■ 1999年8月 ■
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そのオートボディフィラーですが、知り合いに頼まれ今日買いに行ったら 「メーカーの方で製品の切り替えをしていて、新しい奴になるんですよ」 と言われました。製造中止らしい。 新しいモノはキメが荒いモノと細かいモノの2種で、”す”が入りにくくなり 硬化が若干速くなるそうです。 となると、ボークスのはすでに新しい製品なのかも? http://www.kannet.ne.jp/hiragana
WF直前企画として この時期に役に立ってくれていて、模型店にはあんまり置いてないもの集めてみました。 いろんな人から聞いたりして使ってるものたちです。 1:100円バット 2:キャストの注ぎ口 などなど この時期なんで写真取れたのだけですけど載せてみました。 知ってる人は使ってると思いますけど、結構知らない人も居ると思うので ちょっと見てやってください。 >佐津川(SA-ss)さん オイルブリードタイプは粘度が高いので 真空脱泡が無いとちょっと辛いとの事でした。 いろいろと勉強になりました。 >いとーさん 冷やしキャスト良好です。 専用冷蔵庫になってしまいまいたが...(-_-;)ばれたら怖いな http://www3.vc-net.ne.jp/~kit/
ワッカーの新しい型番(ここ2/3年)のさらさらしたやつは 開発のとき試作品に付き合わされて苦労しましたが 油分が真空蒸発で飛んでしまうオイルブリードタイプに仕上がりましたようで 真空には使い物にならんでしたが、一般用には評判です http://www2.wbs.ne.jp/~s-c/sa-ss/
冷やしキャスとやってみました!! いい感じで流れるんですけど ここんとこの湿度で汗かきまくりみたいっス 気泡が入りはじめちゃいました。 皆さんはどうしてるんでしょうか? http://www3.vc-net.ne.jp/~kit/
オイルブリードタイプについては、ダウコーニングさんと東芝さんの 情報しか聞いてません? ワッカーってどちらかのことでしょうか? ついつい試しニレプロスロー(反転剤)を購入何の型に試そうか考えております。
ワッカーケミカルズイーストアジア株式会社 シリコーン事業部 営業第一部 電話 (03)5272-3133 技術センター・工場:静岡,明野 と、頂いた名刺に書かれておりますが… レプロスロー…ですか…開封すると底に激しく沈殿していると思うので 根気良く攪拌してください…攪拌機が無い場合…カンバッテね http://www2.wbs.ne.jp/~s-c/sa-ss/
>佐津川(SA-ss) さん ぎゃふん WF終わってからに決定 いまやったら身体もたないっす。 そういえばフレッシュのキャストの色って何処も同じなんでしょうか? 僕はハイキャストしか見たこと無いんです。 WAVEさんからも出てるって聞いてはいるんですけど... どうなんでしょうか?
「ARI」さま >WAVEさんからも出てるって聞いてはいるんですけど... すみません静岡で近所に販売店がないので見た事がありません 原液と硬化物を見てみないと推測すらできません 材料問屋さんからの情報もありません >ぎゃふん >WF終わってからに決定 >いまやったら身体もたないっす。 電動ドリルがあれば金属棒で ドリルチャック↓┏━━━━━━┓ ┃ ┏━┫ ┃ ┗━━━━━━━━━━━┫ ┃ ┃ ┗━┫ ┃ ┠←─30センチくらい─→┨ ┗━━┯┓ ┃ φ5ミリ └┨ ┃ ┃ ┃ こういうのを作れば攪拌機になります ┃ ┃ ┗━━┛ http://www2.wbs.ne.jp/~s-c/sa-ss/
レプロスローの注意点 @主剤/硬化剤、各々先ず良く攪拌すること Aゴムの比重が1.2〜1.3/ウレタンが1ぐらいなのにたいして レプロスローの比重は1.9なのでゴム型から必要量を計算! B混交後の攪拌/型流し作業時間は10分〜7分以内に終える事! C金槌などで型枠を叩いて脱泡 D型枠はレゴなどの樹脂製品だと溶剤分で溶けますので木材で枠組みを! 離型剤にワセリンをたっぷり塗りたくること (裂けないように注意してアルミフォイルで保護すればスチレンボードでも可) E3時間ぐらいで硬化しますが強度が出てくる完全硬化には6時間ぐらい http://www2.wbs.ne.jp/~s-c/sa-ss/
なるほどドリルですか。 型枠なんですが実はレゴブロック派なんです。 前途多難です...
