「同性愛」
オレはこう思う

 

 現在の日本では戸籍において同姓同士の婚姻は出来ない。
 同性愛はタブー視され気味悪がられる存在となっている。
 しかし、今日の日本においてその先入観を打破しようとする動きが出ている様なので考えてみる事にする。


 まず同性愛や性同一性障害者のメカニズムについて先天性と後天性がある。先天性については受精においてY精子が取り込まれれば男性、X精子なら女性と遺伝子レベルでの性の決定が行われるがある時期、アンドロゲンが過剰に存在すると女胎児の男性化が、欠乏すると男胎児の女性化がおこる。つまり、乱暴な訳し方かもしれないが男として生まれてくるハズが体の構造は女、女として生まれてくるハズが体の構造は男となる場合がある。
確率としてはそんなに少なく無く千人から1万人に1人程度の確率だが、生まれた環境、教育などで体の構造の性に依存する場合が多いが、出産後すぐに出生届けを出す義務のある日本では外見による性によって性の決定を行うのが普通なので、自分の属する解剖学的性に違和感、不適切感を意識する状態である性同一性障害は物心ついた後に発見される。

後天性については生まれた環境、教育などで自分の属する解剖学的性では無い性として成長していく事である。
こんな話を聞いた事がある、ある後進国の貧しい家庭において子供の労働は重要な収入源であり、男としてよりも女の方が稼げる(つまり肉体労働するよりも、男娼として働く方が家計の足しになる)ので幼少の頃から男児に女性ホルモンを与え、教育も女性としての教育をすると生まれたときは男でも考え方は女性らしく、性欲も男性に向けられ、男性器も縮小し切除しないまでも存在が確認できない状態になるらしい、食べ物もろくに食べられない家庭で女性ホルモンをどうやって所持するのかという疑問もあるが、なんでも男娼行為自体が組織化され組織にマージンを支払う事によって取得できるとの事
また、環境において
1.同姓の先輩などへの強い憧れや尊敬が
2.同性愛者からの深い愛情によって
3.異性からの精神的障害を受け異性を愛せなくなり、結果として etc...
により同姓を愛する様になる事も含まれる
また、両性具有者(インター・セックス、二形)の場合、大抵男性器を切除し女性性を申請する様だ

前置きが非常に長くなったがMC ROOは個人個人趣味趣向があるのだから同性愛もそのうちの1つだし、MC ROOは男で今まで男に恋愛感情を抱いた事は無いが個人の自由を尊重すべきと考える。
ただ、同性愛者の方(仮にA君とする)に告白された事があるのだが、MC ROOは断った。するとA君は「オレが男だからだろ、それは差別だ」と言って来た。MC ROOも確かに男と恋愛するつもりはないので「男だから」断ったのは一理あるのだが「差別」と言われるのには納得がいかない個人の趣味趣向において「太っているから」等の理由で交際を断る事はあるではないか、それも「差別」になってしまうのか?「太っている人」を好む人だっているしそれは個人の趣味趣向の問題であって差別では無いだろう。
もっと言えば同性愛者の方は同性愛者の方なら誰とでも恋愛できるのであろうか?つまりおなじ趣味趣向の人となら誰とでも恋愛できるのかといえばそれは違うだろう。厳しい言い方になるがMC ROOは「A君だから断った」のであってそこに同性愛者に対する差別は無い、こういった差別意識を持つのは被害者意識以外の何ものでもないと思う。

もう1つ言えば日本の同性愛者の方は同性愛者の方同士まとまり1つの世界を作り出し過ぎているのではないか。同じ趣味趣向の人同士まとまるのが悪いという訳ではない、ただその世界自体が不気味なものであるように思えてならない、何故隠れるようにして生活するのか?「みんなに非難されるからだ」と主張する人がいるが、非難されるから自分の主張が通せないのか?海外では同性愛者の運動があるではないか、市民権を取れる様にもっとアピールする事をせずただただ「認めてくれない」と言っているのでは何の解決にもならないのではないか?アメリカなどでは同性愛者の運動により同性同士の婚姻が出来る様になったのではないか、特に日本は少数派意見を非難する傾向にあるそんな中で同じ境遇の人同士まとまり傷を舐め合うのでは無く「認めさせる運動」に力を注ぐ事が得策ではないのか

また、性転換手術が日本でも認可されたようだが「治療法」の推進者が例にあげる欧米でも、ある程度の人生経験を積んだ中高年層にこの手術を求める人が多いそうです。両親からもらった体、胎生期に多少の問題はあったにせよ、先祖伝来のDNAを受け継ぎ、両親から受けた染色体配列が元々方向付けしていた解剖学的性にそれぞれの期待を持ったであろう、両親がご健在のうちは性転換手術を自粛しても良いのではとオレは思う。

(終)

今回の医学的考察はMC ROO個人が独自に調べたものであると共に定義が難しく人によって違った定義が存在します。

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