家庭用ビデオカメラに使われているAutoFocusについて
ビデオカメラのオートフォーカスは、主に家庭用ビデオカメラによって 80年頃から様々な方式が試みられ性能向上してきた。 家庭用においては、手軽に撮影ができることが強く求められたからである。 赤外線方式・超音波方式・位相差検出方式などがあったが、90年代に入って ほぼ全て、インナーフォーカスの映像検出方式に収束してきている。 この方式は、1983年に販売された日立のVK-C3000に始まるものである。
映像検出方式の基本原理は、下図に示すようにピントが合えば、 高周波成分が増えることを利用している。