「ARI」さま >WAVEさんからも出てるって聞いてはいるんですけど. 今回のワンフェスで1部 WAVEのフレッシュ使いました。 ハイキャストのフレッシュとくらべてはいないのですが、 まあまあいい感じです。 今回ぎりぎり間に合わせた1/4スケールのキットなどは、 塗ってる時間がないので、抜いたままのフレッシュに直接 顔とか描いてしまいました。描いてる途中か!!? 今日は寝れないかも。
>「はやし」さま ほとんど缶詰だったんで見に行けませんでした いい機会だったのにすみません WAVE人気って根強いようですね
はじめまして、大阪在住の芸人と言う物です、今月よりプーになった記念に ネット始めました。 やっぱりイイですね、こういうディスカッションを見ず知らずの方々と気軽に できると言うのは。 WF行かれた方、お疲れでした、今回は島の場所が悪く、なんとなく盛りあがりに欠けていたような気がしましたが、A・Bエリアはやっぱり盛況だったそうで、 配置運の悪さをちょっぴり呪ってしまいました。 去年の夏から独立出展しているのですが、売り物のメインはなんというか、 『裏プラモ大好き・GK編』みたいな小冊子をだしてます、今回はHTML形式の CD版を発行しまして、内容は、何だかここのBBSみたいです、冷やしキャストや道具・工具類の紹介(個人向け)などで、面白おかしくやってます。 ちなみにディーラー名は ヱビス堂 です[C−18−05 広告あり] ちょくちょく見に来ますんで、揉んでやってください。 ちなみにCDは後30枚ほど余ってます、興味のある方、めえる下さい、1枚 500円+送料です。 (管理者様→→→売買ネタ禁止でしたら消しておいてください)
の為、参加できずすみませぬー。 芸人様> 話に参加した上での流れでの売買話はオッケーです。イキナリの宣伝は困りますがー。 今後もどうぞよろしく。
不躾でどもすみません、これからよろしくお願いします。 それでは掛けつけ3杯ほど… レゴブロック系< 内壁面に布粘着テープか同サイズの透明粘着テープを貼って目張りすると よろしいかと、取りまわしが良いのが前者、精密性が高いのが後者となります。 ブラックハイキャスト< 顔料がたっぷり底にたまってマス、1日1回はバーテンにならにゃならんとです、 あと、攪拌もいつもより多めにしたほうが良いです、色自体は見た目混ざった ように見えますが、実のところかなり混ざりにくく、おまけに顔料が多すぎて ちゃんと混ぜても硬化不良になる率が高かったです。 ちなみにアイボリーA液100gに3〜5gほどブラックA液を混ぜますと イイ感じのサフ色になります。 レプロスロー< これって所謂『反転型母材』ですよね(違ってたら忘れてください)、縮重合 タイプでこれを使うとゴムから抜けたアルコールの分、パーティングラインの 縁の所が反っちまって成型品のパーティングラインが逆への字型に凹んでかなり 嫌な思いをしましたが、そこのところ、今はどうなんでしょうか(やったのは 4年前) それでは…。
>嫌な思いをしましたが そうですか…それは大変災難でしたね シリコーン型ができたら、ゲートを切って2〜3発テストして すぐに『反転型母材』を作ると変形が少ないです 昔は樹脂石膏やチョコレイト(通称で本当は、電気絶縁体用の工業用ウレタン)を 使ったもので、それから比べるとレプロスローは扱い安い材料になります 話題を変えて身近な材料から…スーパーなどの買い物袋なんですが 内側にかなり強力な離型剤が塗布されているようで 袋を裏返してウレタン作業の下敷きに使っています あと分厚くて丈夫な板に裏返した買い物袋をピンと張るように貼り付けて 水準器で水平を出してそこに割り箸で枠を作りウレタンを流します 半硬化の段階で剥がして切りぬき形をつけて、マントやスカートなど 作っています、こうすると均一な厚みの薄物が出来るので 型取りしても複製品が部分的に薄くなり穴があくことが無くなります 「慟哭そして…」の「笹本梨代」はこの方法で作っています http://www2.wbs.ne.jp/~s-c/sa-ss/
>佐津川さま ビニールっスかあのきっと見た時にどうやったんだろう? バキュームかな?? なんてかってに思ってましたが、そうやってたんですか、 あの白地にほんのり透けた肌色はどうやってるんでしょうか? よろしかったら教えて下さい あと 薄物抜く時につぶれて向こう側が透けてしまったりしますが 失敗しないためのコツとかありますか?
