2001年10月の日記
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●2001年10月30日(火)

昨日、会社の帰りです。
突然胃が痛み出しまして。情けないことに歩けないほどになりました。


僅か1メーター。タクシーです。お大尽です。


夜中に痛みと吐き気、熱で目を覚まし、
眠れずにもだえ続け・・・


ちなみに同僚も熱にうなされていましたが・・・


朝、熱はマシになったので出勤してきました。
そしてアサイチの会議で。




「飛騨君にはもっとペースを挙げて、
できれば毎日徹夜ぐらいの覚悟でやってほしいんだけどね」




殺される・・・

一瞬本気でそう思いました。このままでは会社に殺されかねないなぁと。


みなさんも気をつけてくださいね。


ああ、私?


なんと言われようが今日も早く帰ります。
人の話を聞こうともしないプロジェクトの人柱になる気はございません(笑)

●2001年10月25日(木)

社運を賭けたソフト。
そのソフトを開発するプロジェクトのメインプログラマ。
それが今の私。
社内に今回の開発言語で、私を越える人間がいるかどうか
疑問の多い今の状況。



「君が頼りなんだ」



あれ、ウソですね(笑)

いや、完全にウソではないんでしょうけど。

それでも上申書(こうすれば工数減ります、こうすれば短縮できます)
を無視するわ、提案は一切合切シカトするわ。
まぁ最後の責任をとるのは私じゃないのでいいのですが。

ちなみに多分ですが、あと2ヶ月〜3ヶ月ほどしたら
「きみが頼り」は現実になります。

「助けてぇ、どらえもぉん(涙)」

私の上司はのび太くんのようです(汗)

もっともいかに私でも、期間が迫れば対応する方策なんて
ひねりだせないんですけどねぇ・・・(笑)

●2001年10月24日(水)

後輩ちゃんは見事にやってくれました。




修正したはずソース(プログラムのコード)が、
未修整になっている・・・

ザ・上書き(涙)



それでも罵声を浴びせることのなかった私は、偉いですか?

つーか、このやり場のない心の拳は、どこへ振り下ろせば・・・(涙)

●2001年10月23日(火)

同室の同僚が寝込みました。ものすごい熱です。
風邪だと当人は言いますが・・・

炭素菌でないことを祈ります。



ウチには新人ちゃんがいます。
しかし次々と雑用が入るため、目的の仕事がなかなか終わりません。
おかげで全部こっちに作業がくる・・・(苦笑)

現在、資料すらないものを想定だけで調査作成してます。
今夜もあんまり寝る時間ないのかなぁ?

そゆわけで、頼んだ仕事を責任持ってきちっとやってくれる人が
部下か助手にほしいな、と思う今日この頃。

●2001年10月22日(月)

そのうち上司に相談したい事柄。



「辞表の書き方を教えてください」


今やめたら、現プロジェクト崩壊必至。

●2001年10月21日(日)

今の仕事を仕事を振り返って。

ある人が仕事を辞めるという話をしていたんだけど、
その人はその仕事が好きだったらしい。やり甲斐があったらしい。

私はその話を聞いたときに、ふと自分を振り返ってみました。


大学時代、自分で決めた道。

大学院への誘いも蹴り、教職員への道も諦め、
幾多の大企業から好条件で誘われ続けたのもお断りし、
自分が作った組織(法律上、会社ではない)も後進に譲り、
身一つで今の会社に入りました。


変でしょ?
院や教員はおいておくにしても、大企業からの誘いは
この不況下のご時世では考えられないような破格の待遇を示され、
エリートコース以外の何者でもなかったし、
またある誘いは結婚の話も絡んで、まず一生困ることもないような
そんな美味しい話だったし、
組織に残っても、今の会社の部長クラスでももらえないような手取りを
平気で手に入れることができたはずの地位だったのに。


全部、本当に全部断って、今の位置に身を投じました。


アホでしょ? バカでしょ? どうしようもないでしょう?


