管理人(その他)のコメント
カヲル「いらっしゃい、たまごんさん。分譲住宅への入居、ありがとう。僕は待っていたよ」
シンジ「・・・・・・」
カヲル「おや、どうしたんだい、シンジ君。そんな惚けたような顔をして」
シンジ「いや、ちょっと、絵の内容にびっくりしているんだ。綾波が・・・・こんな姿・・・・」
カヲル「驚くのも無理ないいだろうね。まあ、人それぞれの心の中にある真実が、必ずしも真実ではないと言うことだね、シンジ君の中のレイ、たまごんさんの中のレイ、逃げた作者の中のレイ、僕の中のレイ、それぞれ同じようで、少しずつ異なっているのかもしれないね。そして真実のレイがそのどれかに当てはまるかというと、そうではないのかもしれない」
シンジ「どうしたのカヲル君。そんなまじめな話をして・・・・」
カヲル「いや、これが本当の僕の姿なのさ。どうだい、惚れなおしたかい?」
ぐしゃぐしゃぐしゃ!!
アスカ「なにが惚れなおしたか!! よ!! アンタになんかシンジは惚れてないわよ!!」
カヲル「・・・・・・(ぴくぴくぴく)」
アスカ「ふん、シンジにいいところ見せようと思って演技しても、無駄よ無駄!!」
カヲル「・・・・ふうふう、乱暴だね君は。まあいい。ところでこのレイのイラスト、何か気づいたことはないかい?」
アスカ「・・・・気づいたこと? 翼が折れてるけど、それはたまごんも「翼の折れた天使」をイメージしたって明言しているから、アタシが気づいたって大したことじゃないだろうけど・・・・」
カヲル「ふっ、君の観察眼は実にお粗末だね」
アスカ「ぬあんですってええええええ!!」
げしげしげしげしげしげしげし!!!
シンジ「(いつもよりいっぱい殴ってる・・・・汗)」
カヲル「むぎゅう・・・・」
アスカ「さあ、気づいた点っていうのを聞きましょうか。あほな話だったらタダじゃ置かないわよ」
カヲル「・・・・ふう、まあいい。じゃあ、レイに左手を見てまだ気づかないかな?」
アスカ「左手・・・・って、ロンギヌスの槍を持ってるわ・・・・って、まさかアンタの言いたいことって・・・・」
カヲル「そう。エヴァが持っていたロンギヌスの槍をその手に持っているということは、レイが巨大化したと言うこと!! すなわちこれは綾波レイではなく、巨大綾波レイなのだよ」
どかばきぐしゃ!!
アスカ「そんなくだらんことを言うんじゃないわ!!」
カヲル「むぎゅ・・・・・ばたっ」
レイ 「・・・・・・きれい・・・・」
シンジ「あ、綾波、どう、たまごんさんのイラストは?」
レイ 「わたしにはよくわからないわ。碇くんはどう思う?」
シンジ「もちろん、すごくきれいだと思うよ。綾波のイメージがすごくよく書き出されてるなぁ、って」
レイ 「そう、わたしのイメージが・・・・。ありがとう、たまごんさん。このイラストのおかげで、碇くんにわたしのことをよく知ってもらえる・・・・」
シンジ「よかったね、綾波」
レイ「うん・・・・」