あの白地にほんのり透けた肌色は塗装表現です、コツは先ず肌色を下地塗装して 肌から浮き上がったところは肌色に近い色味の灰色でグラデーションを入れます 最後に白とグレーで薄吹きのエアブラシ塗装を均一に行います 生地が肌に接するところは白(ほんとは完全な白でなくグレー)の下から肌色が 透けて浮き出すように見えます もう一つのコツは、肌色の上に薄吹きの塗装を行なった時、重ねる塗料によって 肌色が赤(ピンク)か黄色(黄色肌色)に色相シフトするので、予め実験して 下地肌色を調整しておくことです 類似のことは、白にエアブラシ塗装のクリアーオレンジで薄いと黄色みがかり 濃いと赤みがかり、肌色に白を混色すると黄色みが消えてピンクな肌色になる ことで経験できます…色彩学で分光特性を習うと理屈が解ります(理論上は) それより経験で体感した方が身に付くと思います 薄物はたとえ均一の厚みでもゴムの弾力と溶剤気を吸ったゴムがふやけることで 数を生産すると何れは中央が薄く透けて穴があくようになります ですから前もって中央部は縁よりも厚く作ります、たいがいは逆に作ってますね ダイアルキャリパーという厚みを計る計測器を私は使ってますが指の感覚でも ある程度解ると思います http://www2.wbs.ne.jp/~s-c/sa-ss/
>佐津川さま 塗装でしたか..... 初めてJAF・CONで見たんですけど、 プラバンをヒートプレスしてぎりぎりまで薄くしたのかな? なんて、恐ろしいことを考えてました。 (キットに出来ないもんなそれじゃ) 重ねて質問です、 薄物を複製するときシリコンの浮力で浮いてしまったり 下にシリコンが入り込んでしまったりするんですが 防止方法や注意点はあるんでしょうか? 凹凸があればまだ良いみたいなんですが 食われるならまだよくって 致命的なことに反転のときに外れたりしちゃうんでキビシイです。 追伸 そろそろまた 薄物、長物、細物、尖り物、 の複製にイジメられることになりそうです。 http://www3.vc-net.ne.jp/~kit/index.html
うちでは ワセリン(薬局で売ってます)を塗って貼り付けて、はみ出たらふき取り ます、ゴム/ゴムの離型剤としても使っています http://www2.wbs.ne.jp/~s-c/sa-ss/
やっぱりランナーを最初から付けて置けばいいですね、モノによっては原型にシリコンチップを 埋めこんでおいて、チップの接着で保持する反則技もあります(メール頂けたら図を送ります)。 粘土を取る時にパーツが剥がれた時は、@駄目モトで剥がれた面のゴムに離型剤を塗り、 A原型を密着させ、B木綿糸で原型をゴム型に縫い付けると何とかできる場合もあります。 1面目に回ったゴム薄膜は離型剤のおかげで剥がせるわけです。あと、『半分剥がれて 染みこみそう、でもこの離型剤(ワセリンとか)じゃ塗れ〜ん!!』な場合は、グンゼの メタルカラーを流し込めば離型剤として作用します(原型痛みますが)ので、緊急回避に 使う時があります(アイアンが最良)。 均一薄物については、物によっては原型に貫通穴をあけておき、そこをつっかえ棒として クランプでつぶれないようにする方法もあります。 後は、@嵌合面積を広く・なだらかに取る、Aできるだけ硬いゴムを使う、Bクランプ圧を 均一にかけ、かつ最低限のみに留めることで達成できるかと…、溶剤が浸透したらもうどうしようもないですが。 追伸:今回からメールアドレス変わってます
