土曜日。当初の予定では竹富島を自転車借りて走ってみようかなどと思っていたのだけど、天気は相変わらず雨だし気温は低いしで、正直五、六時間ももたない自信ばっちり。なので当初いくつもりのなかった西表島までいこうと思う。目的は西表温泉。温泉あるんだよーとは聞いてたけどさすがに行けないよなーとおもっていた場所。なんとまぁ。そんなところにばっかり足を運んでるよ。
石垣島から西表島には高速フェリーが走っています。三十分強でつくのだけど、温泉に近い方の港行きは残念ながら悪天候のため欠航。大原行に乗り込みます。動き出して、船の速度はたしかに速いなぁとおもいつつ、あっというまに西表着。さて、どうやって温泉に行くもんだろうかと調べてみると、バスは走っているものの次の時刻は二時間後。タクシーはすべて出払っていてなし、とかなり悲惨な状況。仕方がないのでレンタカーで行くことに決意。一番安い軽自動車を一番短い時間で借りて出掛けます。軽は車高が高い割に軽い分風に煽られまくります。海沿いの風の強いところは特にそう。今回はカーナビもないので適時地図をみながら自分がどこを走っているのか確認しますけど、西表島、幹線道路は東岸〜北岸にかけてを走っている一本道のみなので間違いようがありません。カーナビなくても大丈夫だわ。
当初は温泉往復のつもりだったけど、車を手にして機動力を手にしたのであれば、その先にも行ってみようと思い、星の砂海岸まで足を延ばします。ところどころの駐車場に停まって写真を撮りながら行くのは昨日の石垣と同じくに。
いやー寒い寒い。海岸はホントに寒いっす。結局この滞在ジャンバーは手放せなかったしな。そんなわけで早いところあったまりたいと思って、通過した西表温泉へ再度戻ります。
西表温泉、日本最南端の温泉ということで、ざぶんとつかって疲れをほぐします。やっぱり温泉はきもちいいわー溶けていきそう。露天風呂は屋内にちっちゃいのがひとつと、水着着用のでっかいのが外にありました。内側は普通でしたけど、外側は庭にいくつか湯船があって、周りは原生林ぽい木々に囲まれていて、なんとなく、温泉=冬の日本の風物詩、というイメージからは掛け離れた感じです。一風変わっていてよろしかったです。外露天には透明でぬるい屋根なし湯船と、茶色で熱い屋根有り露天の二つがありました。そのうち小雨が降り出して結構な人がいなくなってしまったので、ぬるーい湯船にざぶんと浸かって、顔以外沈めてゆったりと浮かびながらだらだらと過ごしていると気持ちいいです。露天にはプールも併設されていたのですが、このプールは温泉ではなく真水らしく、温度20度と書いてありました。さすがにそれにははいれませんって(笑)
しかしながら、温泉に入るという目的のためだけに、船に乗りレンタカーを借りて行く・・・いくらかかったか考えるのはよそう(笑) タクシーが貸し切りで出払ってるって台数が少なかったのかな・・・きちんとしたシーズンに来ればもっと動きやすかったのかなぁ。
前日から、夕食は気持ち的には石垣牛だったのだけど、石垣島に帰ってきてから行こうと思った店についてみると、既に予約だけで一杯らしい。予約は時間に縛られるのでやっていなかったのだけど、いっぱいと言われればしょうがない。近場で食ったのだけど、正直値段の割に見合わない。肉自体はよいのだろうけど味付けが濃すぎてそっちの味がとにかく勝ってしまって肉の味も何もあったものではない。もうちょい考えようよ味付け具合をさ・・・。少し失敗。