SHIN KEN SHIRA HA DORI
真剣白刃捕

社会通念における真剣白刃捕
 受け
 捕り
 受けの打ち込みを捕りは左右から挟み込むように受ける。
 反時計にこじって刀を奪う
 とゆー事になっているが、はっきり言ってこんな事できるわけがない。刀という見慣れない道具を使うからできるかもしれないと思うだけのことで、刀を鉄パイプやバットに置き換えたら、できると思う人間は激減するだろう。
 この一般白刃捕りは本来は講談の中にしか存在しない架空の技に過ぎない。じゃあ、演武会なんかでやってる白刃捕りはどうなんだと思う人がいるかもしれないが、あれは見せ物である。見せ物をできると思うとばっさり切られて後悔することになる。
白刃捕り破りその1  と、できないと言っておきながら破る(笑)。まあ、一生の内に一度ぐらいはこういう訳の分からない状況になることもあるかもしれない。
受け、左。
捕り、右。
 捕りの打ち込みを受けは左右から挟み込むように受ける。
 押し込んでのけぞらせ
 手がゆるんだところを切り落とす。受けがのけぞるのを嫌って早めに手を離した場合はそのまま斬り飛ばす。
白刃捕り破りその2
受け、左。
捕り、右。
 受けは刀を反時計にこじって奪おうとする。
 捕りはこじられるのにあわせてさらに大きく時計にこじって刀を奪い返し、
 そのまま突きこむ。
白刃捕り破りその3  これは先日見たマンガに載っていた片手で刃を握り込むという片手白刃捕り。マンガでは「握力が100キロあればこんな事もできるのさ」とかふいていたが、手が鉄でできているのでない限りこんな事をやってはいけない
 刃を握り込んだところ。マンガではベタ握りだったはずだが、受けの「こんな握り方する人間いるわけ無いじゃないですか」という反論にあい、正しい握り方になってしまっている。どのへんが正しいかは各人判断されたい。
受け、左。
捕り、右。
 マンガに従い、握られたポイントは動かせないものとする。
 握られたポイントは動かさずに前進して刀を押し込む。握力が100キロあるというのは1メートルの棒の先にかかった人間の重量をコントロールできると言うこととはまるで違うことなので、こんな事もできる
 刃をのどに引っかけて押し込み斬り開く。日本刀は引かなければ切れないと言うのは事実だが、押しても斬る事ができるので別に問題ない。刀を離さないようなら離すまで黙って続ける。
 手が離れたところで切り落とす。


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