甘ちゃんな自分(今でも甘いが)に下積み経験をさせ、
もう一度一から鍛え直すため


そんな理由も実は口実でしかなったようです。


私は今の仕事が好きです。
不健康きわまりない、自分の成した結果の割に優遇されない状態でも、
どんなに理不尽なことをいわれていても、それでも今の仕事が好きです。

人を驚かす、人を喜ばせる、そしてわいわいやるのが好き。

そんなガキみたいな自分だからこそ、今があるのだと思います。


新しい技術を使って、新しい何かを作る。
そして他人を驚かせ、他人を喜ばせる。
それがやりたいがために、なんもかんも投げ捨てたのでしょう。


要するに本当に子供だったわけですね。
でもそんな子供じみた今の自分が好きです。
そしてそんな自分だから、今まで人が支えてくれたのでしょう。
危なっかしい私だから、人がほっておけなくて
寄ってきて助けてくれたのでしょう。
結果、大きな力のうねりとなって、いろんなコトを成したのでしょう。


次は私は何をするでしょう?
明日の私は、一週間後の私は、一月後の私は、一年後の私は、
一体何をしているでしょう?

きっと今の会社をやめても、開発を、ひいてはその系統の仕事を
何かしていることでしょう。


不健康な仕事とわかっているのに、ホント、駄目なヤツですね。

何よりもダメなのは、
明日が試験だって判ってるのに、
現実逃避してこんなことをしたり顔でかいているってコトだと思います。



そりゃ試験おちるよ、私・・・(泣笑)


●2001年10月19日(金)

「オーストラリア産の牛肉使用!」


最近、そこここかしこで見かける売り文句です。
オーストラリアはそんなに牛がいるのでしょうか?
相当な数が必要なはずですが、なぜかみんなオーストラリア産です。
毎日ハンバーガーを大量に捌く某メーカーだけでも相当な数に上るはずです。



私はオーストラリアの人に声援を送ります。



ただし、日本語で、ですが(筆者、英語が苦手なため)

●2001年10月18日(木)

うちの会社に元いた人ですが、
うちにいる部長と並んで、一種伝説化した人です。
一度、新人の頃にご一緒させていただきましたが。



会社でへほへほ仕事をしていたら、いきなり上の人が。



「コントロール、作れる?」


コントロールというと、マウスとかゲームパッドの類ではありません。
ここでいうコントロールとは「エディットボックス」とかを指します。
例を挙げていえば、掲示板とかで名前を書き込む部分とか。


私とてPGのはしくれ、今回のプロジェクトのメインプログラマです。
恐らく社内でこの新規言語に関する造詣の深さでは、
私の上を行く人が1人いるかどうか、きわどいところです。


もっとも、単に社内で使ったことのない言語だから、ですが。


とにかく並大抵のコントロールなら調べ上げて作ってしまいます。
多少ヘンテコなコントロールでも作ることができます。


さて、問題はそこのコントロールです。

冒頭で紹介したとてつもない神様の様な人が
1週間かけて作ったと言われるものを、新しい言語で作れと
あっさりおっしゃるのです。
COM化してあれば作る必要はないのですが。



「COM化してくれてもいいよ」



私は今、必死になって調べています。
ちくしょう、今週テストなのに・・・(涙)

●2001年10月16日(火)

オフレポをさっさとあげなさい、というメールが来ました。
ちなみにその当人のここじゃいえない話
書かないようにしようと頑張っているのに、
なんとも無慈悲なモンです。
いっそさらしモンネタになってもらおうかと思いましたが、
気を取り直してオフレポの続きです。



案外大人しく支払いを終えた一行は、
次の河岸を探して深夜の渋谷を徘徊する。
ちなみに誰も何も考えず歩き出したらしく、
しばし歩いてから引っ返す結果になったのはナイショである。


駅前の方に戻ってきて、ありふれた居酒屋に入る。
その名も「和民」
有名なチェーン店のようだ。
大阪にいるときには、さほど見かけなかったような気もするが。


店にはいると、みんなアルコールを頼み出す。
チキンな私はこっそりノンアルコールの飲料を注文していた。
アルファベットブラザーズに絡まれるかと思ったが、
案に相違して、注文は通った。
やはり「降格処分」が心に来ているのだろうか。


