まあちょっと待ってくださいよ。また買ったかこいつはみたいに思っているかもしれませんけど。一応説明しておこう、かな。
思えばポケットに持ち歩けるカメラとして買ったのはCoolPixS1。2005年の春のこと。その前に使っていたのはCoolPix 4500で、これはいいカメラだったんだけど、さすがにポケットに入るものでもなく、持ち歩くには鞄に入れていかなければいけなかった。当時は他社からいろんな小さいカメラが出ていたものの、Nikon好きな自分としては待っていたわけです。早くでてくれーと。そして出てきたS1。いいカメラでした。愛用していました。かなりポッケにつっこんで歩き回っていました。
そして運命の10月。海外出張に出るその日に発覚した故障。これがないと写真を全く撮れないという状況で、やむにやまれず購入したのがCoolPiS3。見た目全くS1と変わらない外観。画素数がアップしたのはアップしましたけど、何ら変わるところのない使い勝手。それはそれでいいことでしたが、正直買い換えたのか自分はみたいな感じで使い続けていました。S1は譲ってしまったので手元にはS3だけが残っていました。
持ち歩きカメラとしては不満はないのですが、あえて文句をつけるとすれば、室内撮りに弱いと言うところでした。ISOが最大でも400であるが故に、少しくらいとぶれるんです。結構簡単に。写真で食い物を撮ることが多い訳ですが、それでぶれぶれの写真になると結構ショックがあるわけです。なので、高感度対応で手ぶれ補正のカメラほしいなぁーと思っていた訳なんですね。
そこに来た、来た来たキターーーーーッ! という感じで出てきたのがS500なわけです。ですので本格的な買い換えはS1以来と見なしましょう。2年ぶりの買い換えですよ。ほら、そんなに頻繁に買い換えている訳じゃないでしょ? あーD200とかXacti HD1とかはスルーしてください。目的が違うので(笑)
サイズはS3と同じくらいかと思ったら心持ち高さが小さいです。でもって心持ち軽いですね。何となく中が詰まっているという感じではないですね。起動時間は確かに早い。クイック起動にすると電源入れてから撮影可能になるまでの時間は短いです。
手ぶれ補正の力は偉大です。確かになかなかぶれなくなります。これはすごくいい。ISOは、感度が上がると画面がざらつくのはまあ予想していたとおり。あまり感度をむやみに上げるのはよろしくないですね。
使ってみてだめだこりゃ、と思ったのは本体上部にある「ぶれ低減」ボタン。これを使うとぶれないようにするっていうのはいいんですけど、ISO感度をあげてシャッタースピードを確保しようとします。なので普通に撮れるところでもざらざらになってしまいます。「ぶれ低減モード」にしたときにはこの設定を使う、というような個人カスタマイズができればいいんですけど、そうでないとすると、撮ってみないとざらつくのかそうでないのかがわからないという状況になるので、正直この機能は怖くて使えません。自分でメニューから設定をいじる方がましです。
あとマクロ。これは買う前から判っていたのですけど、マクロもーどが15cmまでしか寄れないのはいたいかなぁ、と。まあ、これは実際に使ってみてどうかと言うところでしょうけど。
どっちにしてもこれからS500が相棒になります。S3,お疲れさんでした。(てかこれどーしようかな……笑)
スーパーが早く閉まってしまうせいで野菜が買えなかったり、あるいは開いていたとしても在庫が微妙だったりとなかなかお弁当を作れない日々です。卵はないわトマトはないわ……。で、お弁当が作れないと必然的にその前の日の夜ご飯も作れなくなるのでしばらく外食が続きます。一昨日はすた丼だし今日はカレーだし。停電を見越して比較的早めに帰ってしまうので、遅くに食べる心配がないのだけが唯一の救いです。
来週には物流が復活しているといいなぁ。
六本木のサントリー美術館でやっている東洋陶磁展を見に行ってきました。大阪中之島の東洋陶磁美術館の所蔵品も多数来ています。あそこには1回言ったことがありますが、結構駆け足だったのでまた行ってみたいと思っていたので。
2時間くらいかけてじっくりと見て回りましたが、やっぱり東洋陶磁は見ていて飽きないです。時代的には宋代の白磁が一番好みなんですよね。明清と時代を下って行くにつれ、技巧は進歩していくのですがどうにも煌びやかになりすぎて。宋代くらいのシンプルさが好きです。