管理人(その他)のコメント
レイ 「わたし・・・・わたしのようで、わたしでない・・・・」
カヲル「ほえ? 君は一体何を言っているんだい?」
レイ 「わたしはこんな服を持っていない。わたしはこんな公園に行ったことがない。わたしは・・・・こんな笑みを浮かべたことはない・・・」
カヲル「でも、君は君。それ以上でもそれ以下でもない。それに、人の記憶というのは曖昧なものだからね。覚えていないことだって結構あるさ」
レイ 「・・・・そうかしら・・・・」
カヲル「それに、君はこんな笑顔を浮かべたことはない、っていうけどね。そんなことはないさ。僕は君がそう言う笑顔を浮かべている姿を知っているよ」
レイ 「・・・・・どこで、そんなことをしたかしら?」
カヲル「決まってるじゃないか、綾波レイ。君がシンジ君といるときだよ。それと同じ笑顔さ。・・・たぶん、この写真を取ったのはシンジ君だろうね」
レイ 「・・・・何を言うのよ・・・・(ぽっ)」
カヲル「何の警戒感もない心からの笑顔。きみがそれを見せるのはこの世で一人。シンジ君だけだからね」
レイ 「・・・・・そうかしら・・・・」
カヲル「まあいいさ。君が信じられないのなら、シンジ君に直接聞いてみるといいさ。此の写真に見覚えがあるかどうかってね」
レイ 「・・・・わかった。そうする」
カヲル「それに、そろそろここから逃げ出したほうが賢明だろうしな。なにしろほら、アッチから足音が・・・・」
どたどたどたどたどたどたどたどたっ!!
アスカ「ぬぁによっ!! この写真は!! アタシの知らない間にシンジとファーストの奴はっ!! ・・・・って、どこに行った、出てきなさいいっ!!」
カヲル「・・・・・ほら来た・・・・」