「誕生日おめでとう、シンジ」
「ありがとう、アスカ」
ワイングラスを軽く合わせる。クリスタルガラスの澄んだ音が奇麗だ。
テーブルの上には、アスカが僕のために作ってくれた料理が並んでいる。
アンチョビとタマネギを使ったマリネ、ラディッシュの赤がきれいな和
風ドレッシングのかかったサラダ、南瓜のポタージュスープ、そして
メインディッシュは和風ハンバーグキノコソース添え。かりっと焼かれた
フランスパン、そして僕の生年に合わせた赤ワイン。
「すごいな、アスカ。沢山頑張ってくれたね、ありがとう」
「へへへ、ちょっとすごいでしょ。まぁ、あんたの十代最後の誕生日だ
からね。私も少し頑張ってみたってわけよ」
「本当にありがとう、アスカ・・・」
「さあさぁ、早く食べないと冷めちゃうわよ。」
「うん、いただきます」
「どうぞ召し上がれ」
ハンバーグをナイフで切って口に入れる。程よく焼けた挽き肉と、醤油の
香りがとてもいい。アスカ、いつの間にこんなに上手になったんだろう。
「とっても美味しいよ、アスカ」
「どういたしまして。ま、私が本気を出せばざっとこんなもんよ」
「ほんとに凄いよ、でももう少し早くやる気を出してくれれば僕も楽が
出来たのに」
「あんた、一言多いのは昔から変らないわねぇ」ぴしっと僕のおでこを
弾いてアスカが少し拗ねる。
「あ、いやその・・・そ、そういえば、僕達が初めていっしょに暮らした
のって、5年前の明日からだったよね」あせった僕は、ぎこちなく話題の
転換を図った。
「・・・そうね、あのころはほんと冴えない男の子だったわねぇ、あんたも」
「あのころは、僕とアスカがこんな風になるなんて、とても考えられなかった
けど」
「そうね・・・色々あったからね・・・」アスカが少ししんみりと言う。
「で、でもっ!僕は今アスカとこうして一緒にいられてとても良かったと
思うよ」
「ふふ、ありがと。さってと本当に冷めちゃうわ」
「そ、そうだね」僕は急いで食べ始めた。
「そんなにあせって食べなくても大丈夫よ、ほんとにもぉ」アスカが可笑し
そうに言う。
「ゆっくり味わって食べてちょうだい。」
「う、うん。そうするよ」
食事の間にワインを飲みながら、たわいもない話をアスカとする。こんな普通
のことがとても大切に思える。今日は特に・・・何故だろう。
「そういえば、明日の準備は出来てるの」アスカがふと思い出したように言う。
「うん、買い出しの方はもうすんでるし、下拵えが必要なもののほとんどが
準備できてるよ」
「そう、結構たくさん招待してるんでしょ」
「そうだね、トウジにケンスケに洞木さんにミサトさん加持さん青葉さん
日向さんマヤさんに冬月さん・・・」
「総勢九人か、明日はホステス役として忙しくなるわね」アスカが少し大きめ
な声で口に出す。僕の気持ちが判ってるから元気付けたいのだろう。
そう、ここに招待される事の決してない少女のことを考えてしまっている僕
の事を・・・。
「みんな大切な人達だから、僕も腕に選りをかけて頑張るよ」
アスカを心配させたくなくて無理に笑って見せた。
「そうね・・・」
「さ、デサートにしようよ」
「うん、そうしよっか」
アスカは冷蔵庫から小さめのデコレーションケーキを出してきた。
「さすがにケーキは作れなかったわ。来年までの課題ね・・・」
アスカは少し悔しそうに舌を出して見せた。
「うん、期待してるよ」
いいながら19本の蝋燭を立てていく。
ケーキの上には"HAPPY BEATHDAY SHINJI IKARI"の文字が入ったチョコレートの
