年明けから数えるほどにしか帰っていない実家にいい加減一度は帰ってこい指令を受けていたので、じゃあということでこのタイミングで帰宅することに。天気は折から雨。といっても降ったり止んだりのタイミングなので、あまり気にせず傘も差さずに帰る。ちなみに目覚めたのは予想通りというか何というか昼過ぎですが何か?
古いデバイスに保存されているデータをHDDに移してCD-Rに焼いていくという作業を帰宅するたびにやっている。こないだまでの作業でフロッピーディスクのデータを焼き終わったのでこれで一段落かと思っていたら、大物を忘れていた。それはZIP。iomegaが出していた、1枚あたり100MB保存できるという記録媒体。当時記録媒体で1枚100MBはものすごい大容量であった……まあ今となってはあほらしいほどのサイズだが。そういやそんなものを買ってあったなぁと思って引っ張り出して取り付けてみる。パラレル接続なんて今や化石ものだわ。プリンター以外にパラレルポートに接続するものがあるなんて知ってる人は少ないだろうなぁ。いやそもそも今じゃパラレルポートすらないか。
で、取り付けたドライブにZIP入れてみたら、うわ出るわ出るわ、なくしたと思っていた過去の記録データがざくざくと。10年前に作成していたデータがこんな形で残っていたとは、とちょっと感激(笑) 特にどうしても見つからないなぁとあきらめていた写真アルバムデータが発掘されたのはある意味望外だったわけだ。
ただ難点もあり、2,3のファイルは読み出すことができなかった。フォルダの更新日を見る限りこのzipを使ったのは1998年が最後のようなので、10年ほったらかしにしていたわけである。ううむ、10年で読み出せないファイルがでるということは、あまり長期保存には向かないデバイスであったか、と。予期せずテストしてしまったわけだ(笑)
読み出しも書き込みもパラレル経由だからUSB2.0に比べると遅い(USB1.1に比べても遅い)し、なんだかアクセスしている間はパソコンがひどくI/O処理待ちのためかレスポンスが悪いのだが、一昔前は重宝していたんだなぁ、と残していたデータの重要度から過去の自分を思い出してみる。
実家に帰ったらなぜか兄貴も帰ってきていた。この顔ぶれで集合するのは盆暮れ正月くらいしかなかったはずなので非常に珍しい。適当に近況聞き流しながら飯喰い酒飲む。部屋の整理をしながらさらに会話。まあいろいろと。