夜
夢がはじけて、アスカは目を覚ました。
(ふう、嫌な夢・・・あの頃の夢を見るなんて・・・)
身を起こすとたおやかな裸身が月光に浮かび上がる。
腰の所まで伸びた赤毛が汗をかいた背中に張り付く。
アスカは額の汗を拭いながら、ふと横を見た。
シンジの穏やかな寝顔がそこにある。
(シンジ・・・)
起こさないように、そっとベッドから降りてシャワーを浴びに行く。
(・・・そういえば昔はよくこうやって夜中にシャワーをあびたわね。
嫌な事が多かったから・・・。)
さっぱりしたアスカは冷蔵庫から牛乳を取り出して飲む。
「ふぅ」
髪の毛を専用のタオルで拭きながらリビングで深夜放送を見ているアスカ。
(それにしても、どうして今頃あんな夢を見たのかしらね)
髪の始末を終えたアスカは再び寝室に入る。相変わらずシンジは夢の中である。
「もう、シンジったら。私が居なくなったのにも気がつかないなんて・・・」
起きれば起きたで文句を言うだろう、アスカなら。
隣に収まったアスカは寝息をたてているシンジの額の髪の毛を弄りながらつぶやく。
「ねぇ、シンジ・・・シンジは今どんな夢を見てるの・・・」
「私は嫌な夢を見ちゃった・・・ねぇ」
「ねぇ、シンジ・・・私のこと・・・守ってくれるよね」
「シンジの事は私が守ってあげるから・・・」
アスカは額に軽くキスをして横になった。
次の瞬間アスカは横から抱きしめられた。
「!・・・シンジ・・・起きてたの?」
「・・・・アスカ・・・・好きだよ・・・ ずっと、ずっと守るから」
「シンジ・・・ありがとう・・・私も大好き・・・」
軽くキスを交わす二人。抱き合ったまま、再び眠りの世界に入っていった。
ども、pzkpfw3です。13万記念第2弾です。内容は・・・(^_^;)
まぁそういう事です。制作時間30分・・・。一応チャレンジャー海淵小説の設定
を引きずってます。ではまた。
オヤヂたちの集い(^^;
ゲンドウ「どうだ、冬月」
冬月 「だめだ。情報が少なすぎるな」
ゲンドウ「この二人に何があったかわからないのか」
冬月 「このような事態はわたしのシナリオにはないよ。それを分かれというほうが土台無理なのだ」
ゲンドウ「むう・・・・」
冬月 「おお、そうだ。こういう時には後書きを読めば作者の意図が分かるはずだが」
ゲンドウ「何、本当か・・・・チャレンジャー海淵小説・・・・」
冬月 「これは失敗したかも知れんな。まったく訳が分からん」
ゲンドウ「制作時間30分・・・・」
冬月 「特に話と関係はなさそうだな」
ゲンドウ「では、仕方あるまい。チャレンジャー海淵とやらを軸にこの小説の調査を進めるしかあるまい」
カヲル「あの〜」
ゲンドウ「何だ。秘密会議中だぞ」
カヲル「自分で秘密会議って言わないでほしいね(^^; その小説について、ある情報を盛っているんだけどね、僕は」
ゲンドウ「何、本当か」
カヲル「チャレンジャー海淵小説・・・・その実態は」
二人 「「その実態は?」」
カヲル「まだ、完成していない小説さ。情報の集めようがない」
二人 「「・・・・・・汗」」
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