最近仕上げたシートの紹介<24> KAWASAKI 再特集 シートの紹介


04,07/3
レポート
'96 Kawasaki Balius ,'99 ZEPHYR750 (C6) ,'02 ZZR600

'96 Kawasaki Balius

加工前ノーマル状態
最近川崎車ご愛用者からの
オーダーが多いので再特集してみました。
第一弾は250ccのバリウスです。

2年ほど前に一度お問い合わせ頂いていたのですが、オーダーには至らなかったそうです。が、今回再度わたしのところの扉を押していただきました。現状加工したシートを使われていますが、うまく機能していないそうで、別のノーマルシートを加工するということで進めました

お客さまより・・・・
 ジーンズで乗っているとだんだん前に寄ってしまいとても疲れてしまいます。それからgoldwinのシートバッグを使うことがあるのですがこれがどんどんずれていってしまうのでこれも使いやすいような(つまりタンデムシート部分が平らであるような)シートであればいいなと思います。 長距離ツーリングに出かけることが多いので、長距離がラクでかつ前に滑らないようなシートが欲しいなと思っています。 お時間が合えば、お伺いして現車を見ながらお話できればと思っています。

大阪方面の方と言うことで、事務所で打ち合わせをして進めました。当日はバイクで来て頂きましたので、状態を確認し、加工指示書作り、完成しました。

 

 

 

お客さまより・・・・
完成したシートも待ちきれなかったようで引き取りにきて頂きました。その場で車体に装着し状態を確認して頂きました。結果は、今までは前に落ちそうになっていたのが、ここでという理想のポジションで安定し大満足して頂きました。またワイラックスを仕込みましたので、サポート感も良く長距離も安心して行って頂けます。オフロードのTTRも所有されているということで、次回は是非と言って頂けました。


久々に女性オーナーからの要望でした。以前のSRXのケースを参考にワイラックスを提案。ツーリングに良く行かれると言うことで、正解でした。車体のアクセントカラーであるパールホワイトと合わせたパイピングが良くマッチして、引き締まったバイクになりました。
安全運転でお願いします。

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'99 KZEPHYR750 (C6)

加工前ノーマル状態
川崎車再特集
第二弾はゼファーです。


お客さまより・・・・

1、ブレ-キング時に体が前方に移動。2、 ジーンズで乗車すると、ジーンズの股の部分が後ろに引っ張られる感じ。 ようするにノーマルは少し前に傾いているようで、走行中に不満に思います。 これを改善したいのが第一の目的です。少し固めのスポンジに変更することにより、ストロークを少なくして、着座位置をあまり変えずに見た目は低くするという形ができればと思っています。

途中、ハンドル交換などで、ポジションが少し変わることをお聞きしましたので、先にハンドル交換をしてポジションが落ち着いてからシートを送って頂きました。

ラインやパイピングを打ち合わせしながら右の加工指示書を完成させ、工場での完成を待ちました。

 

 

 

 

 

お客さまより・・・・
近場を60kmくらい走ってきました。質問ですが、着座位置は、普通に走っているときに斜めになっているストッパーの部分に、お尻の後ろの方があたっているのが正解なのでしょうか?今日乗ってみた感じでは、私の乗り方ではストッパーとお尻の間に隙間ができました。そのせいか、どうもしっくりこないです。尾てい骨が痛いです。乗っていてお尻が前方に下がってくる現象も改善されたような気がするようなしないような・・。シートの着座位置の指定を誤ったかもしれません。ルックス的には大満足なのですが・・。今日写真を撮りましたので、何枚か添付いたします。


ゼファー、本当に存在感ありますね。ホンダやヤマハでは出せない味だと思います。インプレ、写真ありがとうございます。
 どんな乗り方が正解というのは難しいですが、 気持ちお尻とストッパーはいくらか空いている方が、とっさのときに 運転に余裕があります。高速時などは少し腰を引いた 状態で、ストッパーに当たるのが安定して良いと思います。 普通の状態ではお尻が不安定ですか? 今までの慣れていたポジションやスポンジの固さから 新しいシートになって慣れるまでは、多少違和感がでるかもしれません。いくらか具合を見て頂きそれでも具合が悪いようでしたら、ポジションの修正と一緒にスポンジの再セッティングをやってみましょう。一度ご連絡下さい。

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'02 ZZR600

加工前ノーマル状態
川崎車再特集
第三弾はZZR600です。


お客さまより・・・・

車格の割に当方の体が小さい(162cm)ためだと思うのですが、
(1)タンク下方に張り出している車体のフレームに膝の内側が当たってしまうのですが、タンクとフレームに段差があるためニーグリップしづらい
(2)ノーマルシートの中央部の凹みが大きいため、ハンドルまでが遠くなり、自然な前傾姿勢ではなく、猫背になるという問題を抱えています。これらを解決すべく、ノーマルシートの凹み部分にクッション材を貼り付け(厚み〜15mm)その上に座ってライディングすると(2)は解決、(1)についてもかなり改善されました(まだ膝は少し当たりますが、バックステップで解決しようと考えています)。このフィーリングをシート加工して頂いて再現させたい思っております。どうぞよろしくお願い致します。

珍しく600ccのバイクです。フレームが問題になるとは思っても見なかった初めてケースです。
さてどうなることでしょうか?

 

 

 

 

お客さまより・・・・
インプレ待ち。

おおよそ指定通りに 上がってはいますので、連絡がないのは良い証拠と思い、近況を待ちましょう。



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