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キナバル登山1 雨にうたれてラバン・ラタ

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ボルネオ島の最高峰キナバル山(4095m)の登山報告です。サバの州都コタキナバル(KK)から1泊2日で往復しました。が、これは特別速いわけではなく、山にも登りたかったけど街も見たかったのでこんなことをしたというわけです。登山日は2000年8月4日と5日でした。
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KK裏山からのキナバル山
↑山から降りてきた翌日、KKの裏山(展望台を通る車道を北に300mほど行った場所)から見たキナバル山(中央奥)です。キナバル山も含めて南北に走る山稜群をクロッカー山脈と呼ぶようですが、手前の山脈はその一支脈のようです。ここからキナバル山までは約80Kmなので、ちょうど東京西部や横浜辺りから丹沢山塊の上に富士山を見ているようです。今回の旅行でキナバル山全体をとらえたのは残念ながらこれと次の写真だけでした。尚、市内からキナバル山を望むことは無理で、島に渡るか、南は州立モスク付近および空港以南、北は州立第2モスク方面に行かないとダメなようです。
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ラナウへ行く道から見たキナバル山
↑公園本部に行く道路から見た雨上がりのキナバル山です。これよりも眺望のいい場所はたくさんありましたが、山は雲に覆われていました。この日の朝KKは大雨で、登山なんかしたくない気分でしたが、山小屋の予約もあり、一日中雨ということもないはずなので6時50分にホテルを出ました。最初は7時発のバスを利用する予定でしたが、大雨の中をバス・ターミナルまで歩きたくなかったので、ホテルからタクシーで公園本部まで直行しました。
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キナバル自然公園管理事務所管理事務所付近から見た雨雲の中のキナバル山
↑公園管理事務所とその付近から見たキナバル山です。事務所に着いたのは8時40分、登山申請、諸費用支払い等を終えてバスで登山ゲートに向かい、登山を開始したのは9時40分頃でした。紹介されたガイドはキナバル山に1000回以上登ったという人でしたが、通年登れる山なので、1年に100回登れば10年で1000回は達成できるわけです。彼の場合、11時を過ぎたら山には案内しないと言っていました。それは体力不足、体調不良の客だと、小屋の食堂が閉まる20時過ぎに小屋に着いてしまうことがあるからだそうです。
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キナバル・バルサムの花ニッコウキスゲのような花
↑(左上)キナバル山の固有種キナバル・バルサム(標高2000mくらいまでの登山道で)。(右上)ニッコウキスゲのようなユリ科の花(管理事務所から登山ゲートまでの一帯で)。(左下)食虫植物のウツボカズラ、いわゆるピッチャー・プラント(小屋の手前までの上部で)。(右下)ネックレース・オーキッドと聞きましたが、調べたら違っているようです。蘭科の花(小屋付近で)。 8月は花の少ない時期で、最良の時期は天候も安定して登山にも適している3月から5月、蘭の花なら雨期の11月から2月だそうです。
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登山指導標注意書き
↑登山指導標と、ところどころにある休憩所に掲げられている注意書きです。「公園を清潔に美しく、ゴミは持ち帰りましょう。いかなる物にも書いたり、塗ったり、彫ったりしないでください」ですね。登山道はよく整備されていて、宿泊する小屋までの樹林帯は奥秩父の山を思い出させました。ただ1日目は距離にして6Km、標高差は約1400mを登るため、富士山5合目から頂上まで一気に登るのに相当します。それなのに易しい山と云われるのは、1日目の到達高度は富士山より500m低い、台風のない土地で天候が穏やか、登山道は土か岩で富士山の砂場(火山礫)でのような消耗がないといったところでしょうか。
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温度計
↑今日の宿泊地パナール・ラバンにあるラバン・ラタ小屋の入り口にあった温度計です。小屋には14時半に着きましたが、撮影は夕方です。10℃を指しています。翌朝というか、深夜3時頃、登頂を開始したときは8℃でした。
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雨に煙るキナバル山雨上がりのパナール・ラバン
↑(左)ラバン・ラタ小屋の部屋からガラス窓を通して雨に煙る岩峰群と明日行く登山道方面です。小さく見えている建物は、いくつかある無人小屋の1つです。そこまでの道に街路灯があるのを見ると、やり過ぎじゃないかと思います。岩峰の上部には雨が滝のようになって流れ落ちています。この日は1日中雨模様で、昼頃からは雨具上下で登りました。(右)夕方になって雨が上がったので上部の小屋まで登ってみました。左下に見える建物はラバン・ラタ小屋、背を向けて寒そうにしている3人は隣の無人小屋に泊まっていた地元の人たちでした。
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虹
↑夕刻に見えた虹です。これは明日の好天の徴でしょうか。
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夕暮れの海岸線
↑小屋のベランダから見た夕暮れ風景です。冬至の頃はこの位置から沈む太陽が見えるそうです。右のほうに海岸線と島影が見えています。コタ・キナバルからずっと南の方向のようです。
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