手振れ補正について(6)−手振れ検出方法[2]ベクトル検出方式

ビデオカメラをできるだけ安く/小さく/軽く作るためには、センサーは前述のように相反しますから、 センサーを用いないで手振れ量を検出する方法を使っているビデオカメラもあります。   それは次の考え方から映像の変化から手振れ量を求める方法です。  ・被写体が動いてる場合は、画面全体が同じように動く場合はほとんど少ない。  ・画面全体が同じように動いている場合は手振れによるものである という原理も元に、主に画面の四隅の映像の動きから手振れ量を求めます。   しかし、現在の技術レベルでは、誤検出がまま起きる状況です。   → 誤検出例 ですから性能はやや犠牲にして、コストや大きさ、重量のメリットを追っているといえます。 この方法を用いているのは、PanasonicとVictorなどです。      → 評価に