みんなが酒をみている最中、
こうしゃくさんは必死に食べ物を選んでいた。


しかし彼女だけかと思いきや、Aけんさんもみていたようだ。
いきなりぽつりと。


「オレ、この鳥皮チップが気になる」


私も気になっていました。
というわけで、頼むことに決定。


飲み物と同時にお通しがくる。
みんな「つくね」なのに、私だけ「バジルパスタ」を選んだ。
気になって仕方なかったからである。


ちなみに来て一口食っただけで、あとはこうしゃくさんに全部食われたが。


腹を空かしたAけんさんとこうしゃくさんが頼んだ料理は、油物が多かった。
結果、油で滑りが良くなったみんなは、
とんでもない話を暴露して散ってゆくことになる。


「いいか、よく聞け」


もはや温厚なパパさんでは無くなったmackさんがあたりを睥睨しつつ、
過去の戦歴を語りはじめた。

「まだやんちゃだった頃だがな、こう、やっぱ色々車でドライブとかするわけよ。
でな、野猿街道(字、あってますか?)ってのがあってな。そこをまぁ爆走するわけだ。
そんで丁度そこに『ホテル野猿』ってのがあってな、そこでまた暴走するわけだ」

アナタ、何でそんなトコを爆走してるんですか?
アナタ、何でそんなコトをしってるんですか?

更に話はエスカレートする。

「剃るぐらいじゃダメだ。やっぱ剃ったり剃られたりという、
こういうのがいいんじゃないか」

何がいいのかはよくわからん。

「俺は(相手を)剃ったことはあるんだけどなぁ・・・」

誰とはなしにそういう嘆息ともつかない台詞が出たが、
それでさえも経験のない私には言葉がない。

「そういう恥ずかしい思いを共有することが大事なんじゃないか!」

それが男女のあるべき姿ですか?
いや、確かに男女の営みは恥ずかしいというか、
他人に見せるには恥ずかしすぎる物ではあるが、
でもなにかこれは恥ずかしいの意味というか領域というか、
何かを越えちゃっているような気がしてならない。

「恥ずかしいと言えば、せいぜい相手の親御さんにキスをみられたときぐらいですね」

「論外!」

どうやら私は論外なようだ。

「後はエロ本を親に見つかったぐらい」

「梅の下の下!」

少々格付けアップ。
しかし梅から竹にランクアップすると凄い物がある。
以下、個人の名誉のためにモザイクと音声変換の処理をかけてお伝えする。

「やってる所を親に見つかったけどな。
 そしたら翌日親から<自主規制>を渡されて、
 『ちゃんと<自主規制>するように』っていわれたよ」

こんなかんじの台詞が飛び出す。
すると勢いは止まらないもんで、

「でも親にみられたら固まりますよね。
 たとえば<文部省検閲削除>に顔をつっこんで
 <文部省検閲削除>しているときなんか」

「いや、その逆の方がつらいだろう。女が
 <HP倫>してるときに、それも女の親に入ってこられたら
 流石に固まるだろう」

想像ですが、みなさん想像力がなかなかたくましい。

「そしたらやっぱあれか、
 『凝ったんでマッサージしてもらってました』
 っていうのか」

「どこのマッサージだっちゅーの!(笑)」

「そうだよ、俺なんか<文部省出版禁止命令>の最中に、
 それも相手の親にみられちゃってさぁ(笑)」

どうやら一部実体験談も入っていたが、
みな、それなりの経験とそれなり寸前の経験はしているようだ。

そんななか、きまじめに生きてきた私はあぶれていた。

いや、他にあぶれているのはこうしゃくさんも同じであった。
彼女は

「せいぜい友達同士(女の子の友達ばかりらしい)で集まって、
 男子生徒から借りたエッチビデオみたぐらい。
 でも退屈でみんなねちゃって、残った子はゲームをしていた」

という経験しかないらしく、上述の人らの様な
派手な経験などがないらしい。


上述の人らが普通なのか、私らが普通なのか。


それを問うのはナンセンスであった。
なぜなら彼らこそがその場の人口の半数以上を占めていたのだから。


「友達に○本綾子(プロゴルファーの、結構年齢が高いおばさん)で
<自主規制>しようとしていたやつがいましたよ」

なんていう台詞が飛び出しては

「松の上!」

といい、

「しかもいいわけが『いや、俺は本当は小林(やはりプロゴルファー)
で抜こうとしていたんだ!』というんですよね」

には

「松の上の上!」

ときたもんで。なんの判定をしているんだい?


