このごろ思うこと(この内容はときどき変わります)
「男子厨房に」
住宅の設計をしていると台所の設計は奥さんの意見が尊重されることが多いものです。主婦の職場ですから当然なのですが、それまで控えめに話していた奥さんが、台所の話になると「私が決めるのよ」とばかりに豹変する姿に唖然としたこともあります。逆にご主人は黙って聞いているだけです。台所は昔と違って、明るく開放的で、家庭団らんの中心といっても良いくらいです。奥さん任せで良いのでしょうか。
私は料理が好きなので、キッチンの使い勝手はよく分かります。台所の設計では、電子レンジや炊飯器などの家電品の置き場、ゴミの分別の仕方やゴミ出しの方法、調味料の使い方などこと細かに打ち合わせして、食器棚は要望に応じて作るようにしています。その方がメーカー品より安くできます。やはり普段から料理をしている奥様の要望が的確ですね。
NHKのプロフェッショナルで「脳の老化を防げ」という番組があって、なかなか興味深い内容でした。特に料理は老化防止の効果が高いとのことです。食材を切る、調理する、盛り付けるなど、手順を考え、計画的に進めようと脳がフル稼働するから、と茂木さんが言っていました。中高年男性のための料理教室も盛況だそうです。それならば、若いうちから料理を趣味にしていればどうでしょうか。台所の設計でも発言権が増すことでしょうね。ちなみに私の場合は、趣味というよりも家事を分担している感覚です(笑)。
2009/11/06 小林