アルス:「いやー、実は作者またも疲れはててこんな座談会にすがっているん

だよ。」

イロウル:「いいのか?そんなことをばらしてしまって。」

アルス:「かまわないかまわない、これでも本物の作家志望なんだから。」

カゲル:「しかしいい加減ですね、この作者。こんなものでお茶を濁そうなん

て。」

シンジ:「アスカと同じで厳しいね、カゲル君(苦笑)。」

アスカ:「前回と同じような出だしだけれども今回はもうちょっとまとも

よっ!!」

ライジ:「俺の出番は・・・・」

アスカ:「アンタみたいな得体の知れないキャラには出番は回ってこないって

相場なの!!・・にしても少々八話の番外編でアタシを酷い目にあわせすぎた

せいか待遇が格段によくなってるわね。」

シンジ:「なぜか僕たち二人だけ上物のお茶とお茶菓子だし・・・・」

カヲル:「さすがに心苦しくなったのさ、作者も。スプラッタとかはまだ書い

たことがなくっていまいちだったけど予定ではもっと酷くなっていたらしい

よ。」

アスカ:「アタシを題材にそんなことは書けないって悟ったのね?今更の如

く。・・で、アタシとシンジをああやってくっつけておいて機嫌をとる、うま

いわよねー。してやられちゃうわよねー、ねーシンジっ!!」

シンジ:「・・・・(無言で通す)・・・・」

アスカ:「シンジぃー?」

シンジ:「(さすがにこれ以上無視するとやばいから)あ、何?アスカ?」

アスカ:「(ジロリ)なんか今アタシのこと無視しなかった?」

シンジ:「ちょ、ちょっと作者の疲れが移っただけだよ。近頃だるくって。」

カヲル:「ややっ、それはいけないねえ。君は大事な身だ、健康第一でいてく

れないと困るなー。アスカ君、君はもっとシンジ君の妃になるのならばしっか

りしてくれないと困るよ。」

アスカ:「・・なぜか妙にアタシのセリフが多いわね、またこの後で何か企ん

でるんじゃあ・・」

ショウ:「伝言伝言、ライバルがでたから、だそうだ。にしても俺達なかなか

真の正体が言われないなあ。」

火野:「実はまだ何話完結か考えていないんだ、こいつは。」

ショウ:「いい加減だなー、相変わらず。おっと時間だ、じゃあまたな!!」

シオリ:「今の人・・・・どこへ消えたんでしょうね。」

カオリ:「ええ、すっごく気になるわ。」

シオリ:「ところで作者、何で私とカオリお姉様をごっちゃにしないようにっ

て言ったのかしら?」

カオリ:「やっぱり十話の引きと十五話の冒頭でいきなり別のキャラ名に変

わったのはまずかったと気付いたからよ、相変わらず一気書きだから大して関

係ないけど。」

レイ:「ちょっと、私はカヲルとあんな問答をやるだけ!?他の役はくれない

の?」

カヲル:「所詮名の通り零、君には何もないのさ。」

レイ:「あらっ、こんなたぐい希なる人類初の明晰な頭脳があれば十分よ。」

ケンスケ:「おい、この前の座談会で決着がついてなかったな。今度こそ決着

をつけてやる、どちらが人類最高の頭脳かを賭けてな!!」

レイ:「へえ、まだいたんだ脇役。」

ケンスケ:「なっ、なにをーっ!!そういう自分だってメインとは言えるだけ

の活躍していないじゃないか!」

レイ:「(無視)さっ、議論の続きにいきましょうか、カヲル。」

カヲル:「(意地悪くレイに合わせて)そうだね、僕らのような頭脳明晰な者

達はこうしてより崇高な論題を解きあかすことこそ喜び、さあ新しい論題に移

ろう。」

ケンスケ:「おいちょっと!!」

レイ:「(無視無視)さっ、今度の論題は愚かなる軍師と天才達の違いについ

てにしましょ。」

ケンスケ:「こらっ、人の話を聞けっ!!」

カヲル:「(存在を無視して)まず相違点を挙げると、無駄口が少ない、大き

な声を出して騒がないって点かな。」

ケンスケ:「こらっ!!おいっ!!」

レイ:「それに所詮軍師といっても脇役の軍師ね。」

カヲル:「野蛮で無意味な人間同士の争いではなく、平和への道を模索する僕

らの方がよほど高等だよ。」

アボリオン:「ほらほらカヲル様、お遊びが過ぎますな。」

シャムシェル:「その通り、あなたは我々の長たるお方なのですからもっと

しっかりしてもらわねば。」

カヲル:「ちぇっ、つまらない。もっと自由でいたかったんだがな。じゃあま

た話の中でね、レイ(まわりの者も一緒に去る)。」

レイ:「じゃあまたねー!」

ケンスケ:「・・・・(どうせ俺は彼女いないよ!!)」

トウジ:「ん?どないしたんやケンスケ、顔色悪いでぇー。」

ヒカリ:「そうよ、気分が悪いのなら休まないと。あなたはトウジの大事な軍

師なんだから。まったくトウジったらいつも無茶苦茶な戦いばかりして・・」

トウジ:「せや、ワシの大事な相棒や!!元気だしぃーな!!」

ケンスケ:「(おもむろに顔を上げて)やっぱり男は友情だよな!!うんう

ん!!さっ、今度の戦の会議をするぞっ!!レッツゴー!!(トウジ達去

る)」

シオリ:「あれっ、ゲンドウ皇帝は?」

カオリ:「向こうで神聖帝国と会合をおこなっているわ、早くいかない

と!!(二人とも急いで立ち去る)」

アルス:「ややっ、作者から呼び出しだっ!!これは一大事(そうそうに立ち

去る)。」

カゲル:「あっ、ちょっと待ってくださいよー!!(カゲルも後を追いかけ

る)。」

  シィーン

シンジ:「ふ、二人っきりになっちゃったね。」

アスカ:「そ、そうね。」

シンジ:「これじゃあ座談会にならないし・・どこか二人で出かけようか?」

アスカ:「そうね、どこにしましょうか?」

シンジ:「やっぱり静かでくつろげるところがいいな。」

アスカ:「あっ、むかしおじさま達と行った旅行先、あそこはどう?」

シンジ:「ああ、あそこね。よし、じゃあ荷物をまとめて、と(座布団とお茶

をかたずける)。」

アスカ:「さっ、早くしましょ!!(シンジと腕を組んで足早に舞台を去るア

スカ)」

シンジ:「ゆっくり二人で骨休めしようねっ!!」 

アスカ:「ええ!!」

(次第に遠のく声、静かになる舞台) 

 シィーン

 キョロキョロ ピョコッ

作者:「どーも作者です、お初にお目にかかります。」

作者:「にしても、アスカもシンジも楽しそうに・・・・跡形づけししてくれ

てありがとう、シンジ。」

作者:「そしてこのくだらない作者に付き合ってくれている全ての人に、あり

がとう。」

作者:「そしてキャラクター達にばれないうちに、さようなら。」

 ボコボコボコッ ズボッ

作者:「この作品にかんする苦情、感想等何でも待っています。メールくださ

い、あつかましいですが宣伝してください。それではまたっ。」


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