。というか致命的なのはHDDのサイズ。40GBしかないのですけどこれがかなりいっぱいになってきましたよ。それに5年も使っていたらそろそろ壊れそうな予感がします。聞き取り調査してみたらどうもきーきーいってるときがあるそうで、あーこりゃやばいわと思っていました。
あと、我々の親世代にありがちなのですが、ログオン時に必要なアプリケーションをどばーんとスタートアップに登録して開いてしまうようで、初回起動時に毎日数分待たされているみたいです。CPU使用率をのぞいてみるとぶっちぎり100%。Celeron2GHzくらいですからまあ仕方ないといえば仕方ないんですけどね。
ただ、新しいPCを買うつもりはありません。いや、お金とかそういう問題ではないです。買うくらいの予算は捻出できます。問題は作業時間と手間。PCを新しくすると、今までのアプリケーションの再導入とか設定とかそういうことを全部やってあげないといけません。前回PCを入れ直したときに痛感したのですけど、これは手間がかかりすぎてできればやりたくない作業です。丸1日時間をつぶします。
現在のスペックがCeleron2GHz/1.5GBメモリ/40GBDISKなので、これを小手先で何とかして延命を図ることにしました。秋葉原の中古PC屋を適当に物色し、Pentium4 2.6GHz(HT対応)、1GBメモリx2をゲットしたのは今年の明けくらいでしょうか。そして手持ちの250GB HDDを用意していました。これらのデバイスがIBMPCで動くかどうか微妙だったので、ついでに秋葉で発見した同じPCをジャンクで購入してみました(笑) 5000円いかないくらいですね。そこにデバイスを一通り乗せてみてうまく動くことを確認して、さてこれらの機材を持ち帰ったのが今日。さくりさくりと載せ替えていきます。
OSデータはパーティション複製ツールで元DISK=>新DISKへがつーんと移動。何も考えず1時間半くらいで移行終了です。メモリとCPUもさくさくと付け替えます。入れ替え後、電源投入ぽちっとな! まあ何の問題もなくOSはあがってきましたし、パフォーマンスもずいぶんとよくなりました。さすがHyper Threading機能です。これでまたしばらくは使用することができます。これ以上改造するとなるとちょっとつらいですねぇ。CPUソケットがSocket476なので、CPUもあと0,4GHzあがるかあがらないかなのであまり意味はないし、DISKも250GBもあれば正直容量を埋める前にクラッシュするくらいの時間がかかりそうですからね。CPUがたぶん3000円くらい、メモリが4000円、DISKは自分で使ってたやつなのでタダ。そしてジャンクPCが5000円くらいですから、12000円でPC遊びをしたと思えばまあやすいものです。親のPC専属サポート経費だと思っておきます。
ちなみに、5年間まったく掃除をしていなかったせいか、パソコン内部の埃は結構なものでした。エアダスターで吹いてみたら黒いかたまりがもうもうと(笑)
次にPCに大幅に手を入れるときは、たぶん新品購入でしょうなぁ。