全日本医科学生オーケストラ・フェスティバル2001in福井

今年もやって来ました。今年はどういった展開になるのでしょうか。
あさって(8月3日)開始ですが、明日、朝一番で出発し、 一泊してから、福井に入ります。

 医オケとは、全く関係ないのですが、自宅のヒョウタン(ツル首ヒョウタン)が、やっと、実り始めました。帰ってくるまでにどのくらい大きくなっているか楽しみです。ヒョウタンと、学生諸君とどっちが成長するでしょうか。
 もう一つ関係ないことですが、私のおじいちゃん、おばあちゃんは福井出身です。私自身のルーツは福井にあると思うと、今回の、福井開催は何となく他人事ではありません。頑張れ、福井医科大学!
 OBの皆さん。いろいろ、お世話になっていますが、なおかつの、お世話をよろしくお願いします。毎年、つまみが貧困です。乾燥していない、おいしいつまみを送ってください。よろしくお願いします。

連絡先;芦原温泉パストラル星雲閣 気付 金管楽器パート宛
〒910−4103福井県坂井郡芦原町二面68−1
電話0776−77−2530
ファックス0776−77−3840

 本年度はエチュードが一新しました。今までの金管楽器のための基礎練習を持ってきても構いませんが、実際使うのは、新作です。楽しみにしておいてください。
 OBの方で私も欲しいという方は連絡ください。

 本年度の曲目は、普通かつ、難しいという、実に大変な状況です。三拍子の拍の取り方をしっかり身に付けるよう、よろしくお願いします。

8月2日(マイナス一日目)
 本日移動日として、合宿所のすぐそばの片山津温泉まできました。大変景色の良い素晴らしいところです。夕食は、それこそ合奏ができるような大宴会場に6人だけで素晴らしいかぎりです。部屋にもどると、待っていたかのように、花火何発も打ち上げられ、とても素晴らしい時間を過ごせました。明日からが楽しみです。ちなみにここはしょっぱい温泉です。

8月3日(初日)
 只今、初合わせ練習が終了しました。結構大変そうですが、思っていたより、何とかなりそうです。指揮者の藤岡先生より、今回の一週間の目的で、音程を合わせてくださいというご指示をいただきましたが、それももちろんのことですが、まず、自分の氏名がのべられる。そして、三つまで数えられるということが当面に大きな課題です。
 産業医科大学の野口さんより堅パンセットをいただきました。ありがとうございます。
いきなり海分奏1
いきなり海分奏2
ホテルからの眺め、街全体がのぞめる 
初合わせ支配人の注意事項説明。今後笑顔は拝めない(さっそく壁に穴が・・・我々ではないかもしれない犯人不明) 
レセプションにおいて、委員長(トランペットパート)の挨拶
ロートルメンバー
宴会にて、海分奏の釣果

8月4日(二日目)
 昨日飲み過ぎてしまいました。(反省)
 本日、すべての曲目の分奏をしました。やはりラフマニノフの三拍子が難しいことがわかりました。 意外とチャイコフスキーの交響曲第4番の第一楽章がすんなりいったのは、ラフマニノフを練習した後でやったからでしょうか。とにかく、難しい。
 アッピア街道は、ただ、なんの目的もなく通してしまえば、5分で練習が終わってしまいますが、正確にやろうとすると大変難しいということに気がつき始めました。
 分奏の模様(アホがいます)
 藤脇さん、肱黒さんより贈り物をいただきました。(越乃寒梅、はくしょん大魔王)酒は徐々に充実してきました。つまみは・・・
 恒例ヴィオラ乱入

