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アートギャラリーでは、本業である作品を紹介しています。
















Ellie Gaye
Ellie Gaye
Cha Cha Charming

(RCA 7231)

エリー・グリニッジのデビュー盤。チャーミングさからいえば、大滝詠一プロデュースによるシリア・ポールのカヴァーのほうが上であることはよく知られた話。






RACHEL SWEET
Rachel Sweet
...And Then He Kissed Me

(Columbia ARC-37077)
(P 1981)

Aug 29, 2009

Ellie Greenwich, RIP

エリー・グリニッジは26日、肺炎のため入院していたニューヨーク市聖ルカ・ルーズベルト病院で心臓発作のため死去した。68歳だった。

エリーことエレノア・ルイーズ・グリニッジは1940年10月23日、カトEllie Greenwichリック教徒の父とユダヤ人の母の間にブルックリンはイースト・フラットブッシュで生まれた。芸術好きの両親だったが、特に音楽を好んでいたわけではないようだ。エリーが11歳の時に、家族は、ロングアイランドのレビットタウンに引っ越した。子供の習い事の一つとしてダンスのレッスンを受けたが、この時にアコーディオンを使うことを覚え、音楽に取り憑かれた。

レビットタウン・メモリアル高校に通うころになると、彼女は妹のローラを楽しませるために歌を書くことに夢中になった。さらに、デ・カストロ・シスターズのようなハーモニー・グループに憧れ、学友のジャネットとテディとでJivettesというグループを結成した。
1950年代の半ば、エリーは、WINSラジオ局のムーンドッグショーを知り、R&Bに夢中になった。周りの友人たちがパット・ブーンとジョージア・ギブズのレコードを買っていた時、エリーは、リトル・リチャードとラヴァーン・ベイカーの新譜を集めることで忙しかったそうである。

彼女は両親に伴って、マンハッタンに出向き、多数のオーディションに挑んだこともある。ケイデンス・レコードの社長アーチー・ブライアーは、まずは高校を卒業することが先決だと励まされたが、そんな中、RCAビクターが彼女とシングルのリリース契約をする。1958年に「チャ・チャ・チャーミング」はエリー・ゲイの名前でリリースされた。その芸名は彼女の好きな曲「マイ・ボイ・ロリポップ」を歌ったバービー・ゲイに敬意を表して付けたものであった。

エリーは一旦ショービジネスを離れ、学生生活に専念することを選んだ。最初に、クイーンズ大学で音楽を専攻し、そして、ホフストラ大学では、心理学、英語、および教育を学んだ。
(ミック・パトリックによるライナーノーツより)







帝国歌劇団・花組 / 檄!帝国華撃団全集
(ウェーブマスター)

田中公平を知るきっかけとなったのがサクラ大戦の主題歌「ゲキテイ!」。この曲は歌詞、アレンジを変え「檄!帝国華撃団」となり、さらに、歌唱者やアレンジが異なる様々なバージョンが存在する。これはすべてのヴァージョンが収められたメモリアル盤。



トップをねらえ!
リマスター版
(バンダイビジュアル)

1年間期間限定での発売と、ガイナックスの商売のやり方に対してはアニメ・ファンも閉口ぎみだそうだ。

Aug 14, 2009

ガンバッタ、トップをねらえ!

ニュース、ワイドショーで毎日のように報道されている酒井法子の覚せい剤事件ですが、案の定、店頭から彼女のCDが撤去され、それに伴いオークションサイトでは彼女のCDをはじめ関連グッズに高値が付けられるという、言わんこっちゃ無い状態が現れたそうであります。CDを購入することと薬物に手を染めることの因果関係が証明されない以上、分けて考えるのが大人の対応というものでありましょう。そんなこんなで思い出したのが、「トップをねらえ!」でした。今回は、これをネタに駄文でヒマ潰しといきます。

