昨日の記載の通り、今日は実家に帰る。帰るにあたって、部屋のとりあえずいらない本とかPCとかを、過日のアメリカ出張で購入したでっかいスーツケースに放り込んで電車で持って帰ることに。黙々とつっこんでみたところ、これがかなりの重量に。20kgくらいになったのかな。重い重い。でもじゃまなものを持って帰っておかないといけないんだよなぁとおもって、そのまま電車に乗る。電車に乗って帰る。幸い上り階段は1カ所しかない帰宅ルートを発見していたので、そんなに苦労はしなかったけど、こういう風に担げない荷物を持って移動してみると、日本という国がいかにバリアフリーに対応していないかが分かるってもんだ。駅の階段はエスカレーターが着いていないところが結構あるし、ついていても昇り専用だったりして下るときにはどうせいちゅうんじゃい! と。道を歩いていれば段差が多くてなかなか荷物の車輪がつらいし。
一朝一夕に変わるものではないのも十分承知しているし、少しずつよくはなっているのだろう(バスなんかは床の低いバスだったおかげでずいぶん楽したし)けど、いっそうの改善を望む。
自宅のPCがたちあがりゃしねぇ。このPC、そういや昔もなんかハードウェアいじっていたら立ち上がらなくなってむきー! としていたらいつの間にか立ち上がったんだっけ。またたちあがらなくなっちったよ。
しょうがないので、ちょうど持って帰ってきたPCをさっくりとうごかしてみる。うん、こっちはきちんと稼働するな。……ってことは、この古いPCはそろそろお役御免にするしかないのか……。
行きよりは若干軽めな荷物と共に帰宅。
なんかここしばらく腰を曲げると痛い。んー。変な格好で長くPCの前に座って仕事したりしてから腰が痛いのかなぁ。なんとか治したいなぁ。
準備準備準備。
前日の宴会のため出国を一日ずらして日曜日にしていました。土曜日出国だと日曜日を向こうでのんびり過ごすことができたのですけど、まあこれは仕方ありません。昼過ぎに成田エクスプレスに乗って東京から成田空港へどーん、と行きます。到着はきちんと2時間前。
空港宅急便で送り出していた荷物を受け取った後、e-チケットなのでチェックインカウンターではなく機械でチケットを発券します。手順そのものは楽なんですけど、なんだか発券されるチケットの紙が安っぽくて味気ないことこの上ないなぁ、と思ってしまうのは私だけでしょうか(笑)
アメリカまでの国際線と、国際線からアメリカ国内線への乗り継ぎが発生する旅路ですので、空港の乗り継ぎ時間にはちょっと慎重になる必要があります。世界のいろんなところで立ち回る国であるが故にセキュリティには昨今厳しいアメリカ。入国、セキュリティチェックの入念さが昨今増している関係上、あまり短い乗り継ぎ時間だと不測の事態に対処できなくなってしまいます。飛行機がちょっとでも遅れてしまうと次の便に間に合わないとか、荷物が出てこないとかなんとかいろいろ考えられます。実際間に合わずに飛行機逃した人も知り合いにいますし。というわけで、今回は乗り継ぎ時間の短すぎるものや長すぎるものを省いた結果、ノースウエスト航空を使うことに。マイレージがあっちこっちに分散してしまう(笑)
16時頃に成田を離陸して約10時間。太平洋を左から右へひたすら飛びゆき、着いた先はデトロイト国際空港。この間、ほとんど寝ませんでした。離陸直前の待ち時間によく寝ることがありますが、その時間以外は音楽を聴いたり、暇つぶし用としてPSPに入れておいた動画を見たりとかいろいろ。ふつうは1〜2時間くらいは寝るのだけど、今回はなぜだか不思議。PSPにいれておいた動画を全部見ちゃいましたよ(笑)
だいたい深夜の3時くらいにデトロイトに着くと現地の気温は9度。寒ッ! 飛行機から降り立ってあまりの寒さに愕然としましたわ。現地もこんなに寒いんだろうか……あまり厚着用意してないのに。
入国審査のところで、同じ飛行機に乗っているMさんと待ち合わせ。このMさん、日本で朝知り合いの結婚式に出席してから空港にやってきた強者。しかもちょーぎりぎりだったらしく、日本で乗り込んできたときは礼服、ネクタイ、しかも引き出物付きという出で立ち。姿を見たときには一瞬吹き出しました。さすがに機内でネクタイだけは外していましたが。
そしてデトロイト国際空港。ノースウエストでアメリカ本土に入国するのは初めてですが、この空港無駄に横に長いです。建物が直線に造られており、ゲートが横一線に並んでいるのですが、端から端まで行くのに時間がかかるため、空港内に電車が走っています。写真の通り端っこから見ると向こうが見えません。地平線まで続いてそうですね……とはMさんの弁。ちなみに乗り継ぎ時間は、飛行機の着陸が30分遅れましたが余裕があったので1時間程度は空港でだらだらしていました。