板が乗っかっている。アスカはこのチョコレートが大好きなんだよな・・・。
「さ、シンジ、蝋燭に火を付けて。付けおわったら、電気消すから」
「うん」僕は頷いて蝋燭に火をともしていく。
「じゃ、消すわよ」
暗がりの中に蝋燭に照らし出されたアスカの顔が見える。僕の好みに合わせて
薄い化粧をしてくれている。
何時も思うけど、ゲルマンの血が入った彼女は化粧をしなくても十分奇麗だ。
「じゃ、改めて。誕生日おめでとう」
「ありがとう、アスカ。そしてこれからも宜しく」
その台詞もそこそこにアスカの目に促されて僕は蝋燭の火を吹き消した。
アスカが手元のリモコンで電気を再びつける。
「じゃ、これは私からプレゼント」
「何?」
「開けてみなさいよ」
小さな包みは、開けてみると新型のS-DAT。マイクつきで生録も出来るものだ。
「これであんたの演奏を録音してあげるから、よ〜く自分で聴いてみて練習の
足しにしなさい」
「うん、ありがとうアスカ」
「私の誕生日の時は10倍返しね(はぁと)」
「ひえ〜」まったく、アスカはすぐ人のことを脅かすんだからなぁ。尤も10倍
じゃなくても気合を入れてプレゼントを選ばないと殺されそうだけど。
でも、こうして誕生日を祝ってくれる女(ひと)がいて、友人達もいる。僕は
多分、いや本当に幸せなんだろう。そう、僕がこの手にかけた彼と彼女に比べ
れば・・・。
そんな事を考えながら、僕はアスカに先にお風呂に入ってもらって、その間に
台所の片付けをしていた。
そうこうするうちに、アスカがお風呂から上がってきた。
「なんか湿気た顔してるわねぇ。ま、明日は忙しいんだから、あんたも早く
お風呂入りなさい」
「うん、そうするよ」
お風呂から上がって寝室にやって来ると、アスカはベッドに寝転んで本を読
んでいた。
「アスカ、何読んでるの」
「ん〜、古典よ。ジェフリー・アーチャーのやつ」
「ふーん」
返事をしながら、アスカの横に滑り込む。アスカが、本を閉じて僕の方をみる。
僕はアスカの目みて、それから軽くキスをする。僕が唇を離してもアスカは
そのままだ。無言でもっとと要求してるな。今度はアスカの唇を開いてその
中に舌を進める。アスカも僕を待っていたのか、積極的に舌を絡めて来る。
息がつまるほど、お互いに求めあう。
「ふぅ、激しいわね・・・」
「アスカ、キス好きでしょ」
それに答えずアスカはまたキスを求めてくる。僕もそれに答えて激しくアスカの
唇を貪る。
二人の息があがるまで僕達はキスを続けた。
「ふぅ、ごちそうさま。美味しかったよ」
「ばっ・・・なに言ってんのよ」アスカは今更顔を赤くしている。
「どうする?明日は早いし今日はこのまま寝ちゃおうか」
「・・・・・・」
「じゃそうしよっか」
少し意地悪をしてみる。こういう時のアスカの反応が可愛いから。
「・・・・・・」
無言で僕の事をポカポカと軽く叩く。でも、僕は知らん振りして背を向ける。
と、背中から鼻をすする音。
少し意地悪しすぎたかな。
「なによぉ・・・どうしてそんなに意地悪するのよぉ・・・グスッ」
アスカの奇麗な眼に珠の涙が浮かんでいる。その目尻にキスをして涙を拭いな
がら僕はアスカを抱き寄せる。
「ごめんねアスカ。アスカの拗ねた可愛い顔が見たいから、つい意地悪し
ちゃった」
アスカの艶やかな髪を梳きながらアスカの顔のあちこちにキスの雨を降らせる。
「もう・・・今度やったら許してあげない。」
「アスカありがと」
言いながらまた深く唇をあわせる。そのまま右手でアスカのふくよかな胸を
もみしだく。
「・・・ん・・・んむ・・・う」