8月5日(三日目)
 本日、本格的、合奏が入ってきました。禿山の一夜は初合わせよりテンポを融通してもらえたので、なんとかなりそうです。また、ラフマニノフの1楽章はなんとかなりそうな気配がでてきました。問題は2.3楽章です。
 昨日の飲み会で、バスクラリネット奏者が自己紹介でとちってしまい、そのおかげで新しい飲み方、新しい練習の仕方ができました。バスクラは、バスのクラクションかということで、はいはいのあとにプップーをつけます。そのタイミングがアッピア街道の松の十六分音符の位置と同じであることが判明しました。
 合奏1
 合奏2
 飲み会から帰ってきました。今気がついたのですが、合宿中は常温で飲めるものがおいしいということです。
つまり、赤ワインは、その条件を満たしているということです。藤脇さん。第二弾の贈り物ありがとうございました。堪能させていただきました。
 また、肱黒さんからも、第二弾として、メロン二発をいただきました。まだ早いようなので二三日おいてからいただきます。 (藤脇、肱黒、大橋セット)
 また、大橋さんより、浜松セットを送っていただきありがとうございました。日本酒とこれがよくあう!
 明日は、7時朝食集合です。あまり大きい声ではいえませんが、朝食が一番楽しい。(バイキングなので自分のペースでおいしいものが食べられる)
 学生持参のギョウザ。600円のテフロンpanでとてもうまく焼けている。

8月6日(四日目)
 本日はチャイコフスキー交響曲第4番の1.4楽章の合奏中心に練習が行われました。第一楽章が、細かくやればやるほど難しさがわかってしまい、危険な状態に入りつつあります。やはり、難しいものは難しいということなのでしょうか。いい加減、堀川君もばててきたので、一緒に吹いてみましたが、私自身指揮をしているときは、まあまあそこそこ吹けているなというところも、一緒に吹くと、いかにいい加減に、しかも、周りを伺っていない(見えていない連中の集合体)ということがよくわかります。この曲は、やはり拍の位置の問題もありますが、お互い聞きあって微妙に合わせるということをしないと、うまくいかないということがよくわかります。もっともっと細かくアンテナをはる練習をしなければなりません。
 禿山の一夜のトリプルタンギングは二分音符92まであがってきました、目標テンポ104までなんとかなるでしょうか・・・
 今日は学年飲み会です。事故が起こるのは大概今日です。昨年から、6年は、トレーナーの先生と飲むということで過去の先輩方がおこした問題は回避できましたが・・・ 今年はどうなるでしょうか。
 (中座)
 只今帰ってきました。とりあえず、事無きをえたようですが、(一番盛り上がったのは、我々の会場)ヴィオラの古川原先生がフィーバーしたので、なおかつ盛り上がりました。手に持っている楽器は、そもそも、宴会用に古川原先生がクラクションを購入なさったそうなのですが、壊れてしまい、修正のもと堀川が壊してしまい、その償いとして、私が、アイディアをだし、ファンファーレ・クラリーノを作成し、古川原先生にお返ししたところ、いたく気に入ってくれ、このような様になってしまいました。
 この絵を撮るために、最初は、私がデジタルカメラを忘れてしまい、撮れなかったのですが、学生の携帯電話で、絵を撮影し、私のところにメールで送っていただきました。すごい世の中です。
ヴィオラの古川原先生フィーバー1(学生送信分)
ヴィオラの古川原先生フィーバー2
ヴィオラの古川原先生フィーバー3

8月7日(五日目)
 そろそろ、つかれもたまり、飽和状態になってきました。今日、分奏にて島田が演奏して、下田先生が指揮をするという試みを昨年に続き行いました。この練習の素晴らしさは、なあなあになる部分の厳しい目ができ、大変効果的です。
 まじめな来年の主管とトレーナー先生との打ち合わせ
 刺し身もでます
 肱黒先生が第三弾を送ってくれたと思ったら、到着日が微妙に違っていたということ
 金管集合写真を撮っていたら、指揮者の藤岡先生が入ってきた。
 ガンちゃん(コントラバスの黒木先生)見たいな医者確かにいる。

