真夜中のシンデレラ


 ちょっと一風変わった曲を紹介します。多分「なんだこりゃ?!」って思われるかもしれません。 似合わないタイプの曲でしょう?でも素直な気持ちなんですよね。
 好きな人が出来たら、みなさん多分色々考えると思うんですよ。 最初の頃はそれが楽しい想像ばっかりだと思うんですけど、 どんどん好きになればなるほど、今度は負の想像も増えていくんですよね。

 「どうして電話にでないの?・・・今までこんなことなんてないのに・・・まさか・・・」

 おそらくこんな感じで、ふと良くない想像が生まれたりするんじゃないでしょうか。 そして徐々にそれらは成長していく物だと思います。独占欲、というものにかたちを変えて。
 私はそういうのがあってこその恋だと思います。そういった想いの強さが、 激しさが恋の一面ですね。無論、遙かに憧れ、眺めるのもまた恋ですが。
 でもそういう激しさ、直向きさはいつかまた冷めていき、 別の温度・形に変わっていくものだと思います。 それが枯れて冷え冷えとしていくのが別れであるならば、 ほのかな暖かみをもった春の様なものになるのが愛だと思います。
 相手に求め続けていくものや、奪い取るものが恋であるなら、 与え続けていく物、変わらぬものが愛ではないでしょうか。

 いつか自分が、自分達の間にあるものが、そういう暖かみのあるものに変わっていけるように、 そう願い、大切に生きていこうと思います。




title : 真夜中のシンデレラ


素敵な夜の星空は いつもでも君を惑わせる
あっちへふらふら こっちへふらり
なんかとんでも無い 困った困ったシンデレラ
あどけない笑顔好きだから 色々考えてしまうのさ
だけど苦しめたくないから もう嫉妬なんてしないようにするよ

  さぁ ゆっくりと遊んでおいで
  本当に困った とんでもなく厄介なお姫様
  さぁ 僕は君が戻るまで ここで待っているから
  踊っておいで 疲れちゃうまで

「ささいな喧嘩」って魔法使いが 君に「感情」の馬車をあげちゃった
受話器の向こう 泣いている君に 何も言えないでいるけど


僕等はまだまだ若いから いつでも言い合いをしてばかり
だけど本当は好きだから 逢えばきっと本音で話せるよ

  さぁ そろそろパーティーの時間は終わりさ
  人がみんな帰って行く 12時の鐘で
  ガラスの靴の魔法は もうそろそろ終わるよ
  本物の王子様は ココで待ってるから

  さぁ 歩いて帰っておいで
  12時の鐘がすべて鳴り終える その前に
  さぁ 僕の胸の中に 帰っておいで
  僕がゆっくり ゆっくり 数えるうちに・・・

  La la la・・・



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