S夫妻と夕食。昨年末にちょっとした賭をした結果をふまえて、勝った方が負けた方に食事代をおごってもらうというものである。結果はと言うと、全部ではないがおごる側。出かけた先は有楽町にある、フランス料理ではどうやら老舗らしいアピシウスというレストラン。店を教えてもらっておきながらその情報を入れたPCを置いて帰ってきたせいで当日さてどこの店だったっけと探して何とか場所を見つけた。時間通りにたどり着いたらまだ誰も来てなかった(笑)さすが。適当にウェイティングバーでカシスベースのカクテルとオリーブをつまみながら待っていると登場。ああ、このオリーブ、種抜きになってたほうがアンチョビと一緒に漬けていたらしくこれが非常に美味しかった。
ジャケット着用必須の店は日本では初めてだ(笑) 育ちがしれるそんなレベルなのでメニューを見てもどんなのを選べばいいのか分からない。コース料理を選択して、まずはシャンパン。いやぁ美味しい。前菜の冷しスープはツナが非常に美味しい。
自分が選んだのは鴨のフォアグラとトリュフのテリーヌ。濃厚なパテが非常にんまい。これ単品で食べるとおそらく胸焼けしそうだけど、トーストした薄焼きパンのようなモノにつけて食べるとおいしさ格別。もう一つは鮪のタルタル。
オマール海老。海老の肉が非常にぷりぷり。筋がみっちりと入っていてかむほどに甘みが出てくる。ソースの味も濃厚で肉に絡めて食べるとうまい。
リー・ド・ボーと豚足のガレット。リー・ド・ボーは仔牛の胸腺肉だそうです。脂身のような感じですがこりっとろっとしていて非常にうまみがあります。それと一緒にはいっていた豚足の肉のうまみと一緒になるとうまい。口に入れるとかんでいく歯ごたえがいいですな。もう一品のメインディッシュは鴨ロースト。黒いのはサルミソース。赤ワインをベースに内臓など血を使った濃厚なものらしい。
写真取り忘れた。
ケーキを欲しいだけどうぞと言われたけど、さすがにおなかいっぱいです。三つしか食べられませんでした<笑 栗のムースが一番のヒット。
最後のお茶のお供に。焼き菓子とチョコ。一口サイズでどれも非常に美味しい。
つれづれと話し込みながら食べていたらいつの間にやら時間は23:00。非常に楽しい時間を優雅に過ごすことができました。ワインも白の甘いのをグラスに2杯ばかし飲んで気持ちよく酔っぱらいましたし。値段については気にしない贅沢な食事、と言うのもたまにはいいものです。頻繁にやってたらとてもじゃないが財布の中身が持たないけれども(笑)