以前よりお問い合せが時々あった・・・SRXキック用の試乗用貸出シートができました。
しかし問題が・・・・ (イキナリカヨ・・・)
その1, ちょっと元気なシングルシート風ですので、タンデム部分は荷物が積みにくい形状にしてしまいました!
本番時、タンデム部分の傾斜を緩くして積載に備えたシートも可能です。ご安心下さい。
その2,様子伺いでワイラックスを仕込んでみました。まだ寒い季節ですので、人肌の温度で
形が変わるという特性が解りにくい状態です。
その3,よって、乗り味が硬い印象があります。、しばらくするとどこかお尻が馴染んでお尻の跡がシートにつきます。
降りてからシートを見たとき初めて解ります。
形は少しレーシー気味です。今回は、あまり前部分を盛らず、座面後ろをややアンコ抜きにすることによって
座面の水平を保っています。ということで、シート高はノーマルと同程度か少し高めになっています。
シートスポンジもワイラックスを必ずしも仕込まなければならないということはありません。
どちらかと言えば男性と違って お尻にお肉の少ない女性にも最適なシートセッティングが出たと
言うことで、今までどうもしっくり来なかったと言う方にも確認していただけるということです。
細かい仕様は実際のオーダー時打ち合わせになります。
早速、貸出要請があり、シートをお送りしましたら車体装着写真を送って頂きました。
長崎の「カラバルマメ」さまより車体・写真協力を頂きました。ありがとうございます。
後日インプレも届くと思います。
ということでインプレッションを送って頂きました。
というわけで、行ってまいりました「シートチェック」に。
今日の走行距離はおよそ250km(4時間くらい)でツーリングモード/ワインディング
モードが半々くらいでした。
1,ツーリングモード:今日は気温が18℃くらいまで上がり、座面がお尻に良く馴染ん
でいました。 ノーマルシートではいつも悩まされていた「内腿の痛み」と「お尻の痛み」も
解消され、長距離も疲れ知らずでした。 ただし、ワイラックスなしのサンプルが比較できないので、
その貢献度はよく分かりません。 ワイラックスはもしかすると私にはオーバークオリティなの
かもしれません・・
2,ワインディングモード:シート形状と表皮のおかげで前後方向の尻のホールドがよく、
腕に余計な力がかからないようになり、スムーズにコーナーリングに移行できるようです。
また、シート先端部の形状・高さが私に合ってるせいか、コーナーリング時の体重移動も
行いやすくなり、 タンクからシートにかけての外足内腿のフィット感もいい感じですね。
とにかくハンドル、ステップとの位置関係が良好なようです。
シートのデザインについてですが、私も「タンデム部がこんもり盛り上がったシングル
シート」が好きです。純正シートベースが大柄なため、あれ以上のスリム感を醸し出すのは
厳しいと思いますが、スポーティさとクラシカルさ、そしてSRXのもつスリムさを巧くバランス
させたサンプルだと思います。
投稿ありがとうございます。みなさん参考にしていただいたら良いかと思います。
(オーナーデータ 身長 173cm、体重64kg)
極端に身体の大きな方はポジションが少しきついかもしれません。ノーマル基準のメニューです。