そう言えば少し前に先輩と会話したのは、数ヶ月住んだことのある街はどこかというもの。今の仕事は奇跡的に転勤がない(一部語弊あり)ので、今回のように引っ越しもある程度安心して部屋を選ぶことができるわけだが、これが「いやいや来月から君札幌ね」とか言う話であれば、腰も落ち着かないというものである。
ちなみにこの3x年の人生で、数ヶ月以上にわたってホテル以外の住居に住んだことのある場所は東京、千葉、長野、アメリカの4カ所。うわ最後の一つが偏ってる。この部分が先の一部語弊ありのところで、転勤ではないが出張があるのでね。嫌いではないし楽しいこともあるのだけど、なにぶん2週間後からとか言う話になると数ヶ月先の予定が立てづらい。
仕方がないのでお誘いを受けたときには、「行きます。ただし日本にいたら」という、ある意味相手が反応に困るであろう一言を加えてお返事をしている。同行人数確定できないのでは誘いづらいよなぁ。。。反省したい。
そういえばここしばらく鬱陶しいなあとと感じることの多かった髪の毛だが、気がつけばもう3ヶ月以上髪を切りに行っていないことをつい最近思い出した。髪の毛が短いときにはちょっと放っておくともっさり感が目立つので「ああ切りに行かないとなぁ」という気持ちになるのだけど、長いと長いなりになんとなくごまかせてるような気持ちになってしまう。いやどうも気持ちになっているだけでごまかせていないと言うことに最近気づいたようなのだけど、あえてそこからは目を背ける方向でいたわけだ。
まあそうはいってもそろそろ切りに行かないといけないと思い始めた。さすがに4ヶ月切ってないとかいう事態になるといろいろと問題になりそう。雨がまだ降ってない中散髪にでかけたら、店に入る直前にどしゃーっと降ってきた。ぎりぎりセーフ。毎度の事ながら切ってくれる人は「いやぁ長いっすねぇ」「伸びるの早いっすねぇ」と行ってくれるが、いやいやいや私3ヶ月来てませんから! そりゃ伸びますから! という内心である。そして散髪が終わったときには雨は上がっていた。
お、いいタイミングかなと思ったのだけど、またその後降り始めてきた。ちょうどお腹も空いていたしとおもって昼ご飯を食べていたら、なんだか土砂降り状態に。しばらく続きそうだったので、食後ちょっと移動してアイスコーヒーを飲みながら小一時間つぶしてみる。地下の喫茶店だったので雨の状況はわからなかったけど、地上に出てみたら土砂降りが普通降りくらいに。そして帰宅。
まだまだ落ち着かない。自分の家という感じがするのはしばらく先のことであろう。せっかく新しい部屋にしたのだから自分の好きなように構築したいよなと思っていたら、なぜか早速エレクターラックの上に飛行船と飛行機の模型が並んだ。ダメな感じ全開。さらにネットでオーダーしたカーテンが縦に予想外に長すぎ、横に予想外に短かったことが判明。……なんとなくここでもA型のダメさが顕在化しているように思える。妙なところ几帳面な割に、妙なところ適当なんだよなぁ。とりあえず悩んでもしょうがないので、気が向いたら買い換えることにしよう。そのときはあと10cm短い感じでひとつ!>未来の自分
そして一言過去の自分に言いたい。広い部屋って本当にお前自分の希望なのか? こぢんまりとして手元に何でもそろう方が良かったんじゃないのか?<今更言うな
まだまだ自分色に染めるには時間がかかりそうな感じだ……。
今年一番のショッキングニュース。自分にとっての。
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/3286.html
2002年に会社が設立され、ツェッペリンNTを日本に運んでくるまでの苦労もさることながら、2005年の日本初飛行後、遊覧飛行にこぎ着けるまでの様々な労苦を耳にしていただけに、これは本当に辛い。来日当初多くのメディアで取り扱われた一方で、日常運行になるにつけ「飛んでいて当たり前」と思われてしまうことによる話題性の低下。いやその「飛んでいて当たり前」を実現することが望まれている一方で、当たり前になってしまった後の収益確保がなかなか難しくなるのではないか……素人考えに思っていたのだけど。
遊覧クルーズの値段が高いという話を知り合いからはよく耳にする。当初の2時間半コースで17万円くらい、今の東京クルーズでも6,7万くらいか? しかし運営コストが実際いくらになるかわからないにしろ、一日に乗せられる乗客数を考えると結構ギリギリだったのではないかなぁ、とも思ってしまう。便数を増やし乗客を増やせば値段を下げることも出来るのだろうけど、なにせ1隻しかないのでは回す数も上限がおのずと出来てしまう。東京の離発着場、九州の整備基地の維持費も馬鹿にならないだろうし……。
広告宣伝のスポンサー探しも、昨今の不況で探すのが大変だったのかもしれない。ぎりぎりの中で走って行った先の今なのかもしれない。それでも、でもなおツェッペリンNTに日本の空を飛んでいて欲しいと思ってしまうのは贅沢なお願いなのかもしれないのかな。
難しいかもしれない。でも事業継続されるんだったら乗りに行こう、と固く誓いながら、日本飛行船の今後を注意深く見守っていくことにする。
ああ、しかし本当にショックだ……。