(2/4) もう担当飼育係は顔面蒼白で、死んでしまったのかと 聞いてきます。私もあわてていたのですが、ここで動揺 していてはいけないと、平静を装います。人工呼吸と、 心臓マッサージをしながら、強心剤や呼吸促進剤の量を 少しずつ増やしていくこと数分間、なんとか心拍が回復 しました。その後呼吸ももどりました。 飼育係は飛び跳ねるように喜んでくれましたが、実の ところは内心私が一番ホッとしました。でも意識も戻っ ていないため、交代で終始監視することにしました。そ れでやっと昼食にありつけました。