面と向かって聞かれると正直困ります。あれもできますしこれもできますが、全て人並みでしかありません。胸を張ってこれが得意ですと言えるような特技はありません。楽器も弾けなければ楽譜も見られません。絵も描けず、スポーツをやっているわけでもなければダンスを踊れるわけでもありません。長距離は走れませんし泳げません。料理が上手でもなければ衣服も縫えず、かといってなにか電子機器をつくれるわけでもありません。パソコンはいじっていますが、使い方を知っているというのはあくまでも何かをやるための手段を知ってるだけで、パソコンを使ってこれこれができるということとは明らかに違います。うーん。自分の特技ってなんなんだろう。本を読むのは特技ではないし、寝るのはちがうなぁ(笑) 何もかもが埋没してしまってるじゃん。
お金に対する私の意識は比較的淡泊です。まだ本当に金がなくて困ったということを経験したことがないからなのかもしれませんが、もちろん多いに越したことはないにしても、その少しの差を埋めるために今の苦労が増えるのならば今のままでもいいかななんて思ってしまうことがあります。本気で成功したければとにかくがむしゃらにやる時期がなければだめだということはよく聞きますしそうやっている人も実際に多いです。でも、どうしてもそこまで本気になれないのは、そこそこで満足してしまうからなのかもしれません。大学卒業時に当時の担当助教授にいわれたことがあります。お金はあって困るものじゃないが、そればっかりに固執しても意味がない。最低限、そのお金がないことで自分がなにかを妥協しなければいけない、ということを避ける程度の蓄えがあれば、あとは自分のやりたいようにやればいいんじゃないかね、と。
大学卒業当時の貯金はほぼゼロでスタートしました。バイトもほとんどしない大学生活でした。そのころを思えば、今は飲み会にも比較的気軽に行けますしある意味恵まれた生活になっています。こういった状況で、そこで落ち着いてしまったらそれでおわりだと思い、さらに上を目指すため、成功するために日々努力を重ねている方々も多いのでしょうね。あるいは先行きが不安だから少しでも多く貯蓄をしておきたい、と。
しかしそこまで意識が向かない自分がいるんですね。。。。あははは。
なんていえばいいのかな。すこしの無駄遣いができて、きちんと生活できて、少しでも貯金ができれば、それはある意味幸せなこと。そんな風に思っています。