敏感なアスカは僕の動きに的確に反応を返してくれる、それが嬉しくてアスカに
没頭していく。
「アスカ・・・脱がせるよ・・・」
声をかけるより先に僕はもうアスカの 夜着を脱がせていく。アスカのゲルマン
系の白い肌は、既にピンク色に染まっていて、僕はしばしその美しさに見とれ
た。日本人の血が入っているせいか、染みもなくって本当に奇麗だ・・・。
「・・・?どうしたの?シンジ」
「アスカ・・・とっても奇麗だよ・・・本当に奇麗だ」
「・・・ありがと・・・シンジに、そういって貰えるのが一番嬉しい・・・」
いつにない素直なアスカをみて、僕は愛しさが込み上げてくると共に、欲望の
うねりも感じていた。
アスカの、上を向いても形の崩れない胸乳にむしゃぶりつく。
「ああ・・・シンジ・・・」
アスカの敏感なピンクの先端を舌で舐りながら、もう片方の乳房を弄ぶ。
片手に余る彼女の胸の大きさ。柔らかなそこを十分に堪能しながらアスカに囁く
「ねぇ、アスカ・・・とっても柔らかくって気持ちいいよ。でもいつのまにこんなに
大きくなったの?」
「もう。シンジのせいよ。シンジがたくさん苛めるから・・・」
「だって、アスカのここ、気持ち良いんだもの。それにアスカも好きでしょ」
言いながら少し強めに乳房を揉み、その先端に噛付かんばかりにキスをする。
「やぁん・・・んん・・・でも、それ・・・すき・・・」
アスカの体が再びピンク色に染まってきた。アスカも感じてるんだ・・・。
「アスカ・・・もっと・・・感じさせてあげる・・・」
僕はアスカの胸からお腹にかけて、すべるように舌先でなぞっていった。
右手はアスカの太股を付け根にむけて
愛撫し、でも中心は避ける。左手は、まだアスカの胸を刺激している。
「・・・あぁ・・・ん・・・シンジィ・・・あっ」
アスカのへそを丹念になめる。もうこんなことでも感じてるみたいだ。
アスカの体からどんどん力がぬけて、足が開いてくる。いつもなら、
ここですぐ中心に攻め入る所だけど・・・。
「アスカ・・・」
僕はアスカの太股の内側や、生え際にキスをして、舐めあげる。でも中心は
ホンの少しかするように過ぎる。
そのたびに、アスカが期待に震えるのが解る。でもまだあげない。執拗に周
辺部や下腹部を攻める。
「シ、シンジィ・・・やん!・・・ねぇ・・・」
我慢出来なくなったのか、アスカが遠回しに僕に要求する。でも僕は知らん振
りで、攻め続ける。
「あ・・・あぁぁん・・・やぁ・・・ねぇ、シンジったらぁ・・・あん」
「どうして欲しい?アスカ」
僕が聞くと、アスカは顔を真っ赤にして
「な・・・なに言ってんのよ・・・そんなの・・・ああ!やぁぁ!!」
アスカが駄々をこねるのでいきなり敏感な芽を甘噛みした。でも、じらすよう
に一瞬だけ。
そうしてまた聞く 。
「どうして欲しいの?アスカ?」
「だって・・・その・・・あん」
「いってくれなきゃ僕は解らないなぁ、バカシンジだから」
その台詞と共に既にしとどに濡れている泉に中指の先をちょんと入れる。
「やぁ・・・今日はどうしてそんなに意地悪なのぉ・・・あん」
アスカの眼がまた潤みだす。
「アスカが・・・可愛いから・・・だから悪いんだ・・・」
僕は少し壊れてたのかも知れない。アスカを焦らすように泉の上で指を踊らせ
る。
「・・・わかったわよう・・・グスッ・・・シンジィ・・・ああ・・・わたしの
あそこを苛めてぇ・・・お願い・・・」
アスカの涙に濡れたその台詞を聞いて僕は完全に壊れてしまった。
「いっぱい苛めてあげるよ・・・可愛いアスカ・・・」
