原材料の黒糖はすべて奄美大島笠利町産を使用。そのため、サトウキビ生産量に限りがあるため、極めて少量の出荷となります。
さたぐるま搾りの黒糖生産とは、奄美の呼び方で「砂糖(さた)車」のこと。昭和30年代まで主流だった歯車搾り機(以前は馬に歯車を引かせていました)を使い、製糖小屋で手造りした、おいしい黒糖を仕込みます。歯車の間にサトウキビを1本ずつ入れ、圧搾。しぼり汁が集まったら、じっくり煮詰めていき、濃厚で凝縮、素朴な黒糖が出来上がる。
この黒糖を100%使ったのが「川智」。黒麹仕込みで常圧蒸留。本当に濃厚な黒糖の香りがしますので、初めて味わった方は驚かれることでしょう。
焼酎は蒸留酒ですので、糖分は0%。発酵〜蒸留過程で生み出された味わいは、熟成とともに、豊かな香り、香ばしい甘味、深いコクを身につけます。
まずはロックで深い香りをお確かめくださいませ。
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