雨の休日
今日は一日雨だった。本当は二人でハイキングに行く予定だったんだけど行けなく
なっちゃったんだ。でも二人にとってはいい休日になったと思う・・・。
「はぁぁ、雨ねぇ〜」外の天気を見て憂欝そうにアスカが呟く。
「よくもまぁこう毎日飽きもせずに降り続くもんよねぇ」恨めしげな視線の先をたどると
かわいいバスケットが台所のテ−ブルの上にのっている。
「仕方無いよ、こればっかりは・・・」僕がそう言うと、アスカはこっちを向いて
「あんたねぇ、何とかなんないの。その態度。まったく・・・昔からちっともかわらないん
だから 。もう少し前向きな提案とか無い訳」
「そんなこと言ったって。え〜と・・・」参ったぞ、映画はこの前に、見に行った時とまだ
変わってないし美術館とか博物館なんてとうの昔にネタぎれだし、まさかお弁当をもって駅前
にショッピングって訳にもいかないし・・・。あああ、アスカがじぃっとこっちを見てる。
意識して抑えないと頭を抱えそうになる両手を必死にこらえて考えるも何も出てこない。
僕がうんうん唸ってるとアスカが溜め息と共に
「もういいわ、アンタには酷な要求だったかしらね」
「そのかわり、今日は何でも言うこと聞いてもらうわよ」
「な、なんでもって・・・(汗)」一体何を要求されるのか・・・恐い。
「何よ!嫌なわけぇ」アスカがジト目で僕を見る。
「そ、そんなことないよ。ただほら・・・ね?」
「なぁにが『ね?』よ。つべこべ言わないの!!」
「う、うん・・・」
「じゃ、今日は一日ずっと私と一緒に居なさい。家事も買物も一切お休み。解ったわね」
「?・・・そんな事でいいの・・・??」ちょっと拍子抜けした。
「そんな事とは何よ!最近一緒にゆっくり出来る時間が少なかったから、今日のピクニックを楽しみにしてたんだから」
「そしたら、この雨だし・・・」アスカは少しうつむいて
「それなのにシンジったら、黙ってたら一日家のことをして終わらせちゃうでしょ。私のことほったらかして」
「・・・ゴメン、アスカ・・・アスカがそんな気持ちで居たのに気が付かないで」
「私の気持ちはわかったわね」少し元気になったのか、心持ち明るい声でアスカが言う。
「じゃ、先ずは寝るわよ!!」
「はぁ?」
「二人で寝るの!」
「はぁ・・・???」
「外は雨!雨の休日と言えば朝寝よ!二人でベッドでぬくぬくする!これ以上の幸せはそうないわよ」
「そんなもんかなぁ」
「そうなの!」自信満々にアスカがいつものポ−ズをとる。
僕は少し顔をほころばせると、アスカの耳もとに口をよせて囁いた。
「ただ寝るだけでいいの?」
アスカの顔が途端に完熟トマトのように赤くなる、見てると面白い。
「・・・よくない・・・」
「ふふふ、素直で宜しい。いつもこのぐらい素直ならいいんだけど」
「なによぉ」といって僕をポカポカと軽くたたく仕草も可愛い。
アスカを抱きしめて軽くキスする。
「んん・・・シンジィ」「アスカ・・・」
アスカと見つめ合う。蒼い目が潤んでいてまるで宝石のようでとても奇麗だ。
もう一度キス。今度は貪るように激しいキスを交わす。
アスカの唇を舐めるようにして、それから開かれた口の中に舌を入れる。
アスカの舌が僕の舌と絡まる。そのままアスカの舌を吸う。
キスが僕のなかに快感を生む。アスカのいい匂いが僕の鼻腔をくすぐる。
このままキスし続けるのもいいかな・・・なんて考えながらアスカの唇と舌を
貪っていた、けどアスカがキスを終わらせた。
「ね・・・、部屋、いこ・・・」
「う、うん・・・」
部屋に入ったアスカはこっちを振り向くと
「シンジ・・・」って僕に呼びかけながら抱き着いてきた。
「アスカ・・・」僕も言いながら、アスカの体に腕を回す。
「ね、シンジが脱がせて」アスカが耳元で囁く。
「うん・・・」僕は小さく返事をすると、アスカの服を脱がしにかかった。
長袖のトレ−ナ−、Tシャツ、スウェットパンツ・・・。後は下着だけだ。
「ちょっと待って!」ブラジャ−に手をかけようとした時アスカが止めた。
「シンジも脱がせてあげる・・・」
「い、いいよぉ。恥ずかしいから」僕は身をひきかけたんだけど。