会話はそんな状態だから入れないし、
ちょっとランクが下がっても<出版社改訂>ホテル街の話だから
全然わからない。東京方面、しらんし(涙)

ある時点を境にZさんが「眠いッス」っていわなければ、
あさまでこんなトークしてただろう。
つーか、私は確実に意識が飛だろう。

私もZさんの提案に賛同し、とりあえずお開きということに。


私とZさん、こうしゃくさんはそれぞれタクシーをひろう。
私の住んでいる場所とこうしゃくさんのホテルの位置は近いので
とりあえず同じタクシーに。


Aけんさんとmackさんは仲良く二人で
「朝まで濃密な時間を過ごす」
といって深夜の眠らない街消えていった。

帰り道、こうしゃくさんはいきなりこういう。

「ねぇ、ひだっちぃ・・・」

甘ったるい声。どうやらおねむの時間らしい。
可愛いモンじゃないかね、このお子様は。
しかし直後の言葉が私を凍らせた。

「気持ち悪い・・・」


タクシーの運転手の表情が一瞬こわばったのを、
私はルームミラー越しにしっかりみてたよ、えぇ!

大惨事に至る前にホテルの前までタクシーが到着。

「じゃ、お疲れさま」

そそくさと走り去っていくこうしゃくさん。




金は?(タクシー代+焼き肉代)


漢(オトコ)ははした金でみみっちぃこといっちゃいけねぇ!

そう自分に言い聞かせながら、あと2メーター分の金がもったいなくて
家まで歩いて帰ったのは後日談として有名になるところである。


皆様、お疲れさまでした。
東京にきてから緊張続き&無理の連続だっただけに、
息抜きができて本当にうれしかったです。
また今度、思いっきり楽しみましょう!



ああそうそう、私はオフ以降、しっかり熱を出して寝込みました(笑)

●2001年10月11日(木)

更に場所はカラオケボックスにうつる。

カラオケボックスまでの道のりはさほど長くないのに関わらず、
皆が皆の「マイペース」で歩くため、
集団の長さが異様に長くなる。というかもはや集団を形成していない。
一歩間違うと、こうしゃくさんやなっちさんは人の波の間に
その姿を隠してしまい、思わず見失うところだった。


それでもZさんとAけんさんは見失うことはなかったが。


風景に風景にとけ込みそうな二人であったが、
しかし周囲とは確実に一線を画していた上に、
なぜかぽっかり空間ができるからよくわかったのである。

「Zさんはここにすんでいても不思議じゃないのに・・・」

私が言ったか、他の誰かが言ったのか。
その言葉は半分あたりだが、半分違っていた。
周囲の人間を半チクなガキとすれば、
彼らアルファベットブラザーズは「本物」である。
言うなれば「なんちゃってヤンキー」と「本職」の違いであろうか。
歴戦の重みはすでにオーラとなっている。

まだみぬぱんちさんなる人はこの上をいくというが、
それは推してしるべしである。

とにもかくにも、この奇妙な集団は
先頭が「子連れパパ」、少し下げて中段に私、
その前後に「アルファベットブラザーズ」、
しんがりは「しょぼくれ&昔の美人」である。

このあたりずらっと長い展開になりました。

競馬の中継っぽい解説はおいておくとして、
かなりだらけっぽく歩いていますが、
それでもひとまずカラオケボックスには到着。

まぁ私はそのまま通り過ぎそうになったけど。


ボックス内では歌声が響いている。

驚いたことと言えば、

1.mackさんはなんであんなに子供番組の歌に精通しているんだ?
2.Zさん、意外に歌が上手いじゃん・・・
3.こうしゃくさん、歌声キンキン

である。
みんな上手なので、私は思いっきり気後れしていた。
音程をはずすんじゃないか、歌詞は間違えないか・・・


私の懸念もよそに、こなつ嬢はマイクに向かって
歌にならぬ雄叫びをあげていた。いや、雌叫び?つーか、少女叫び?
なんにせよ、ボックス内には各人の歌声とこなつ嬢の叫び声、
そしてときおりなっちさんのお叱りが飛んでいた。

かくいう私はのどが痛いのでほややや〜っとボケていたころ、
会社の後輩から電話が掛かってきた。

「先輩、問題が発生しました!」


思わず飛ぶ罵声、たたきつける手のひら。そしてこぼれるビール。


すんません、居合わせたみなさん、粗相ぶっかましました。
申し訳ないです(涙)
ちなみに問題は一応解決しました。


話戻してボックスの中。
流れる歌は世代の微妙な違いを反映していますな。
しかし広い世代にわたって歌えるのがmackさん。
あなた、なんでそんなに詳しいの?


