【狂恋デカダンス】
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一方、帝都新聞社の記者・松前良子の下、見習いとして働きだした薫子

娼婦連続殺人事件の証拠も警察の前ではあえなくゴミ扱い

ふたたび証拠を求め取材に出向く松前

娼婦・司令官子、桃奈から有力な情報を得る 

バーカメリアの地下では阿片売買と秘密のパーティーが開かれていた

それに気づいて一人で地下に乗り込んでいき、ヤクザの組長・青凪、組員の顔村に捕らえられる薫子

「お嬢様が、余計なことに首をつっこむからこないなことになるんや!!」

八重を目の前で失い、命令とはいえ罪を重ねてしまった冬二郎

父親殺しも菊千代ではなく自分がやったことだと気づく

「菊千代・・・お前は俺だったのか・・・」

地下室に火を放たれ絶体絶命のピンチ!

しかしやはりこのお方の登場だ 日本ヶ丘蓋三郎!

「ドイツのおいしい水をかぶって、早くここから抜け出しな!!」

阿片中毒のためリハビリを余儀なくされた薫子

「お嬢さまにはこのおゆうがついておりますからね」

阿片売買・父親殺しと罪を重ね投獄された冬二郎

桂木から一通の手紙が届く

「お前は変わらないな。桂木。」

静かに桜の花びらが桂木・冬二郎の上に舞い落ちる・・・

まるで卒業式の夜のように・・・