台詞と共に僕はアスカの中心を貪った。アスカの泉は既にどうしようもないぐ
らいあふれていて、興奮で乾いた僕ののどをうるおせるんじゃないかと思った
ほどだ。
待ち焦がれてた刺激を与えられて、アスカは益々感じてるみたいだ。
「シンジ・・・シンジ・・・ああ!・・・そこ・・・うん」
「じゃぁ、入るね・・・アスカ・・・うっ・・・」
アスカの中はもうどろどろにとけたマグマみたいに熱くなっていた。そして入っ
ただけでアスカはのけぞり声を上げる。
「シンジィ・・・いいよぉ・・・ああん!あ!ああ!!」
アスカの形の良い大きな乳房が僕の動きにつれて、波打つ。
その頂点の固く尖った突起に僕は軽く噛付く。
「やぁ・・・そこ・・・いい・・・シンジィ」
アスカ自身すごく敏感になってるみたいだ。僕あ夢中になって腰を振る。
「アスカ・・・アスカ・・・あむぅ・・・ちゅ・・・」
顔に、首筋に、肩に、胸に。僕はキスを降らせる。その度にアスカは応えて
くれる。
「はぁ・・・あんあ・・・いいぃ!!ああ!!」
アスカがもういきそうなのを見て僕はいったん自分を引き抜く。
「やぁ・・・シンジ・・・どうしてぇ・・・」
僕は黙ってアスカを裏返しにすると、アスカの腰を持ち上げて獣のように
後ろから貫いた。
「あ・・・いや・・・ああ!ふ、ふかいよぉ・・・んう」
アスカの可愛い菊座を親指で刺激する。
「あ!やぁ!!そんなとこ・・・んふう!やぁ!あ!ああ!!」
僕はそこから手を放し、後ろからぴったりと覆い被さって肩に歯を立てる。
うなじを思いっきり吸い上げる。
「はぁぁん、シンジ、好きぃ・・・」
繋がってる所からは湿った音が、そして肉のぶつかる乾いた音・・・。
「あ!あ!ああ!!し・ん・じ・ぃぃ!!」
「う・・・アスカ・・・もう・・・いくよ・・・」
「来て!来て!!ああ!!あああ!!!」
「うっ・・・」
「あぁ〜〜・・・」
僕もアスカも精根つき果てて、ベッドに倒れこむ。まだ繋がったままだ。
「・・・うん・・・」
「・・・あ、ごめん・・・重かった?」
僕はアスカの中から出て隣に横たわる。そしてアスカの頬にキスしながら
「とっても可愛かったよ・・・ごめんね・・・」
「もう・・・シンジの馬鹿ぁ・・・」
アスカは僕の胸に顔を埋めてくる。急に恥ずかしくなったみたいだ。
「もう・・・あんなことするなんて・・・」
「ごめん・・・」
「もういいわ。明日は早い事だし、もう寝ましょ」
「うん・・・アスカ・・・ありがとう。おやすみ」
「ん、おやすみ」
僕はアスカと手を繋いで眠りに落ちていった。
・・・ん。・・・くん。・・・碇君。・・・碇君。
碇君、楽しい?その人と一緒にいて、嬉しい?
此処は暗いわ・・・何も無い・・・誰も居ない・・・
どうして私の側に来てくれないの
どうして私を殺したの・・・
どうして・・・どうして・・・
どうして・・・
『しかたがなかったんだ!!あの時は他に何も思い付かなかったんだ!!』
『綾波だって・・・綾波が自分でそう言ったんじゃないか!!』
そうやって人のせいにするのね・・・
貴方の行動よ。貴方が決めた事なの・・・
シンジ君・・・君が望んだのはこんな世界なのかい?
『カ・・・カヲル君!』
そうだ、シンジ。人は愚かなものだ。同じ事をくり返し、そしてそれに気が
付いているにもかかわらず同じ行動を取り続ける・・・そんな愚かなものを
お前は選んだのだ
『・・・とうさん・・・』
お前は神への道を放棄した愚か者だ。
そのおまえが何故のほほんと生きているのだ。
僕を殺して得た世界をこのままにして抛っておくのかい?