しかしそんな私の感想をよそに、
アルファベットブラザーズはとんでもないことを論じている。

「なっちさんは、田舎の場末のママって感じだな」
「こうしゃくはその寂れた田舎町では、
一応美人で通ってるって役だなぁ」
「そうそう、町をでたらおしまいだけど、
そこの中では一応人気があるって感じで」


あなた達、怖い物知らずです(汗)


「でもよく昔はこういう店にかよってたなぁ、福岡の」


Zさんの述懐で、ある意味真実が増した。
ということは、この二人は田舎に行けば人気がでるのか?

しかし人気のあるママさんはここでリタイア。
お子様の寝る時間を過ぎているため、先にご帰還という次第である。
Zさんのシャツ(平助Tシャツ。平助はAけんさんのところの、
ヤクザちっくなドラエモン)をつかんで暴れていたぐらいなので、
きっとこなつ嬢は興奮して眠れないか、
夜中にいきなり疳の虫ってコトになったんじゃないだろうか。
ちょっと心配でした。


さてなっちさんが帰った後、子供もいないということで
途端にトークは「大人の時間」の様相を帯びてきた。

私がトイレ&電話で席を外し、戻ってきたときなんぞは
もはや誰も歌わずトークなのである。

つーか、なんでカラオケボックスでトークですか?
てか今、何の話をしていました?
私が戻るなりきりあげるってコトは、そんなに不味い話題ですか?

きっと子供な私には聞かせられない話題なのだろう。
エロトーク満載なんだね、きっと。


そんな感じでとりあえず河岸をかえようという話になる。

ボックスを出て支払いをするとき、請求金額をみて一瞬止まる。
ぼりまくりの値段に、私はアルファベットブラザーズがキレると
内心冷や冷やしていたが、彼らは意外にも素直に支払った。

絶対に暴れると思っていたのに・・・
絶対にお店が営業できなくなるとおもったのに・・・
絶対に翌日の新聞の社会記事になるとおもったのに・・・
絶対に兄弟は前科が+1になると思ったのに・・・
絶対に私が新聞で「そんなコトをする人にはみえなかった」って、
嘘八百をいう役になると思ったのに。


支払いを終えて外にでたとき、
ようやくAけんさんが「降格処分」になったという事実を理解したのである(謎)

●2001年10月10日(水)

おふれぽの続きです。

渋谷。
若者の街、渋谷。

私にはそれはまぶしい・・・というよりは、ある意味鬱陶しいだけの街に感じた。
本当に人が多く、邪魔なのである。
ビンラディンではないが、それこそ神の鉄槌という物をくらわしてやりたくなる。

予想ではすいすい歩けるはずだった。

私の中の予定では、Zさんを先鋒に押し立てて、
その圧倒的突破力(!)でもって店まで行くつもりが、
道を知っているのはmackさんのみという状態のため、
やむなく先鋒交代という羽目に陥った。

途端に道は混雑した。

子供連れの優しげなパパでは、
百戦錬磨を思わせるZ氏の“殺気”を越えることはなかわなかったのである。
もっともそのZ氏は曰く


「変な格好した連中ばっかやなぁ」


アナタがいっちゃぁいけない。

内心そんなツッコミをいれつつも、店の中に入っていく。
店内ではなぜか「隔離」された奥座敷になっていた。
むろん、私は店の人間の処置になんら疑問を持つことはなかった。
私だって店の人間であれば、危ない連中は一カ所に集めて蓋をしたい。

座席に着いたとき、こなつ嬢はZさんの膝の上にいた。

なんて勇気のある娘なんだろうか。

Zさんはこなつ嬢をあやしながら、mackさんと男と男の会話、
もとい、漢と漢の会話をはじめていた。
私はほげ〜っとしながらそれをききつつ、食べている。

そのうちこなつ嬢が飽きて私の膝の上に移ってきた。

子供の相手は今まで色々してきてはいるが・・・
この微妙な年齢はどう対処していいのかわからない。
食べさせようとしても食べたがらず、
その上素直に言うことをきいてくれるわけでもないのだ。
お箸を使わず、手づかみで食べようとする始末。

