ええ。新型ですよ。新製品ですもの。
いえね。世間がPS3だのWiiだの叫んでいるところに、1Chip MSXですよ。VRAM128kbytesですよ。恐ろしいですね。この隔世感。
しかしなぜか心をつかむのです。このMSXが。いわば私の少年時代のゲームはこのパソコンと共にあったわけです。MSXを買ってもらい、それが使えなくなるとMSX2を買ってもらい、ゲームを買い、外付けFDDドライブを買い、と……高校卒業ちかくまでMSXで楽しんでいましたよ。イースIIを猿のようにクリアしまくって、FDD読めなくなるくらい遊んだのが懐かしいです。
で、本日そのMSXを1チップ化した1Chip MSXが届きました。ちっさいですねー。以前のでっかいのに比べれば(キーボードは外付けなので当然といえば当然ですが)ほんとちっさい。ハードウェア技術の進歩っていうのは恐ろしいほどです。早速開封して、テレビにつないで、カセットを入れて……ああ、カセットはこの日のために自宅にあったモノをてきとーに持ってきました。差し込んで電源を入れる前に、マニュアルには丁寧に、「カートリッジのクリーニング」という一言があります。ROMカートリッジは長い間使われていないので、接点をきれいにしてくださいね、と。確かに綿棒にアルコール付けてふいたら、黒い埃が取れるとれる(笑)ほんとに懐かしいです。
とりあえずKONAMIのがんばれ五右衛門からくり道中を。このゲームひどいんですよね。クリアしてもクリアしてもステージが続いてチョー難しくて、城をクリアしたと思ったらそれは実はステージ1の終わりで、そのペースで江戸まで行かなければいけないという。しかもセーブできねぇ! ありえねぇクリアなんてできねぇ! と涙した覚えがあります。そのゲームを動かす懐かしさよ!うわほんと懐かしいっす!
カセットROMでもっともはまったのはこれ。信長の野望全国版。今のように細かいことなんてできません。1年4ターンしかできません。それでもこの単純さがイイ! もくもくやってたら2時間くらいすぐ過ぎちゃいます。ああ、この当時は猿のようにゲームやってたっけなぁ。。(懐かしさに浸ってみる)