Contrary Hand Technique 1

コントラリーハンドテクニック1

from a certain Kung Fu / 某拳法

 さて、予告通り某拳法ネタ。
 もとは某拳法と某々拳法の関係をネタにしようと調べていたのだが、資料を見てるうちに実技の写真を見て大変受けたので、ここで解説することにする。
 今、これらの技をどう教えているのかよく知らないが、元になっている技の決め所がすっかり省かれているので、本に書いてある通りにやろうとしても、ちょっとできんと思う。
 率直に言って、これらは当初からあったものではなく、外部との技術交流によって取り入れられたものだ。  これを、開祖が、
1.捨ててしまった。(なら教えない方が)
2.ちゃんとやらなかった。(どうかな)
3.忘れた。(ありそう)
のどれか、あるいは全部だろう。
 つーわけで、ここではこれらの技が「元はこういう風に使うものだった」ということを述べていく。
 片手取り手鏡
 受け:右
 捕り:左
 受けは左手で捕りの右手首をつかむ。
 捕り、左手小指を受けの親指の根本に掛け、右手の平を自分の方に向ける。
 捕り、左手で受けの左手を固定したまま右手をひねり受けの方に向ける。
 捕り、右手を受けの左手にかぶせる。元ネタはこれでおしまい。
 実際には両手で受けの手を挟み込んだままひねり倒す。
 倒したところで適当に攻撃。
 こちらはさらに裏技。受けの親指をつかんでひねり倒す。
 アップ。
 両手捕り十字
 受け:右
 捕り:左
 受けは両手で捕りの両手首をつかむ。
 捕り、両手を交差させる。元ネタはここで押して終わり。
 捕り、受けの肘より上が重なるように深く交差させて受けの両手をまとめ、己の左手をはずして右手のみで受けの正中に押し込む。きっちりやると意外に動けない。
 蹴りなり入れる。
 あるいは、捕りは片手で受けの両手をまとめたまま左手をはずし外へ流す。
 突きなり入れる。

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