画質
8.5
使い勝手・機能
9
各種の画像は→こちら
【コメント】
DS9から主に使い勝手・機能を改善してきた点は評価できます。・ステーション接続の問題が解消されました。→DS7寸評参照、DS9寸評参照
・アナログ入力対応、それもメディアコンバーター機能付きです。
ソニー機のメディアコンバーター機能の性能で大きな不満であった、
明るさが大きくかわった時に水平/垂直方向に画がずれたり、
モザイクエラーが出たりしていたところは無いようです。
(SONYの方もTRV20では改善されている様です)。次機種には、テープ出し入れが三脚に取り付けたままでできるようにしていただきたい。
基本的な画質/音質はDS200とほとんど同等、感度がわずかに向上した程度の差と考えますが、
DS9の評価で述べたように、画質はあまり欠点の目立たない好ましいものです。
セールストークの手振れ補正機能ですが、期待していた程のDS9からの改善は見られませんでした。
手振れ補正のようなシステムの性能は、光学式補正&センサ-検出式の採用したから良くなるというもので無く
いかに手振れ量を正しく検出して、好ましく打ち消すかというノウハウにあるので、二年目に期待していたのですが
少々期待外れです。次機種に期待しています。
次機種への希望に、NV-DJ100式のオートホワイトバランスの採用もあわせて希望しておきます。
飛び抜けた所はありませんが、どこで撮っても破綻は少なく、かなり安心して使える完成度の高いカメラだと評価します。
販売価格を考えると、画質/音質の面からは、現在(2000年春)ではコストパフォーマンスにもっとも優れていますが
静止画用途ですと不満が残るかもしれません。