「いいから、いいから。それとも、私の言うことが聞けない訳!?」アスカが少し凄む。
「う・・・解ったよぉ・・・」アスカには逆らえない・・・少し情けないけど。
アスカがお揃いの部屋着である、トレ−ナ−、Tシャツ・・・と順々に脱がせていく。
そして僕のトランクスに手を掛けた。
「パ、パンツはいいよぉ。自分で脱ぐから。ねぇ・・・」
「・・・」アスカは無言で、でもニヤリと笑うと一気にトランクスを脱がせた。
「全く往生際の悪い男!」膝立ちして、言いながら僕の男性を指で弾く。
「てっ!アスカァ」僕が下を向いて抗議しようとしたとき、アスカは僕の目を見て
「ふふふ・・・」含み笑いをしながら、僕を口にくわえた。
其のままアスカは僕の物を口中でなぶる。
「うっ・・・ア、アスカ・・・」僕はアスカの行為に暫し酔った。
アスカは目で僕の表情を確認すると、益々激しく僕の物をしゃぶる。
段々と限界が近づいてくる。
「ア、アスカ・・・も、もう・・・」
「いいわ、飲んであげる・・・」アスカはそう言うと僕を再びくわえ込んだ。
「ああ!アスカァ!!」とうとう限界を越えた僕はアスカの口に精を放った。
アスカは少し咳込みながらも全部飲み込んでくれた。そんなアスカをみて
いとおしさが込み上げてくる。
「アスカ・・・」僕はアスカを抱っこして立たせながら、思いっきりキスをした。
アスカもそれに応えてくれる。
「アスカ・・・愛してるよ」
「私も・・・シンジ」
アスカの首筋を舐めるようにキスする。そして強く吸い上げる。
「いやぁ、そんなに吸ったら、痕が残っちゃう・・・」アスカが嫌々をするけど
構わず首筋にキスの雨を降らせる。
「アスカは僕の物だもの。だから印を付けてるんだ」耳たぶを噛みながらそう言う
とアスカは顔を赤くして俯いた。そして
「じゃぁ、いっぱい印を付けて。私がはぐれないように」
「うん・・・いっぱい付けちゃう」僕はそう言うと、まだ付けたままだった
アスカの下着を脱がしにかかった。
下着を脱がせた所で、抱き上げてベッドの上に運んだ。其のままアスカを静かに
ベッドに横たえる。
「アスカ、奇麗だよ」アスカの上に覆い被さりながら囁く。
「ありがと」
アスカの乳首に吸いついて、その敏感な部分を舌で刺激する。鋭敏な感覚を
持つアスカは、それだけで体を震わせる。
左手は、アスカの手指と絡ませている。乳首を刺激する度に僕の左手を強く
握ってくる。段々とアスカの息が荒くなってきた。
僕はアスカの乳首を舌で転がしながら、右手で髪の毛を梳く。アスカの髪の
手触りはとても心地好い。髪の毛を指に絡める。
髪の毛から手を抜いて、首筋、肩、脇腹と、指を踊らせながら、アスカを刺激する。
アスカは僕の指の動きに反応して体を竦ませ、声を上げる。
そのまま右手をアスカの茂みのそばまで下ろす。そこは既にかなり湿っていて
僕の手にしっとりとした、感触をよこす。
「ねぇ、アスカ・・・気持いい?」僕は少し意地悪く聞いてみる。
「・・・うん・・・とっても・・・」もう夢み心地なのか呟くようにアスカは
返事をする。
そのアスカの声に刺激されて、僕はアスカの秘所に手をやる。
其のまま一番敏感な突起を指先でいじくる。
「あ・・・あぁん・・・あ」アスカが切なげに喘ぎを上げる。
その声に後押しされるように中指でアスカの中に侵入する。
そこは濡れて暖かく僕の指を迎え入れてくれる。
中指を曲げて中を刺激しながら手のひらで固くなっている突起を刺激する。
「あぁ・・・いい、いいよ、シンジィ」アスカは益々激しく声を上げる。
僕は胸から口を離すと、アスカの股間に顔を埋めて、彼女を舐め上げた。
「ああん・・・ねぇ・・・もっと・・・」アスカはもうだいぶ参ってるようだ。
アスカの豆を舌でねぶると、彼女の中心から益々熱い液が沁みだす。
僕は舌をアスカの中に入れて動かす。アスカの中は僕の舌を締め上げる。
そろそろかな・・・。僕はアスカの反応を見ながら考えた。
「ね、アスカ、そろそろ入るよ・・・」
「うん、早く来て、シンジ・・・」
今日は大丈夫な日のはずだから僕は何も準備せずに、自分自身をアスカに
あてがった。ぬるりとした感触と共にアスカの暖かい中に入り込む。その
瞬間アスJは息を吐きながら体を反らせる。
