|
||
アナタと逢うのが怖かった。アナタは逢うたびに美しくなっていく。 そんなアナタを逢うたびに深く愛していく自分が怖かった。 いつか自分みたいなヤツは相手にされなくなるんじゃないか、そう思うととても怖かった。 アナタと過ごす時間はいつも楽しい。そしてあっという間にすぎていく。 いつだって時間が止まればいいと思った。今の幸せを守るためなら、 何を犠牲にしてもいい、惜しくはないと思った。 悲しい思いをしたことがあった。もう絶対に人を愛そうとは思わなかった。 傷ついてまで信じるのが馬鹿馬鹿しかった。そんなやりとりが無意味に思えた。 人に想いを伝えることが怖かった。もうあんな想いをしたくない、あんな想いは嫌だと思った。 そんな私の前にアナタは現れた。まるでそんな風に殻に閉じこもる自分を嘲笑う運命のように。 アナタは私に言った。 「あなたが好きです」 その言葉は本当ですか?私おもちゃにしているのではないですか? モテない男をからかって遊んでいるのではないですか? 女性に本当は不器用な自分をみて優越感を感じているだけではないのですか? 本当に私を愛してくれますか?もうあんな想いはしなくて済むのですか? 私がこの世を去るまで、アナタは愛し抜いてくれると言うのですか? 生きることを諦めていた私に生きたいと思わせてしまったアナタ、 私に生きる幸せをくれるというのですか? アナタを信じてもいいですか?精一杯アナタを愛していいですか? 私は幸せになっても許されるのですか?アナタを抱きしめてもいいのですか? アナタを愛しています。だから私に幸せを下さい。私は精一杯、アナタに幸せをあげられるように、 つたないけれど努力しますから。もうこの歌のように、悲しい思いはしたくないから。 そしてアナタにもさせたくないから。だから・・・ |
title : どうしてあの日・・・ 渡した指輪 外したんだね それが君の答えなの? 春の日差しは弱すぎるから きっと跡すら残らない もうこの両手 伸ばしたとしても 君の心には届かない? 他の誰かに出会うのならば お願い そのまま行かないで 壊れた絆に滲みる雨の音 抱きしめた肩が震えてる 交わしたキスでさえも嘘になるのなら どうしてあの日 抱かれたの? 君と別れた改札見つめ あの日の言葉を思い出す 夜が終わって朝が来るけど 孤独(ひとり)で未来(あした)の夢は見たくない 電話の向こう 冷めた口調で この世の全てを否定する 分かり合えてた 心通った あの日の感覚 嘘だったの? 通り過ぎ行く この夜だけが 僕の涙を隠してた 見上げた夜空に浮かぶ君の表情(かお) 熱い思いで滲んで行く 愛しさだけの 遊びの恋ならば こんなに惨めに感じない 別れていくのが僕等の運命(さだめ)なら どうしてあの日 出会ったの? 抱き寄せた女性(ひと)の 瞳が濡れている 重ねた季節(とき)を うち消すように 愛の言葉さえも 嘘になるのならば 今 その手で永眠らせて・・・ Please! please kiss me, my darling! 夢で構わない 優しく僕に寄り添って 交わしたキスでさえも嘘になるのなら どうしてあの日 抱かれたの? |