● 「親爺の赤のれん」営業記録 ●
■ 1999年1月 ■
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とりあえず区切りの書込み。 今年もよろしゅう。
ホワイト系のサーフェイサーとかってプラパテ,ポリパテ,エポパテの 色とかが出たりして,結局グレー吹いた後またホワイト吹くって順番 になってしまうのですが皆さんはどうしているのでしょう? あと,セメダイン社の木部パテ(エポキシ)ってサーフェイサー吹くと, なんかすごく細かい気泡とか出てきません?800番でしっかり磨いた んだけど,磨き方が足りなかったのですかね?だれか教えて下さい.
僕はサフに限らず塗装するときはベランダに新聞紙敷き詰めてやってます。 寒いなんて言ってられません。 日が暮れてしまうと塗装できなくなるので朝5時に起きて準備して日の出と共に塗装開始です。 眠いなんて言ってられません。 日が沈んだらやっと食事をして筆塗りとスミ入れシーケンスに入ります。 さすがに臭いので換気扇をがんがん回します。 参考にならんなぁ…。
えー、こことか、その他あちこちで私が書いている「まず自分でやってみる」と言う事について。 質問に対していじわるして教えていない訳ではありません。すぐに答えを教えるのは簡単な 事なんですが、それは計算問題の途中をやらずに答えだけ見せるようなもので、ぜんぜん身に ならないと思うからです。答えをまるまる写してその場だけ体裁を整えても、次に似たような 問題があった時にはぜんぜん応用が効きません。 造形と言う物は数学のように公式に当てはめれば答えが出るという物ではなく、常に条件や 対象が違っていたりで、臨機応変に対応していかなければいけないもので、マニュアルと言うものは ほんの基本的な部分しか書く事が出来ません。ですから、その場その場でその時最適な方法を直感的に 見つけるには自分が貯えてきた経験が必要です。 そういった経験は、自分でやってみたこと、色々工夫したこと、自分が失敗したこと、すべての 積み重ねで貯えられていく物だと思うので、一部分だけ回答をだしても、なぜそうするのか、なぜ そうなるのか、という部分が伝わらず、結局は身に付かないと思うのです。たとえ失敗したとしても、 自分でやった事は全て経験として身について、あとで役に立ちますのでどんどん失敗した方がいいと 思います。でも本番で失敗はしたくないですよね。その為に練習したり試しに使ってみたりやってみたり する事が必要なのです。うまくなりたいと思ったら、面倒でもそういう手間を惜しんではいけません。 すべて身になるのですから。 ただ、いろいろやってみて、どうしてもうまく行かない、行き詰まってしまった、と言う場合には 質問して下さい。出来る限り対応します。わからない事もあるかもしれません。そういう時は一緒に考えましょう。 また、私がやっている事が間違っている場合もあります。そういう時は遠慮無くツッコンで下さい。 ここを読んでいる皆さんも、わかる事があれば御協力をお願いします。
>皆さんはどうしているのでしょう? あーこれはいい聞き方かも(^^;)自分の場合も書いてますしね。 私は型取りの為の原型を造る事が多く、グレーのサフ色で完成って事が多く あまり原型に直接色を塗るという事はしないのですが、たまに塗った時の事を思い出して みますと、やはりグレーのサフ色と造形材料の色でまだらになっちゃいますので グレーの上にホワイトを吹く事になっちゃいますね。 最初からホワイトのサフを使うのも一つの手ではありますが、グレーよりでこぼこや 細かい気泡が見えづらい事もあり、ちょっと難しいかもしれません。 >木部用パテ これには確か極小の中空バルーン(カプセル)(名前なんつったかな…忘れた)が混ぜこんである と言う話でその為軽い、と言う特性があるのですが、たしかに硬化後削ったりやすりをかけたり した面はざらつき気味でつるつるにはなりにくいですよね。これを避けるには今思い付く所では 2つの方法が。 ・1つは私がやってる方法で、サフの層でひと皮分覆ってしまうやり方。この場合表面処理は 木部用パテを磨くのではなくサフの層を磨く事になりますね。 ・2つめは硬化したら何もしない。盛り付けて柔らかいうちに撫で付けた表面は、結構きれいです。 で、その表面を生かす為に柔らかいうちにきっちり形づくり、硬化後は何もしない…。 ただアニメキャラのようなすべすべ平滑のお肌ってのはこのやり方では難しいので多少でこぼこが 出来ても気にならないようなアイテムの場合にやったりします。
うちの場合。 木部パテの表面にポリパテを薄く擦り込むように塗って(薄め液少し加えたもの)、 スキマを埋めてます。プラパテやサフじゃ埋まりにくい大きさのスキマもあるんで。 そのあとプラパテとかサフとか結局使うんだけど。プラパテは柔らかいのでできるだけ 減らしたいってコトでこーしてる訳です。