僕は胸を合わせながら、少しづつゆっくり腰を動かす。
部屋の中に合わせ目から響く湿った音と、僕とアスカの吐息の音が響く。
次第次第にアスカの息が荒くなって、喘ぎ声に変わっていく。
「あ・・・はぁん・・・んん・・・」
合わせていた体を浮かせてアスカの足を抱え込む。
動きを早くしていくとアスカの形の良い胸がプルプルと動くのが見える。
「アスカ・・・アスカ・・・アスカ・・・」呼びかけながら更に激しく腰を
打ちつける。
「シンジ・・・シンジ・・・いいよぉ・・・ああ!ああん!!」
アスカが無意識に腕を伸ばす、僕を求めるように・・・。僕はそれに応えて
抱き寄せてキスをする。しながら、益々激しく動く。そろそろ限界だ・・・。
「ア、アスカ・・・、僕、もう・・・」
「!!・・・!!・・・」もうアスカは返事も出来ないみたいだ・・・。
「ううぅっ、アスカァ!!」
「!!!シンジ!いく・・・いっちゃう・・・」
その声と同時にアスカの中がキュ−っと収縮して僕を締め上げた。僕は
堪らず、アスカの中に放出した・・・。
そのままアスカの上に倒れ込む。アスカも僕もお互い荒い息をして少し
の間何もしゃべれなかった・・・。
「はぁ・・・はぁ・・・アスカ、とっても良かったよ、それに可愛かった・・・」
「シンジも・・・とても気持ちよかった・・・大好き!」
「僕も・・・好きだよ。アスカ」どちらからともなくキスを交わす。
「私ね、今、サ−ドインパクトが起こって死んじゃっても、結構幸せだな」
僕は黙ってアスカにキスをした。
少しの間、そう、汗が引くまでくらいの間そのままキスをしながら、重なりあっていた。
それから僕は小さくなった僕の分身をアスカから引き抜いた。アスカが起き
上がって、ウェットティシュ−で丁寧に僕をふいてくれて、さいごにもう一
度キスをした。
「これからの雨の日も、ずっと一緒に居られたらいいね」アスカがぽつりと呟いた。
それから、二人で一緒にお風呂に入ってお互いの体を洗いっこして、上がった
あとでピクニック用にアスカが作ってくれたお弁当をこれもお互いに食べさせ合
いっこしたんだ。僕は恥ずかしかったけど
「誰かに見られてる訳じゃないんだから、いいでしょ、ね・・・」なんて普段
しない猫撫で声で言われると拒否できなかった・・・。
そのあとは、アスカのリクエストに応じて久しぶりにチェロの二人だけの
演奏会・・・アスカもおめかししてきて、本当に二人だけのミニコンサ−ト
って感じだった。
そして一日の締めくくりは、アスカのリクエストに応えて、特製ハンバ−グ。
それと、簡単なお菓子を作ってちょっとしたディナ−気分。アスカもこういう
時のためとかいって買っておいたキャンドルを持ち出してきて、幻想的な雰囲気
のなかで夕食をとった。キャンドルに照らされたアスカが凄く奇麗だった・・・。
ピクニックには行けなかったけど、アスカと一日ゆっくりできて、今日は
いい日だったと今は思うんだ。
ども、pzkpfw3です。第2弾です。相変わらずコンセプトは
ラブラブH、それだけです。今回も此処までお付合い頂いた方どうもありがとう御座います。
それにしても、これを書いてる時のBGMがGregorian Chant・・・
管理人(その他)のコメント
レイ 「・・・・・・・・・・・・」
カヲル「え、えーとぉ・・・・・」
レイ 「・・・・・・・・・・・・」
カヲル「pzkpfw3さんの二本目の投稿・・・・・」
レイ 「・・・・・・・・・・・・」
カヲル「・・・・・なんですけど・・・・あのー・・・・」
レイ 「・・・・・・・・・・・・」
カヲル「・・・・なんかやりにくいなぁ・・・・こう黙り込まれちゃうと・・・・」
レイ 「ねえ・・・・」
カヲル「はい?」
レイ 「核ミサイルとN2爆雷って・・・・どっちが強いかしら・・・・」
カヲル「・・・・・はあ?」
レイ 「機関銃とバルカン砲って・・・・どっちが強力かしら」
カヲル「・・・・・汗」
レイ 「爆弾と地雷って・・・・どっちが痛いかしらね・・・・うふふふふふ」
カヲル「・・・・・・ぞぉぉぉぉぉっ(怯)」
レイ 「ふふふふふふっ・・・・・」
歌舞伎町入り口へ