8月8日(六日目)
・うれしかったこと
  私の親戚の西川友章さんが面会にきてくださいました。やはりいざとなれば親戚なんですね。やはりルーツは福井にあった。
・残念だったこと
 この一週間まったく雨がふらなかったのに、花火をやろうと思ったとたんに大雨となり、結局花火大会は中止になってしまいました。下田太郎先生の転変地異男は相変わらず健在です。
・あたまにきたこと
 本日の夕方の練習終了後、エレベーターで自分の部屋に戻るとき、たまたま最後に乗ろうとしていた、おそらく弦楽器の学生がたまたまドアに挟まってしまい、そのことで、扉が再び開いてしまいました。みんな楽器を持っていたり、荷物を持っていたため、“開く”のボタンをおせなかったのですが、そいつは、さも我々が、わざと締め込んだと勘違いをしているような目でずっと我々にガンをとばしていました。困ったものです。一番恐ろしいのは、そういった人種が医者になるということです。この合宿で、そういった人種が少しでも、全うな人間に近づいてくれればよいと思っているのですが、ただただ恐怖しか感じません。
 しあわせ組、小林さん、松野さんありがとう
 指揮者の先生にも管打飲み会参加していただきました(とてもざっくばらんに)
 盛り上がってきてフォークダンスが始まりました
 盛り上がってきて、本格的チアリーダーの登場
 アホ三人
 久々大御所、大矢さん登場

8月9日(七日目)
 本日で合宿練習は終了しました。明日からはシャバにでます。何とか練習も順調に進み、まあまあというところまで持ってこれたと思います。これ以上は個人的能力の問題なので、神頼みの領域です。ただ、テンポの取り方は修正可能であるので、もう少し何とかしたいと思います。
 “はいはいドリンク”は、ともすると、一気の強要・封建的合理性ともとらわれそうなので、正直言って今年はやめようかなとも思いましたが(やめられるわけもないが)管楽器は実行しました。結局のところ、全パートには浸透せず、その結果が、今回の演奏上の、困難を生むポイントになっていることは明らかです。金管パートの中にも、無理やりやらされて、いい加減にやっているというところも見受けられないこともありません。非常にばかげたことかもしれませんが、その意味・目的を考えて、自ら進んでやっていただきたかったです。(この部分に気がつくということが、日常からの非日常の発見につながる。そのぐらいの研究心・真実を見つめる目を医療関係に従事する人は是非とも身につけてもらいたい)
 今回三拍子の取り方をいろいろ考えたので、私自身大変勉強になりました。OBの皆さんにはその昔、あまりうまくは教えられませんでしたが、今回の方法は、実に合理的かつ、論理的かつ、自然的です。今度お会いするときをお楽しみに!(もちろん飲み屋で説明できます)
最後の晩餐

8月10日
今、下田先生と飲んでますー(この後沈没しました)
本日の会場練習
今回初めてトレーナー飲み会を行いました。
最終打ち合わせ(丸金)
 
8月11日(本番の日)
 ようやくすべての日程を終了しました。お客さんも思ったより入り、コンサート自体も、所々傷はあったにせよ、無事終了しました。結局のところ、難しいところは問題なく、むしろ何でもないところが、危ないという状態が多かったのではないでしょうか。 来年参加する方は、是非とも数字を数える練習をしてきていただきたいと思います。そして、一人ひとりの宿題をちゃんとやってきてください。
 本当に、皆さんお疲れさまでした。そしてありがとうございました。特に、委員長の中村友理枝さん。本当にありがとうございました。来年はゆっくり楽しんでください。
本番終了直後
お客様
打ち上げにて(藤岡先生とガンちゃん)

山川宗一郎先輩より南国セットを送っていただきました。
二次会の最後

付録
 朝一番の電車で、北陸本線、上越新幹線を使って帰りました。越後湯沢まできた時点で、“帰ってきた”と感じてしまいました。
 自宅のツルクビヒョウタンはその後順調に育ったようで、現在結構大変なことになっています。これならば、ヒョウタンミュート商品化もいけそうです。というわけで、今回の、ツルクビヒョウタン対医オケ学生成長対決は引き分けということになりました。

それでは、また来年!