博物館とか行楽地とかは土日になると混みますから、行けるのであれば平日に行きたいですよね。そんな意味で、せっかくの平日休暇中ですからということで言ってきました。江戸東京博物館で開催中の「始皇帝と彩色兵馬俑展」。
実物の兵馬俑、一度は見に行きたいと思っていましたけどなにぶん西安に行かないと見られません(あたりまえ)なので、今回は是非みときたいなーと。
平日でしたが夏休み中のこともありそこそこ混んでいました。お年を召された方の中に混じって中高生やら子供の姿もあって、世代をまたがった客層でいいなぁとおもいました。ニッチな客層を狙うよりもそっちのほうがよい。
展示の内容はなかなかよかったです。兵馬俑兵馬俑と言葉には聞いていても、本当の実物大の焼き物の姿を見るとあらためてすごいもん作ってるんだなぁと思いますし、その表情、その衣服のしわの一刻みまでもがきちんと作られていることに驚きを感じます。後代の漢の兵馬俑が縮小サイズでかつもう少し作りが没個性的になっているの(それが本来なのですけどね)と比較するとまた際だっています。そのほかの装飾品のたぐいなども非常によいものが展示されていました。惜しむらくは展示数が120あまりと少し少なめだったので、時間としては1時間強で見終わってしまったことでしょうか。もっとボリュームを作ってくれるとよいのになぁと思いましたが。
あと、館内撮影禁止と言うのもちと残念。フラッシュが展示物によい影響を与えない(瞬間的に大量の光量を浴びせる事による劣化)のは分かりますけど、だったらフラッシュ禁止程度にしておいてくれればいいのに。
とりあえず資料として取り置きすることも含めて図録を買ってしまいましたが、やっぱり自分でも撮りたかったなぁと。いや、正直に言うと背中に背負ってきたD200が全くの無駄になるのがやだった、というのもありますけど(笑)