デトロイトをでて1時間強、19:00頃に目的地到着です。この飛行機内はぐっすりと寝ました。まあ日本時間で言うと朝の6時とかだし。現地では、別便で到着していた1名と、現地にいる2名と合流。そのままホテルに直行した後、夕ご飯を食べることにしました。が、一つだけ問題が。
到着日は日曜なのですが、アメリカは日曜日の店舗の営業時間が非常に短いです。19:00には結構な店が閉まってしまいます。残っているのはファーストフードばかり。なので到着後、最初のアメリカ食はバーガーキングでハンバーガーでした(笑) いや、バーガーキング好きなので全然かまわないのですけどね。
まあ、こうして久しぶりのアメリカ滞在がスタートしました。ただしたった1週間。
今回の仕事は今までの2回と違って研修を受けに来ています。この研修のスケジュールが恐ろしくタフ。
「朝は6:45に迎えのバスがホテルに来るから♪」
とかいうことを平気でぬかしやがる訳です。いくらアメリカ人が朝早いからって言って、6:45に迎えが来るってことは朝5時半には少なくとも起きていないとシャワー浴びて準備してなんてできないわけですから。
6:40過ぎに外に出てみると空は真っ黒です。ホント勘弁してください。
勘弁してくださいと思っていたら、日本からの参加者1名遅刻。バスにおいていかれる。10分後にまた迎えにくるから! と笑顔で言う運転手を信じて、取り残された日本人と外人は外で待ちます。気温はホンと寒いです。デトロイトでの危惧が現実のものとなります。フリース1枚で何とかなると思っていた自分が甘かったですごめんなさい。明日からはジャンパー上に着ます。そしてバスが帰ってきたのは30分後でした。空はすでにうっすらと白んでいます。まってりゃよかった中で……。
時差ぼけと朝早かったせいでかなり眠かったです。
アメリカでの研修って言うのは日本で想像しているそれとはずいぶん異なります。教室の外にはベーグルやコーヒーやオレンジジュース、紅茶、炭酸飲料などが置いてあり、それらを手にとって口にしながら話を聞き、自由にディスカッションをします。聞いているので結構精一杯ななのでなかなか質問もできませんが、堅苦しくない雰囲気が結構好きです。
お昼ご飯にはサンドイッチが出ました。今回のスケジュールがタフだ、といっている理由の一つが、お昼休みがなく、お昼の時間を非常に短くとり、食べながら研修を続けると言うところなのです。
サンドイッチは三種類ありました。ターキー、ビーフ、ハム&チーズ。
どれにしようか迷ってビーフをとって食べました。後の二つも食べてみたかったなぁと若干後ろ髪を引かれながら。
杞憂でした。翌日も翌日も同じサンドイッチが廊下においてありました。月曜〜木曜と毎日同じサンドイッチです。許してください。
会社で仕事が終わらず家に持ち帰って継続。しかも夜は夜で電話会議などすることに。ううむしゃべり続けて喉が痛い。
ということでお試しで買ってみたペプシあずき味を飲んでみることに。口に含んだときにあずきの味が……飲み干した後にあずきの後味が……うむむむむ。なんだか非常にケミカルなあずき味である。しかも後味の方、こしあんを食べていて、こしれてないあずきの皮が残ったようなざらざら感がケミカルで表現されていてものすごく違和感を感じるっす。こう、なんというか、ぺぷしそといいこれといい、なんでこれを出そうと思ったのか……お試しで買ってみようと思わせるためだけなのだろうか……。とりあえずもう買わなくてもいいや。
昨年に引き続き今年もサッカー観戦で山形へ向かう。昨年渋滞にはまってひどい目にあった教訓を生かし、今年は1時間早く2:00過ぎに東京を出発……したら事故も渋滞もなくさっくりと到着してしまいました。夜明けすこししたたりに宮城県・山形県境の蔵王エコーラインに入って紅葉を眺めつつ県境を越えます。朝のきれいな空気の中青空と木々の色がとてもきれいです。天気に恵まれてました。
その後松尾芭蕉ゆかりの山寺で階段のきつさにぜはーぜはーしたり、昨年と同じく和懐石のお昼ご飯を満喫したりします。目で楽しみ舌で味わうコース料理、満足です。
食後近くの物産直売所でお買い物。山形県産のお米・つや姫が新米で発売されていました。金曜日からだってことで発売ほやほやですね。玄米で買って帰って食べてみることにします。
そして本来の目的である試合観戦へ。結果は3-0で久方ぶりの勝利です。内容に一部うーんとうなるところはありますが、まずは久しぶりの勝利を喜びましょう。いやー山形いいところだね!<おい
その後、美味しい肉そばを食べたり夜の居酒屋で適当につまみをつまんだりとして食事の方を満喫しました。芋煮はやっぱり美味しいねぇ。