君は僕達に負債があるんだ。
この世界を君がエヴァと共に導いていかなくてはならない。
『カヲル君・・・』
『僕はそんな事はしたくない!どうして僕がそんなことをしなくちゃいけない
んだ!!』
『僕は・・・僕は・・・僕はアスカを信じてる!ミサトさんを加持さんを、ト
ウジをケンスケを・・・』
『人間を信じてる!!』
『だからエヴァを捨てた、母さんを捨てたんだ!!』
そんなものはまやかしよ。
そんなものはごまかしだよ。
そんなものは偽善だ 。
まやかしよ・・・ごまかしだよ・・・偽善だ・・・まやかしよ・・・ごまかしだよ・・・偽善だ・・・まやかしよ・・・
まやかしよ・・・ごまかしだよ・・・偽善だ・・・まやかしよ・・・ごまかしだよ・・・偽善だ・・・まやかしよ・・・
まやかしよ・・・ごまかしだよ・・・偽善だ・・・まやかしよ・・・ごまかしだよ・・・偽善だ・・・まやかしよ・・・
『やめろぉ〜』
・・・ジ・・・シンジ・・・シンジィ・・・
「はぁはぁ・・・あ・・・アスカ・・・」
「シンジ・・・酷い汗・・・また・・・見たのね・・・」
アスカが僕の額の汗を拭ってくれる。
「うん・・・」
「幸せに暮らしてる・・・僕に与えられた罰なのかもね・・・」
「そんなこと無い!!シンジがあんな夢見るのは罰なんかじゃないよ」
アスカが半べそをかきながら僕に抱きつく。
「シンジは・・・私を守ってくれる。だからシンジは私が守ってあげる。
いつでも一緒に居るよ」
「ねぇ・・・シンジ・・・前にね加持さんにこんな話を聞いたの・・・」
「アスカ。シンジ君はどうだい?優しくしてくれるかい?」
「もっちろん!私のシンジだもん」
「ところで・・・葛城おっとまだ独身時代の癖が抜けないな、から聞いたん
だが、シンジ君まだ例の夢は見るのかい」
「ええ・・・グスッ」
「なぁアスカ・・・俺も随分危ない橋を渡ってきた。命のやり取りをしたこ
とも一度や二度じゃない。部下を何人も
失ったし、敵も大分倒した」
「でも・・・毎年・・・部下の墓に行って・・・お参りをして、墓を掃除して
・・・そうやって自分を慰めて忘れるのさ」
「その人が死んだ事を?」
「そいつが死んだ原因が自分にあった・・・ということをさ」
「もっとも・・・」
加持さんは居間で眠ってるミサトと子供を見ながらね
「一緒にいてくれる人がいればこそ・・・なのかもしれんがね」
「ねぇシンジ・・・私じゃだめ?」
「そんなことないよ・・・僕のかけがいの無い人だもの・・・アスカは・・・
アスカさえ良ければ・・・ずっと一緒にいて欲しいな」
「あんたが嫌って言うまで一緒に居たげる・・・だから安心して眠りなさい」
アスカはそういって僕の頭を自分の胸に抱き寄せてくれた。あったかくて、
いい匂いに包まれながら僕はまた眠りに落ちた。
その晩はもう夢は見なかった。
管理人(その他)のコメント
アスカ「はんにゃぁはぁらぁみったぁ〜〜〜〜〜〜〜ちーん♪」
カヲル「・・・・なにをしてるんだい、白装束になんか身を包んで」
アスカ「アタシはシンジが亡霊に悩まされるのがいやなのよ! だから、お払いよお払い!」
カヲル「亡霊というと・・・・」
アスカ「きまってんじゃない! ファーストよファースト!」
レイ 「何を言っているの。私は碇くんを悩ませたりなんかしない」
アスカ「うぉっでたわね生き霊!」
カヲル「さっきは亡霊って言っていたくせに・・・・」
アスカ「余計な事を言わない!」
ばきっ
カヲル「ううっ・・・・」
レイ 「私が碇くんの夢の中に出てくるとしたら、それは碇くんがあなたと一緒にいた事を後悔しているから」
アスカ「な、なんですって!!」
レイ 「碇くんは私を心の底で望んでいる。でも、それをあなたに感じさせまいと奥底に隠している。それが出てくるから、夢で私を見てくれる・・・・碇くん・・・・」
アスカ「む、む、むきぃぃぃぃ!!」
カヲル「熾烈な女の戦い・・・・こ、恐いものだね・・・・・」