我が家のGENIOがバッテリ半死亡状態に陥って以降、持ち歩けないせいか小遣い帳が結構惨憺たる有様になっている。家計簿なんて厳密なものをつけられない性格でアバウトなお金管理をしているので、小遣い帳が使えない状態は結構致命的でもある。レシート集めても入れる時間がないんじゃ入れられないし、レシートのないものはどんどん忘れていくし……というところ。
バッテリーは交換サービスを使うかサードパーティ製のを買って自力交換ということも考えたのだけど、どうも自力でGENIOの本体からバッテリを取り出すのは難事のように見えた。交換サービスは1万円以上するし今やってるのかどうかも分からない。しょうがないので何か他の手段を探すことにする。
しかし世の中のWindowsMobileは携帯電話に新型が投入されてばかり。日本国内で純粋PDA手に入れるためには、HPのiPAQかMytacのMioくらいしか見つからないという状況。それでいてどれもこれも3万以上(4万以上?)値段がする。それにWindowsMobileのバージョンが最新の6ではない。中古のPDAを安く手に入れるという方法もあるのかもしれないけど、これはこれで値段は2万近くする割にバッテリーがいつまで保つかも分からない。一方携帯電話/PHS機能付きになると数種類あるけど、月々の基本料金を払ってもう1個電話を持つ意味が分からん。
WindowsMobile以外の小遣い帳ソフトを探すという案もないわけではないけど、ザウルスは物書き用なので結構でかいせいもあり、あれを毎日持ち歩くのはちょっと苦痛。しかも使い勝手の良さで行けば今のものを上回るソフトがないという状態。どうしようかなぁと言う風に悶々とした日々をここしばらく過ごしていた。最悪ソフトバンクのホワイトプランで月々980円払って東芝のWindowsMobile端末をゲットするか、WilcomでZero3契約するかということも考えていたわけだ。
そんな中発表されたのが、純粋WindowsMobilePDAであるiPAQ 112 Classic。軽さは120グラム以下、最新のWindowsMobile6を搭載して新品で3万ちょいでゲットできる。キャンペーンなら送料込みでも26000円ちょい。小遣い帳のためだけにPDA新調するというのはあまりにお馬鹿かもしれないけど、それだけのコスト対効果があるのであれば買うという選択肢はおおあり。その分岐点が3万円以下って言うところだろうか。
ちなみにGENIO。5年間くらい使っていて、あの当時いくらしたんだ? 3万では効かない価格だったはずだ。それでも、最終的な結果で言ってしまえば自分の家計事情を大きく改善させてくれたわけだから、その効果は大きかったわけで、iPAQに投資しても引き続き健全な家計事情を維持できるのであればその価値は十分ある……と考えてもいいのかもしれない。
自分を納得させる材料をもうちょっと用意するか、勢いに任せてぽちっとしてしまうか。勢いに任せるときに最適なのは、寝ぼけているときと酒に酔っているときと仕事のストレスのたまっているときなんだよなぁ。
26000円ちょいで買えるキャンペーンが500台限定なので買うなら早くしないと。ただ、500台で金曜発表でまだ売れ残ってるってのが微妙なのよね。純粋WindowsMobilePDAを望む人ってもうニッチな市場なのかなぁ。。。