作曲家田中公平に興味を持ったのは6、7年前のことでしょうか。ひょんなことからサクラ大戦の主題歌「ゲキテイ!/檄!帝国華撃団」を耳にして、そのレトロな曲調にハマったのがきっかけです。ネットで調べたところ、アニメ「トップをねらえ!GunBuster」を担当していることが分かり、しかも海外のアニメのサイトで「いけいけぼくらのガンバスター!!」という曲をmp3で紹介していたのでした。これがまた、チープなサウンドではありますが、70年代初頭のアニメのステレオタイプな曲調が気に入りまして、さらに「トップをねらえ!」が庵野秀明の監督作品だとわかりました。庵野といえば、わたくしの知人でありますところのcoba氏が庵野フリークであることを即思いだしまして、電話を入れたところ、とても丁寧に教えていただき、「いけいけぼくらのガンバスター!!」はイメージソングで、本編で流れることはないということでした。さらに、DVDを持っているから観てはどうかと、後日、全3巻を貸していただいたのです。出だしは、パロディ満載で、しかもちょっぴりエッチで、そのうえ芸の細かい科学設定やSF考証に基づく描写など、アキバ系オタク好みのアニメだねぇ、と引いておりましたが、後半に至るや涙なくしては観られないという感動秀作で、なるほどcoba氏が奨めてくれた理由がわかりました。脚本の岡田斗司夫もただのデブじゃなかった。今は痩せているので、デブですらないのですが。

この「トップをねらえ!」は1988年に制作、販売されたOVAで、1話30分、全6話からなり、岡田斗司夫が設立した企画制作会社ガイナックスによる劇場アニメ作品「王立宇宙軍〜オネアミスの翼」の興行的失敗による借金返済のため作られた、ということです。音楽は経費節減を強いられたため、オーケストラやコーラス隊は使えず、ごく一部の生楽器を除いてシンセサイザーで作り上げたためチープなサウンドは否めず、とても残念です。とはいえ、スコアとしては素晴らしく、田中公平の名を知らしめたアニメだということを聞いて、なるほとそうであったか、とうなずきました。その後に関わることになったサクラ大戦シリーズでは、そのウサを晴らすかのごとくフルオーケストラですからねぇ。しかも、宝塚を向こうに回す大歌劇でありまして、これがまた楽しめます。

さて、「トップをねらえ!」の主人公の名前はタカヤ・ノリコ。そしてその声に日高のり子があたり、主題歌「アクティブ・ハート」を酒井法子が歌うという、トリプル・ノリコとして話題作りも仕掛けていたらしいのですね。話題作りといえば、今回の覚せい剤事件に「トップをねらえ!」が芸能ネタとして取り上げられれば、ガイナックスとしてはウハウハでしょうねぇ。たとえ取り上げられずとも、のりピーの心臓はすでにバクバクとアクティブだったに違いありません。因に、わたくしのカミさんの名前もノリコなのでクアドラプル・ノリコとなるわけですが、何のネタのたしにもなりませんので、あしからず。

ストーリーはといいますと、タカヤ・ノリコがお姉様と慕うアマノ・カズミとパートナーを組み、巨大ロボットであるガンバス ターに乗り込んで宇宙怪獣と闘うというのがひとつの見せ場になるわけですが、そのやりとりが激しく、「行くわよ、ノリコ!」「はいっ!」「ノリコ、このま ま中心部へ。」「はいっ。」「ノリコ、ヱクセリヲンは現在下方にいるわ。」「お姉様、あれを使うわ。」「ええ、よくってよ。」「スーパーイナズマ キィィィック!」「ノリコ、敵機直上、急降下。」てな具合に、ノリコが連発されまして、見るともなしのカミサンですが、あまり落ち着いていられないようで ございました。

というところで、酒井のりピーが歌うエンディング・テーマは「トライAgain…!」。ぜひ、更生して戻ってきてもらいたいものです。美川憲一のような芸能界のご意見番へとトライし、トップをねらえ!もよろしいかと。



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