ゲーム名:エアバスター

画面1 このゲームは記念すべき僕が制作に関わったアーケードゲーム(ゲームセンターなどに置くテレビゲームの一種)の第一弾です。だから、かなり思い入れがあります。

 主に担当したところは、雑魚敵の動き、背景スクロール関係、パレット関係、4面と5面の全般(雑魚敵とボス)、ネームエントリ等です。

 このゲームのおかげで、ゲーム制作の難しさがいろいろわかりました。「ロケテストとマスクロムの提出期限は突然やってくる」とか、「プログラマは胃が丈夫でなければならない」とか。でも、ゲーム制作の楽しさも分かったので良かったです。実際に商品になってゲームセンターで遊んでくれる人を見掛けて僕はやっぱりアーケードゲームの制作の方が絶対に好きなんだなと確信しました。コンシューマ(家庭用ゲーム機)だと、内輪の人間しか遊んでいるのを見ることが出来ないですからね。

画面2 1面のゲーム画面です。1面の背景って、結構エアバスターの印象が強く出ていると思います。青い空っていいですよね。この面の最後の方で背景が突然廃虚と化すところがあるんですけど、今ならどうってこと無い処理なんですけど、CPU が Z80 なんでめちゃくちゃ大変だったんですよー。

 アーケードゲームってかなりハードよりな作業が多くて、それがまた楽しかったりするんですよね。

画面3 3面も青い空が出てきますねー。雲がきれいなので好きなんですよ。 面の最後の方なんて、大気圏に突入したりしちゃって。

 このゲームって、面と面にきちんと繋がりがあるんですよね。 メインプログラマーの人が企画をしたんですけど、こういう細かいところの設定とか良く出来ていていいですよね。

 というわけで、いまだにこの業界に残ってゲームを制作しています。頭が柔らかくないと、どうにもならない業界なので、今後どれくらい続けられるのでしょうか・・・?

 僕が直接作った、4面、5面のことも書きたいんで、乞うご期待!(面倒くさくて、もうやらないかもしれないけど。)