久しぶりのデジタルガジェットですよ。http://www.kingjim.co.jp/pomera/で記載されているテキスト入力専用に特化したpomera。発表当初製品をみてどぎゃーんとストライクゾーンに直撃して、昨日秋葉原ヨドバシで製品をみてまたどぎゃーんと来て、今日帰りがけに買ってきました。
一つの機能に特化した製品は、マルチ機能な製品に比べて特化している分単純に動かせるという利点はありますしね。いろいろできる分かゆいところに手が届かないというものにくらべれば、ある意味小気味のいいくらい割り切っているという製品は意外に好きです。これもメモ帳というか携帯型ワープロといえるかも。
買ってきたのは天板が黒のモデル。天板は光沢仕上げ。写真を撮るときに写り込みのないように撮るのが大変でしたよ。大きさは文庫本サイズ。重さも文庫本くらい。この小ささはザウルスと比べてもそんなに変わらない。ちょうど光沢じゃない出っ張り部分だけ大きいというのが差異かなぁというところ。マニュアルもきわめてシンプル。というかほとんど読む必要なくセットアップができる。うむむよいですなぁ。
このキーボード開閉ギミックがよい。非常によい。開くとキーボードの大きさはノートPCくらいのおおきさに。B5〜A4の間くらいだろうか。キーピッチ17mmって言っていたかな。一部のキーは狭めだけど。ただ右側のキーボードが若干不安定。固定ギミックが甘めなので、かちっと音がしてもしっかり固定されていない。底面になにやら右側を押さえるためのプレートがついているけど、正直これ何の役にも立ってない。むしろ邪魔。いらない。キーボードの出っ張りを押さえつけてる感がまるでないので。これはいらないなぁ。
あと電源投入時の時間は確かに短いのだけど、電源ボタンを長押ししないと電源が入らない。もう少し短く押すだけで電源が入ってほしかった。長押しは正直なところ勘弁。キータッチはなかなかよい。展開型だけど(上で書いた固定が少し甘い以外)たわみはほとんどない。ぺちぺちの感覚はこのキー構造だと仕方ないので許容の範囲内。結局のところこればっかりは慣れだからね。しばらく打っているとそれなりになれてきた。
画面は表宇順で24×24文字。VGAっていうからどれだけ小さいのかと思ったけど、実際にみてみるといやいや小さいとは思わない。画面のサイズの割には文字数が多くてなかなかよいかも。というか最初に書いたとおりワープロレベルの使い方であればこの文字数でも問題なさそう。モノクロ液晶はバックライトがないので太陽の下での見え方はどうかわからないけど、蛍光灯の下では非常にきれいに表示される。これはいい。
1ファイルあたりの最大サイズ8000文字というのは、書くぶんにはいいけど読む際にはちょっと問題になるかも。pomeraで書くときは制限に達した時点でわかるけど、ほかで使ったファイルを読み込む、という際に相手が8000文字とかを考慮してくれるもんではないですからね。……まあ、これでわざわざほかのファイルを読むかと言われるとちょっとそれは別問題かもしれないけど。
使っていっていいこと悪いことは洗い出されていくだろう。とりあえず久しぶりの新しいおもちゃで満足満足。こいつの使い勝手が自分の用途にマッチしていたら、もし次のいろいろな要望を取り入れたりした改善版製品が出てきたらまた買ってしまうかもしれない。それくらい文字を書く人にはいいもの、といっていいかも。さあ買うのだ!
寒かった。暖かいものが食べたかった。そして週末林さんにお土産で味噌煮込みうどんをもらっていた。さあ食べなければ。ということで鶏肉とキャベツと大根としめじ買ってきて、煮込んで食べる。熱々。うまー。お腹いっぱい。
よし、原稿書け。