真夏の星空に


 懐かしいものがでてきました。確か・・・高校が大学の頃につくったんですよね、これ。

 余りに綺麗過ぎるので、もしかしたら高校あがってすぐぐらい、とかじゃないでしょうか。 実感が無いというか、何やら空想の世界に近いような。そんな感覚があります。 きっと「恋に恋する」というぐらいの頃に作ったのかもしれません。

 思えば純粋でしたね、あの頃は。人間の汚らしさ・卑怯さというものを知らなかった。 知らないから、知ったかぶりで綺麗な空想を作り上げるのでしょう。子供に話す御伽噺と変わりません。
 でも御伽噺はつきつめればもっとリアルで残酷なものです。“綺麗”のヴェールを取り払えば、 そこにあるのは人間のどろどろしたものであり、そしてもっと熱をもったものなのでしょう。

 可愛らしかった頃を振り返る気持ちで、ちょっと口ずさんでみますか。





title : 真夏の星空に


失くした夢を探すために 浜辺を独り 歩き続ける
砂にまみれたあの季節を 波が静かに洗い出す
波打ち際の貝殻が 二人の事を語るとき
夕日に焼けた両頬を 潮風優しく撫でつける

 愛しさと裏切りと 全ての想い織り交ぜて
 貴方の背に手を回し 貴方を愛し続けたのに

  I love you forever 愛しい人よ 貴方は優しく臆病すぎた
  さよなら さよなら 好きだった貴方 二度とは戻らない遠い日々

貴方が残した想い出の 欠片を浜辺で拾い集める
二人が交わした言葉さえも 小さな欠片 一つさえも


 夢心地で紡ぎだした 他愛ない恋の繰り言を
 貴方の腕に抱かれながら 疑いもせずに信じてた

  愛してたそれなのに 悲しい二人よ 少しの勇気が有れば良かったのに
  二度とは帰らない 楽しかった日々 遠くに去りゆく夏の日よ


 二度とは逢えない人なのに 夜毎 寂しくて名前を呼ぶ
 夜の浜辺の星空に 描いた面影 滲んでしまう


  I love you forever 愛しい人よ 貴方は優しく臆病すぎた
  さよなら さよなら 好きだった貴方 二度とは戻らない遠い日々

  もう一度抱き締めて 夢でも構わない 独りの夜の不安を払って
  愛してた 今でさえも想い続けている それでも戻らない遠い日々
  いつか全てが セピア色に変わる




戻る