笑い話・ショートショート

ショートショート


  1. ★顔が悪いんじゃない? (00/10/12)
  2. ★かわったんだ... (00/10/12)
  3. ★スポーツ心臓 (00/10/12)
  4. ★受付嬢? (00/10/12)
  5. ★泥棒!? (00/10/12)
  6. ★ほかのこと (00/10/12)
  7. ★青春の教室 (00/10/16)
  8. ★百まで生きたい (00/10/16)




★顔が悪いんじゃない?
友人M嬢は優しいことで知られていた。
ある日、あまり話したことのないクラスメートに、例によって優しく声をかけた。

「ちょっと顔が悪いんじゃない?」

彼女は、「顔色」と言いたかったのだろう。
しかし、普段からねたまれると言った経験がなかっただけに、誤解を解くのに困難を究めたことは言うまでもない。

★かわったんだ...
結婚した教え子から年賀状が来た。
「 性 が変わりました」と書いてあった。

★スポーツ心臓
母は、嫁いだ時から農業に励み、また農閑期には勤めに出て働き、家の中の何から何まで一切引き受け、とにかくよく働くという 生活をしてきた。
ある年の健康診断で、「心臓に異常がみられる。再検査を。」との結果が出て、本人はもちろん家族も驚き、心配した。
後日、再検査の結果が出て母から聞いた言葉は、「スポーツ心臓って言うんだってさ。とにかく、全然心配はないんだって。」
母は、スポーツ心臓がどんなものなのかよくわからなかったらしい。
でも、長年スポーツをしててスポーツ心臓になってる人は、急にスポーツを止めるといけないらしい、、、
ということは母も働き続けなければならない・・・・?
私は、心の中で「がんばれ、がんばれ!」とエールを送りました。

★受付嬢?
私の友達はとても美人です。美人なので会社の受付をしていました。
新人の頃の話しですが、来客と電話が同時でした。まだ新人の彼女はどうしたらいいのかわからず、しばらく(一瞬)考えて、目の前のお客様に向って”もしもし”と言ってしまったらしいです。お客様も唖然としていたそうです。

★泥棒!?
これは 去年の夏 日本に 一時帰国した人から聞いた話です。
その人(仮に M子さんとします)が あるデパートで友達のY子さんと一緒に 買い物をしたあとM子さんの家へ 帰ろうとした時 引ったくりにあいそうになり

「きゃー どろぼー!!」

と叫ぼうとして なにを思ったのか

「きゃー ブラボー!!」

と 叫んでしまったそうです。

★ほかのこと
お互い忙しくてなかなか会えない彼女と電話で話していると
彼女: 「私と会えないから淋しい?大丈夫?」
私 : 「大丈夫だよ。淋しさを紛らわせるために、ほかの事するから。」
彼女: 「あ〜そう!!ほかの子とすればいいでしょ!!」
電話はいきなり切られた。
私はなにがあったのかしばらく理解できなかった。

★青春の教室
授業中、僕はぼんやり窓の外を見るのが好きだった。
授業が終わったら何して遊ぼうかとか、どこか遠くに行きたいとか、いろんなことを
隣の女子校で体育をやってたりすると、それはもう食い入るように見る。
はちきれそうな太もも、のびやかな肢体、見てるだけで僕の胸はドキドキした。
あのコがいいとかこのコもいいとか、授業中だってことなんか忘れてずっと見てた。

でもそんなことしてると、いっつもジャマが入るんだ。

「先生、授業してください」



★百まで生きたい
ある男が医者に百歳まで生きられるかどうかたずねた。

医師: 「あなたはタバコや酒をやりますか?」
男:  「いいえ、どっちもやりません」
医師: 「賭事とか、車を飛ばすとか、女にうつつをぬかすとか?」
男:  「そんなこと、全然興味がないんです」
医師: 「そうですか、じゃ、あなた百まで生きて何するわけ?」