アメはいいけど、警察は
なめないでね!



危ないってば!

February 09, 2003

スペクター邸討ち入り

 2月3日(月)早朝、フィル・スペクター(62歳)は、カリフォルニア市郊外のアルハンブラにある彼の邸宅にて殺人容疑で逮捕、てな報道が4日そうそう届いてビックラこきました。なんてこった、であります。皆さまに申し訳なくて、情けなく存じます。なんで、わたくしが謝らなければならんのか。
 それと同時に、日本のマスメディアも第一報だけで、後は「ほとんど無視」というのも情けなく存じます。しかも、ビートルズのプロデューサーという肩書きは、ジョージ・マーティン氏に対して不用意な誤解を招いた可能性もあり、誠に遺憾と存じます。なんで二度も、わたくしが謝らなければならんのか(≧∇≦)ノ彡
 
 そんなこんなで、米国のLAUNCH - Your Yahoo! Music Experienceというサイトがまめに続報を流していますが、そこの記事が翻訳されていますので、まとめてご紹介しましょう。

■スペクター、殺された被害者と出会う前に他の女性と会っていた(2003-02-08)
■スペクター、ロブ・ハルフォードのライヴで被害者と出会っていた(2003-02-07)
■スペクターに第1級殺人罪。被害者はB級映画の女優(2003-02-06)
■フィル・スペクターに殺人の容疑(2003-02-04)


February 13, 2003

発射は偶発的なものと主張

 米国の各メディアは、AP伝として続報を取上げています。

 それによると、発砲は偶発的な悲しい事故だったと主張するだろうと、12年来の親友である弁護士マーヴィン・ミッチェルスンは語ったそうです。また、「私は、事件と関係があるいろいろな人たちと話をした。それで、殺人でないことを100パーセント確信している」とコメントしています。
 地方検事のスポークスマン、サンディ・ギボンズは「証拠がまだ発見されていないので、我々はコメントすることができない」と、話しています。
 
心強いぞ!もう、安心していいのか(≧∇≦)ノ彡

■取りあえず、abc NEWS.comをリンクしておきます。

February 14, 2003

罪状認否は3月3日に行なわれる予定
 
 米国のLAUNCH - Your Yahoo! Music Experienceからの続報。AP通信の要約というもので、新味はありません。記事の翻訳はこちらで。

フィル・スペクター、女優を撃ったのは事故と主張


February 19, 2003

スペクター邸での射殺事件の背景

 米国フォックス・ニュース、The Big Story With Rita Cosbyでスペクターの13年来(1年プラス!)の親友である弁護士マーヴィン・ミッチェルスンがゲストに招かれ、事件についてトークをしたもよう。ウェブではダイジェストの形で読むことができますが、全部知りたかったらビデオを買ってね、ということみたいです(^^;。公判が控えているし、特に新しい話は無いと思いますけど。
 銃声については、ある隣人は「ひとつ」といい、また「三つか、四つ」聞こえたという人もいるという話もしています。これは、ストリーミング・ビデオのニュースでも銃声を聞いたという人がしゃべっていましたね。
 また、今年1月に行なわれた英国テレグラムのインタビューからスペクターがいった「健康でなかった」、「精神を蝕んでいた」、「私の中に悪魔がいる」などの言葉を引用し、ミッチェルスン氏に問うと、彼は「彼は過去について話している」といなしています。ま、こんな内容かな、と。詳しくは下のリンクから。(写真はリタ・コズビィ女史↑)

Fox News :The Big Story With Rita Cosby / Behind the Shooting at Phil Sector's Home

February 21, 2003

3月3日の予定だった罪状認否手続きは遅れるもよう

 事件の指揮を取るダン・ローゼンバーグ警部補が火曜日(2月18日)に語ったところによると、フィル・スペクターの公判日は延期されるかもしれない、ということです。「我々は、非常に公平で包括的な調査を完了することを望んでいる」、「物的証拠の分析と、必要があると思われる人々全員から調書を得ることには時間が必要」と延期される可能性の理由を付け加えていました。


February 23, 2003

スペクターの息子がTV番組のインタヴューで父親を非難

 
Donte Spectorは、エンターテイメント・ニュース番組『Extra』の特別インタヴューに出演し、父親の暴力の影に脅えて育ち、兄弟そろって部屋に監禁されたと公言。「脅しのひとつを実際にやってしまった」と話したそうな。なんだかねぇ。たいして詳しくはないですが、全文はこちら↓
BARKS : GLOBAL MUSIC EXPLORER



March 03, 2003

スペクターの息子たちがTV番組で父親を援護

 例のTVインタビューですが、その番組を観たという米国スペクター・ファンのひとりによりますと最初の養子のDonte氏だけではなくGary氏も出演していたそうです。
 Gary氏はLouis氏と双子の兄弟であり、彼らふたりもDonte氏と共にスペクターの養子として育てられましたが、ここ何年かはお互い連絡を取っていなく、どこに住んでいるのかさえわからないという話が以前伝えられていました。今回の番組では、Louis氏は出演していなかった、ということです。
 さて、下で紹介した芸能ニュースサイトでは、Donte氏の発言をややスキャンダラスな取り上げ方をしていましたが、番組では、両氏ともフィルの感情的で身体的な虐待の例を述べたものの、多くの点で彼の病気みたいなものだとして、「彼が現実に人をあやめることがありうるなどと信じることはできない」と語ったようです。
 また、前妻ロニー・スペクターのインタビューでも同様に「肉体的な虐待はなかったし、あくまで精神的な苦痛を受けただけ」と、肉体的な虐待はないことを強調していたそうです。(Thanks, Ms. K)

March 13, 2003

スペクター、容疑が晴れる!?

 L.A.のラジオステーション KFIが、警察の発表として、スペクターはラナ・クラークソン殺害の容疑は晴れ、告発はされない、と放送したそうです。銃は彼女自身が発砲し、偶発的な自殺と見られています。
 何はともあれ、両者とも悲劇的な事件でありました。これで、ホントに一件落着ならいいんですけど。安心していいのか?(≧∇≦)ノ彡

March 14, 2003

一難去ったら、また…

 先日のラジオのニュースは誤りだと、ロサンゼルス郡警察は声明を出したそうな。アタタタタタ(>_<)

 ■“フィル・スペクターは無罪”弁護士が語る

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THE WALL OF HOUND
このサイト名の由来は、もちろんフィル・スペクターが創造したWALL OF SOUNDの語呂合わせです。 HOUNDには、マニアという意味もあるようですが、特に深い意図はありません。また、ぼくは吠えたりもしません。このサイトでは、そのフィル・スペクターの再認識と知名度の向上を第2の目的としたものです。(文責: 大嶽好徳)
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Links2/27/2001 更新
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