またまた素人さんな質問なのですが、ここ2年ほど、人気のあるフィギア(主にエバ物?(^^;)は たいてい『クリアヴァージョン』が発売されていますけど、あれって普通のキャスト製に対して なにか”こんなイイとこがあるんだよー”ってポイントがあるのでしょうか?? キャスト製だと、サフ吹きするだけでもちゃんとスジボリなんかが見えるので「そのまま飾れる」 という気がするのですが、クリアだと、そのままじゃあ肝心の「顔」に後の髪の毛が透けちゃって 表情がよくわからないんでは?とか、透明なのがいいんだからサフは吹けないよね…なんて思った のですが〜(^-^;;) ひょっとして、色を塗ると違うのでしょうか?? うむー、謎でございます。 あと、以前お尋ねしていた「金属風モールド」(シーマ様衣装の飾り)、結局造るのはあきらめ て、金属製の土台に金色ラッカーを吹き、その上に凹凸があるように見せかけたデカールを貼って クリアラッカーをかける、というズルッ子な手段に落ち着きました…。 ←根性ナシ(;_;)
クリアタイプのキットは 『透明なのがイイ!』 というのがイイとこなんじゃないでしょうか…。 と、言っちゃうと身もフタもないんですが(笑)。 えーっと、たぶん買った人は色塗らないでそのまま飾るんだと思います。 よく、ガラス製の置き物とかありますよね。あんな感じなのではないかと? まあ別に普通のキットと同様に色塗る為に買ってもいいんですけど。 透明キャストは部分的にパーツに使ってもいいと思うんですよね。 えーっと、フィギュアのペンダントとか宝飾品関係とか、ザクのモノアイのみとか ジムの顔の部分とかビームサーベルとか(とりあえずガンダム関係で上げてみました(^^;)) あと最近ではフィギュアでは羽関係(天使系)とかに使われてるみたいです。 他に思い付くのはスカートパーツのみ透明キャストってのが露骨でいいんではないかと。 あとフツーのちょっと薄手のシャツのみ別パーツで透明キャスト、とか。 薄ーく塗料をのせる事で透けた素材を表現できる、ってコトを利用すればおもしろいと思います。 >「金属風モールド」 そうですね。あまり無理に金属にしてもそういう使い方では、落としたり壊したり人に引っ掛けたり すると困るのでそれも正解かもしれません。 あと今思い付いたんですが金銀の糸での刺繍とかでもいいかもしれませんね。キルトとかでもいいかも。
たまたま下記リンクの『炎のがおくんホームページ』内のBBSにて クリアキットの話題がでてましたので質問振ってみました。 参考になさって、くだ、さい。(夕食バンザイ風) http://www.crt.or.jp/public/user/~gaokun/
こちらでは、はじめましてかな? クリアキットの思い・・・ >えーっと、たぶん買った人は色塗らないでそのまま飾るんだと思います。 一体だけクリアキットありますが・・・ ただそれは、クリア版しか売ってなかったので・・・・(笑) 確かに素組みだけでOKなのは、便利なんですがねぇ・・・・ 顔の表情が出ないのがマイナスかな?(個人的に) それに、最近変色してきたのは気のせい? それを予防する方法とかあるのでしょうか? #すいませんリンクさせていただいてよろしいでしょうか? http://www.ne.jp/asahi/mokei/fox/
>いとーさん やっとなんとか風邪を撃退しました(^-^;;) いとーさんもお気を付け下さい。 (文字通り、赤丸急上昇!て感じで一気に熱が上がるんですよ、今回のインフルエンザ……) クリアキット問答(?)下記のリンク先のBBSも拝見しました〜。いろいろな意見が聞けて グゥでした(^^) 最初に下の「疑問」書き込んだのは、あるクリアキットの写真広告見た時に「これじゃ顔が よく見えなくてちょっとなんだかなー」とふと感じたのがきっかけだったのですが、やっぱり そう感じてらっしゃるかたもいたんだな〜と思いましたです。 でも、逆に「をを!」と思ってしまったクリアキットもあって、今月号のMGに載っていた ”ガラスのクレア”とHJ誌の”変身中のそにあちゃん”ですねー!特にクレア!これはすん ごいナイスな素材っ。(これ以上ぴったりなキャラってそうはいないのでは…?)まさにガラ スの置物的感覚で飾るのに最適ですね。一度ぜひ現物を見てみたーい!(><) なんだか最近、やたら「色ちがい」とか「限定クリア」というアイテムが多くて『?』な気 もするのですが、しかし、私もいとーさんの東方先生がクリアタイプでリリースされたら絶対 に買っちゃうでせう(^-^;;) ←結局それかい…… (でも、クリアであってもなくても絶対に買うんだから、そしたらクリアである意味はあんま り重要でないのかなぁ(?-?) > 私の場合) PS:いしーさんが、「いとーさんのGWボーイズ5人衆はJAF−CONで出るのであろうか?」 と、えらく気にしていましたです(^^;
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赤のれんの記録/1999-01
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