薄物を何個も抜いてて、だんだんと穴が開くようになっちゃった場合、 「シリコン型に小さなキャスト片を挟んでおく」という方法があります。 知り合いから聞いただけで、自分ではまだ試したことがないんですが(汗) http://www.avis.ne.jp/~orient/
>蒼龍さま 試してみます。 まだ次の型が出来てないのでちょっと後になると思います。 >芸人さま メタルカラーを使う話は聞いたことがあるんですが アイアンが最良というのは初めて聞きました。 理由がるんですか? >佐津川さま いつもお世話になってます。 ワセリンは好きで結構使うんです、でも厚く塗りすぎてしまって 複製品に膜が出来たりしてしまうんです。 今は油絵用の固い筆を使ってるんですが、 何か具合の良いものありませんか? http://www3.vc-net.ne.jp/~kit/
粉の結合が甘く柔軟な上、一番厚塗り(と言っても薄いんですが)が効くんで、 経験上これが最適かと、但しメタルカラーは全般に成型品に色が移るのが難点 デス。 ワセリンについてですが、ど〜〜してもワセリンじゃないとだめというなら、 この場合、湯煎で溶かしてから使うと薄くぬれマス。 でも個人的にはワックスブルーをお勧めします。
薄物複製穴空き時に、 型にヤスリをかけて厚みをかせぐという方法もあります。 当然、複製品の表面は荒れますから、見えない個所に限られますが。 (パーツの裏側とか)
ワセリンは以前使ってました。芸人さんのおっしゃる通り、塗る前に溶かすなどして 柔らかくするといいですね。特に冬場など気温の低いとき。 私は湯煎が面倒なので少し小分けしてライターでさっとあぶって溶かしてました。 型やネンドに塗ったあとの筆目などもライターであぶると平らになってよかったです。 (別にライターじゃなくても熱が加わればいいので…単に手軽さからライターで…。) 薄物はバリアーコートを薄めて型と原型の境目に流す感じで塗ると割といい感じでした。 ただ、やはり複製品にバリが出がちなので、どうしても、というとき以外はやりませんが。 >ARIさま:いつもネタふりありがとうございます(笑)。私がいないあいだも にぎわっててよかったです。 >佐津川さま:いつも情報ありがとうございます。専門的な知識は非常に参考になります。 私はそこらで売ってるものでどーにかこーにかやってる程度なもんで…。 また参加していきますのでよろしくー。
ワセリンを使ってゴムに薄物原型を貼り付ける理由は、 @ワセリンが量の割に安い事と日用にも使えるし…(業務で大量に使うので) A原型を傷めないこと…業務で型取りするとき、預かった原型壊すと煩いので… B冷えると固まるので原型を貼り付けるのに都合がいい(当然、暖めて液体にして 使います) C安全な材料であることと薬局という全国どこでも手に入ること ゴム/ゴムの離型剤として使うとき、バリが出るほど塗りこまなくても効果でます 軽く拭き取って残るぐらいで十分です…原型表面に付いたものはよく拭き取ります 溶剤で薄めてエアブラシで塗布する手もありますが、溶剤は原型を傷めない物で ないといけないので…むずかしいかな? http://www2.wbs.ne.jp/~s-c/sa-ss/
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あかきサイクロンホームページ
赤のれんの記録/1999-08
cyclone@big.or.jp