「お箸使えないんだろう?お兄ちゃんは知ってるぞ〜」

横合いからいきなりmackさんが。
そういうといきなりお箸を使い出すこなつ嬢。
なるほど、こうやってけしかけるわけか・・・


しかしいろいろと話を聞いてみるとおもしろい。
こなつ嬢、父親に怒られるとこういうらしい。


「こなつはお父さんのこと、こんなに愛しているのに、
お父さんはこなつのこと、おこるの?」


しかし娘が娘なら親も親である。


「なっちさんって、昔はきっと美人だったと思うよ!」

そういわれて喜んでいたが、しばらくしてすでに話題も変わっているというのに

「ちょっと、昔はってどういうことよ〜!」


皆がなっちさんをして「珍しい存在」というワケがようやくわかった。


私は静かに食べながら、様子をじっと観察していた。
みんないいひとじゃないか。
食事も終わりに近づいた頃、一人の男がこちらに歩いてきた。

うわ、チンピラ・・・

そうおもったのもつかの間、Zさんがいきなり向き直ってこういった。


「アニキ、おつとめお疲れさんです」


やはりZさんはスジ物だったのね・・・
しかしそのスジモンからアニキといわれる人が何でこんな所に?
だが私の疑問は程なく氷解した。

Aけん氏であった。

アルファベットブラザーズと呼ばれるネットマフィアの若衆頭である。
しかしなんだかチンピラのような感が否めない。


「チンピラに降格されたの?」


こうしゃくさんはとんでもないコトを聞く。
アナタ、命知らずですか。

しかし彼らブラザーズもまけていない。


「こうしゃく、久しぶりにあったらおまえ、なんかしょぼくれたなぁ」
「だろ?アニキもそう思うだろ?」


どうやらお互い様な挨拶らしい。


私はこげたキャベツを食べながら、
自分の認識の甘さをを誤魔化していた。

●2001年10月09日(火)

先週は仕事に忙殺されて日記がかけませなんだ・・・(涙)

そゆわけで今週はかく!


で、今頃オフレポ?って感じだけど、
書かないとスジモンにタマ殺られるので、頑張って書きます。



それはそれは9月は半ばも過ぎた頃のコトでした。
かねてより「肉をくわせちゃる!」というmackさんの甘言にたぶらかされ、
前日まで半ば徹夜を繰り返すという間抜けな毎日を送る羽目になってまで、
肉を求めて頑張ってしまいました。

東京に南下してくるヒバ・・・こうしゃくさんを迎えに行き、
その足でmackさんらと合流、んむ、我ながら完璧!
朝の光を浴びながらお洗濯にいそしみつつ、そんな妄想を抱いてました。

・・・思ったよりも洗濯物が多い上に、思ったよりも一回ごとの時間が掛かりました。

まぁ時間もあるので、その間にこうしゃくさんを迎えにいきますか、とおでかけする。
のこのこ駅に向かって歩いていると携帯にコール。

「ひだっち!迷った!」

・・・だからじっとしてなさいと言ったのに。


五反田駅からホテルを素通りしてこちらに歩いてくるこうしゃくさんを捕獲し、
ホテルにチェックイン。

「じゃ、ちょっと洗濯物を干してくるから」

なんてぇ家庭的な台詞でしょうか。
しかし彼女はさして感銘をうけるでもなく、こういいました。

「おなか、すいた!マックー、マックーーー!」

あんた、これから焼き肉でっせ・・・。
押し切られた私は、何でかマクドナルドで遅い昼食をとる始末。

食べ終わった頃は時間も頃合い、さぁ集合場所へ!

「洗濯物は?」


タクシーで洗濯物を干しに戻る男の姿がありました。


干し終わった頃、すでに遅刻です。
またもタクシーをぶっとばしてボーリング場に行きます。
会社まで歩く距離よりも近い距離を、
タクシーで往復する馬鹿は早々いないことでしょう。


一人暮らしには厳しい無駄な出費です。


ボーリング場についたのはいいが、
mackさんらがどこにいるのか私には全然わからない。
早速携帯をならす。


・・・反応がない(涙)


どうした物かと悩んでいたら、こうしゃくさんはいきなり駆け出し

「なっちさーん!」

その突進する先には「家族」が楽しそうにボーリングをしている姿がありました。
ダメだよ、よそ様に迷惑かけちゃ、そういって引き留めようとしたら、
ボーリングを楽しむおば・・・ご婦人が

「こうしゃくさん?」

ってことは、当然横にいるのはmackさんでしょう。
・・・なんてぇ爽やかなんだ!

