まあ、あれだ。人生一度や二度の失敗でどうこうなるもんじゃないしな! どんとこいだ! ……やっぱり継続してやらんとどうしようもないわ。
失意のまま買い物へ。フライパンを買う。
我が家のフライパンはええっと、たぶん一人暮らしを始めた1999年以来約9年にわたって使い続けてきた古強者。テフロン加工で焦げ付かないから手入れが楽! という(まあ今となっては当たり前だが)便利な機能付きだった。何度も何度も何度も何度も野菜を炒め肉を焼きしてきたら、どうも表層のコーティングがはがれてきているのか、肉を焼いたらたれが焦げ付き、餃子を焼けば皮が焦げ付き……とかなり使い勝手が悪くなってきた。さすがにめんどくさいので買い換えを決意。決意するほど高い買い物じゃないけど買ってきた。新しいフライパンで炒めるとやっぱり焦げ付かない。いやー今更ながらこれは便利ですわー。
次の白物家電は炊飯器狙いか……ごくり……あれは高いから躊躇するんだよな……。
ヨドバシカメラに展示していたCoolpix S600をちらっと見てきた。有効画素数1000万画素。いやこれはさほど注視すべきところではない。1000万画素。あればいいけど、なくてもそんなに困らない。広角28mmからの撮影範囲。これもいいなぁとはおもうけど、今のS500からの買い換えを決意するほどではない。一番いいなぁ、と思うのはなにか。それはS500に比べて格段に向上したマクロ撮影距離。
S500が発売された当時、購入の際に一つだけ目をつぶったのがマクロ撮影距離である。最短15cmはちと遠いよなぁ……と思いつつも、他の機能の良さと比べた上で購入したわけなのだが。
実際に使い始めたら、やはりそのマクロ撮影機能がネックになってくるときが多い。どちらかというとコンデジはスナップショットと、室内での食べ物の撮影が多いわけだけど、食べ物の撮影はマクロがないとなかなか厳しい。昔のCoolpixのころはものすごく近かったんだよなぁ、と思いつつ、妥協したこの機能が含まれたら買い換えるのになぁ、と思うことが何度あったか。
そんな一方、今回のS600、マクロ撮影距離が3cmまで近くなってるじゃないですか。実際に店頭で撮影試してみたけど、近い近い今までのS500の時とは全然違う! これいいじゃないすか!
………炊飯器とデジカメ、どっちを優先すべきか……悩ましい……