「売春」オレはこう思う

 

最近「売春」の低年齢化が問題にされている

何でも日本における最年少「売春」の記録は「11歳」とのこと

つまり最年少記録は「小学生」ということになる。

世も末だとかどーなってるんだとか、いろいろな意見が交差するが

実際の所はどーなのだろう。

 

「売春」している女性の意見で多いのは

 

1.「なぜ自分の体を自分で売ってはいけないのか」

正直なところこの問いに、納得させる回答を示した人はいるのだろうか?

オレ自身この問いには答えが見つからない。

 

2.「欲求不満な男に対して性犯罪防止に役立っているではないか」

確かに一理あると思うが性犯罪は増えるいっぽうだ

(でも風俗産業が無くなったらもっと増えるのか?)

確かに、「売春」と並んで性犯罪の低年齢化も問題になっていることを

考えれば、お金のない世代が性犯罪を生んでいるのかもしれない

でも待てよ、性犯罪防止をしたいのであれば「お金とるなよ!!」が

男の素直な意見ではあるまいか(これを言ったらもともこもないが)

 

逆に「売春」に関してよくある批判は

1.「そんなことまでしてお金が欲しいのか」

2.「自分の体が可愛くないのか」の、ふたつのパーターンが多い。

つまり、お金と体に関してのものであくまで一般論にすぎず

欲しいさ!!そーで無ければ誰がやるか、その可愛い体で頑張ってんだ!!

と言われれば、返す言葉も無い。

 

これらをふまえて、ではナゼ「売春」はいけないのか?を考えてみようと思う。

日本において、「売春防止法」が施行されたのは昭和32年のことだ、

つい40年前でしかない、それまでは日本国政府が「売春」を認め

売春婦からも、ちゃんと税金を取っていたそうだ

つまり「売春防止法」イコール「日本国の後進国からの脱皮」

があって戦後貧しかった日本において

「もう日本は貧しくないですよー」と言いたかったのかもしれない

他国へのイメージもあるしね

それに「売春」とは、「女性が報酬を得て肉体を異性の慰みに供すること」

 

つまり「春」を「売る」ということで

 

「春」を辞書で調べると

 

<1>四季の一つ。はる。

<2>年のはじめ。正月。「新春・賀春・迎春」

<3>男女の互いに異性を求めるこころ。「春情・春機・思春期・春画」

<4>血気さかんな年ごろ。「青春」

<5>年月の流れ。よわい。「春秋に富む」「幾十春」

 

<3>に注目した頂きたい。

「春」にはこんな意味もあったのだ、確かに「思春期」等に「春」は使われている

またここには載っていなかったが、「春」は「女性の代名詞」でもある。

ゆえに、「男女の互いに異性を求めるすばらしい気持ち(心)を、

お金なんかで取引して良いはずがない」だから「売春」は「罪」なのである

でも待てよ!!「ソープランド」ってもろ「売春」なんじゃないの?

「ソープランド」側の言い分は「個人の恋愛において場所を貸すだけ」らしいが

それを本気で信じる人っていないんじゃないの?

つまり、国が知らんぷりしているのではと疑問がたつ。

ながながと書いてきたが、オレの結論はレイプでないのならば

お互いが同意のうえならば良いのではないかという結論になった。

しかしこれだけは断っておく、SEXをしてナゼ男がお金を払うからといえば

愛情がないだけでは無く、女を自慰行為に使っているにすぎないんだ

つまり、「売春」という行為で女性が、精神的におかしくなったり

男性不信に陥ったりしたとしても、それは自分の責任で同情の余地はない

その為に、一般に弱いとされる女性を守る法律があるのだから。

(終)

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