某所でエロトーク炸裂なので、もっとエゲツナイ人体を想像していましたが、
意外や意外、なんだか格好のいいお兄さんでした。
もっともお兄さんというのにはいささか難しい年齢だと思いますが。


そこではじめてみたお子様は、有名なこなつ嬢であったらしく、
聞いていた話通り、彼女はこうしゃくさんをみるなり、シカトぶっかましました。


ボーリングをごろごろ続けていると、
意味ありげな視線を感じるので振り返ってみると、いきなりやばい人がいました。


こっちをみています。
絡んでくる気、満点です。


男がこちらに歩み寄ってくるのに、mackさんは平然として
「あ、Zさん?」


勇気があります。
万が一間違っていたときのことは考えないのでしょうか。


ヤクザな面体にびびりながらボーリングを続けていると、
いきなりかかるミュージック。


「モーニング娘。」だった。


それをヤクザがうれしそうにみているのである。
異様である。
どう考えても彼の好みとつながらない。
「マニアな客に高く売れそうだな」
と値踏みしているようにしか見えない。


ギャップに耐えかねた私は、こなつ嬢の面倒をみることで現実逃避をはかった。

「お〜い、なにしてるんだい?お兄ちゃんと遊ぼうか?」

優しげな表情を作りながら歩み寄ると、
こなつ嬢は「脱衣麻雀」のゲームをしげしげとながめていた。

「お兄ちゃん、このおねえちゃん水泳が好きなんだよ」

水着姿のキャラが写っていたが、私の脳味噌はもう真っ白でした。
常識に生きる私には、いささか厳しい世界だったようです。
そう思いながら焼き肉屋を目指す群に従い、生きて帰れるかどうかを神様に祈っていました。

つづく。

●2001年10月02日(火)

ようやく自宅ライン開通です。
早速たまったメールチェックをば・・・


流石にADSLは早いです。さくさくおちてきます。


で、たまたま見てて気になった物が。

「Hi! How are you?
 I send you this file in order to have your advice
 See you later. Thanks」

へんな英文のメールです。しかも添付つき。

モロに怪しいのですが・・・


私は女性から

「飛騨サンって、ステキ(はぁと)」

と言われるのと同じくらいに、
知らない人間からの添付ファイルつきメールは信用しません。

で、ウィルスチェックをかけてみると・・・
案の定、サーカムウィルス。
文面もどっかでみたことあるなーとおもいました。


しかし問題はそんな事じゃありません。
むしろ添付ファイルの名前にこそ問題はあったのです。


噴流の挙動2.lnk


!!!
あやしさ爆発!!!
つーか、エロサイトのリンクファイルですか?
いったいなんなんですか?

しかも送付元アドレスを見ると・・・
某国公立大学。


この大学は学生に、ナニをやらせてるんですか。
ここの教授はナニを教えてるんですか。


つーかこの学生、
一体何をマイドキュメントにほうりこんでいたのでしょうかね?
そもそも学校でなんの勉強をしてたのでしょうか?



サーカムはむしろ、利用者の趣味が一気にばれる点で
Nimdaなんぞよりも怖いウィルスかもしれません・・・(笑)

●2001年10月01日(月)

月も変わりまして。
そろそろ回線が開通いたします。

オフの予定を立てておりましたが
仕事が詰まってきて非常に危険な感じなうえに、
参加希望者がいまんところいないような・・・
(以前、秀千代さんがあったぐらい・・・?)

だもんで中止しようかと迷っております。

つーか、あいてる時間は6日の夜と・・・
8の昼間ぐらいなんで(涙)


明日の昼までに開催希望なければ
申し訳ないのですが中止にしたいと思います。
希望者がいれば、せめて食事など一緒にしたいとおもいます。


くそぅ・・・(涙)


WebDiary CGI-LAND