前日の宴会のため出国を一日ずらして日曜日にしていました。土曜日出国だと日曜日を向こうでのんびり過ごすことができたのですけど、まあこれは仕方ありません。昼過ぎに成田エクスプレスに乗って東京から成田空港へどーん、と行きます。到着はきちんと2時間前。
空港宅急便で送り出していた荷物を受け取った後、e-チケットなのでチェックインカウンターではなく機械でチケットを発券します。手順そのものは楽なんですけど、なんだか発券されるチケットの紙が安っぽくて味気ないことこの上ないなぁ、と思ってしまうのは私だけでしょうか(笑)
アメリカまでの国際線と、国際線からアメリカ国内線への乗り継ぎが発生する旅路ですので、空港の乗り継ぎ時間にはちょっと慎重になる必要があります。世界のいろんなところで立ち回る国であるが故にセキュリティには昨今厳しいアメリカ。入国、セキュリティチェックの入念さが昨今増している関係上、あまり短い乗り継ぎ時間だと不測の事態に対処できなくなってしまいます。飛行機がちょっとでも遅れてしまうと次の便に間に合わないとか、荷物が出てこないとかなんとかいろいろ考えられます。実際間に合わずに飛行機逃した人も知り合いにいますし。というわけで、今回は乗り継ぎ時間の短すぎるものや長すぎるものを省いた結果、ノースウエスト航空を使うことに。マイレージがあっちこっちに分散してしまう(笑)
16時頃に成田を離陸して約10時間。太平洋を左から右へひたすら飛びゆき、着いた先はデトロイト国際空港。この間、ほとんど寝ませんでした。離陸直前の待ち時間によく寝ることがありますが、その時間以外は音楽を聴いたり、暇つぶし用としてPSPに入れておいた動画を見たりとかいろいろ。ふつうは1〜2時間くらいは寝るのだけど、今回はなぜだか不思議。PSPにいれておいた動画を全部見ちゃいましたよ(笑)
だいたい深夜の3時くらいにデトロイトに着くと現地の気温は9度。寒ッ! 飛行機から降り立ってあまりの寒さに愕然としましたわ。現地もこんなに寒いんだろうか……あまり厚着用意してないのに。
入国審査のところで、同じ飛行機に乗っているMさんと待ち合わせ。このMさん、日本で朝知り合いの結婚式に出席してから空港にやってきた強者。しかもちょーぎりぎりだったらしく、日本で乗り込んできたときは礼服、ネクタイ、しかも引き出物付きという出で立ち。姿を見たときには一瞬吹き出しました。さすがに機内でネクタイだけは外していましたが。
そしてデトロイト国際空港。ノースウエストでアメリカ本土に入国するのは初めてですが、この空港無駄に横に長いです。建物が直線に造られており、ゲートが横一線に並んでいるのですが、端から端まで行くのに時間がかかるため、空港内に電車が走っています。写真の通り端っこから見ると向こうが見えません。地平線まで続いてそうですね……とはMさんの弁。ちなみに乗り継ぎ時間は、飛行機の着陸が30分遅れましたが余裕があったので1時間程度は空港でだらだらしていました。
デトロイトをでて1時間強、19:00頃に目的地到着です。この飛行機内はぐっすりと寝ました。まあ日本時間で言うと朝の6時とかだし。現地では、別便で到着していた1名と、現地にいる2名と合流。そのままホテルに直行した後、夕ご飯を食べることにしました。が、一つだけ問題が。
到着日は日曜なのですが、アメリカは日曜日の店舗の営業時間が非常に短いです。19:00には結構な店が閉まってしまいます。残っているのはファーストフードばかり。なので到着後、最初のアメリカ食はバーガーキングでハンバーガーでした(笑) いや、バーガーキング好きなので全然かまわないのですけどね。
まあ、こうして久しぶりのアメリカ滞在がスタートしました。ただしたった1週間。
今回の仕事は今までの2回と違って研修を受けに来ています。この研修のスケジュールが恐ろしくタフ。
「朝は6:45に迎えのバスがホテルに来るから♪」
とかいうことを平気でぬかしやがる訳です。いくらアメリカ人が朝早いからって言って、6:45に迎えが来るってことは朝5時半には少なくとも起きていないとシャワー浴びて準備してなんてできないわけですから。
6:40過ぎに外に出てみると空は真っ黒です。ホント勘弁してください。
勘弁してくださいと思っていたら、日本からの参加者1名遅刻。バスにおいていかれる。10分後にまた迎えにくるから! と笑顔で言う運転手を信じて、取り残された日本人と外人は外で待ちます。気温はホンと寒いです。デトロイトでの危惧が現実のものとなります。フリース1枚で何とかなると思っていた自分が甘かったですごめんなさい。明日からはジャンパー上に着ます。そしてバスが帰ってきたのは30分後でした。空はすでにうっすらと白んでいます。まってりゃよかった中で……。
時差ぼけと朝早かったせいでかなり眠かったです。
アメリカでの研修って言うのは日本で想像しているそれとはずいぶん異なります。教室の外にはベーグルやコーヒーやオレンジジュース、紅茶、炭酸飲料などが置いてあり、それらを手にとって口にしながら話を聞き、自由にディスカッションをします。聞いているので結構精一杯ななのでなかなか質問もできませんが、堅苦しくない雰囲気が結構好きです。
お昼ご飯にはサンドイッチが出ました。今回のスケジュールがタフだ、といっている理由の一つが、お昼休みがなく、お昼の時間を非常に短くとり、食べながら研修を続けると言うところなのです。
サンドイッチは三種類ありました。ターキー、ビーフ、ハム&チーズ。
どれにしようか迷ってビーフをとって食べました。後の二つも食べてみたかったなぁと若干後ろ髪を引かれながら。
杞憂でした。翌日も翌日も同じサンドイッチが廊下においてありました。月曜〜木曜と毎日同じサンドイッチです。許してください。