HONDA XLR250-Baja
 お客さまより

シートの座面を路面と水平にしたいです。 幅を広げ、ビジネスバイク(CBやCD)のような座り心地にしたいです。 しかし、見た目はオフロードのスタイルで。 現状でひざが曲がるので、少々特盛りしても大丈夫だと思います。

かなりうらやましい大きな方で、元々手に入れられた時、シートが思いっきりアンコ抜きされていて、お尻が痛い!ノーマルってこんなに酷いの!と言うことでした。私も同じ年式のXLRに乗っていましたので、これは全然ノーマルと違いますよ!と思わずホンダ純正シートへ助け舟を出してしまいました。

最終加工プラン

今時珍しいBGIタンクで、私の年代ではかなり懐かしい定番の改造です。色だけ決めて頂き、雰囲気は任せてもらえませんか?と提案。この無骨なイメージをより全面にだして、男のバイクをイメージしました。勿論乗り味も長距離にも耐えられるように工場にスポンジのセッティングをしてもらうように要請しました。

 完成写真


 お客さまからのインプレッション
さっそくお礼の意味もこめてインプレを書かせていただきます。
(加工前) 前のオーナーが、おそらく自分で加工したアンコ抜きのため、座り心地がモソモソするうえ足つき抜群すぎでした。 その割にXLRの特徴である「ここに座れ」感は強く、股間が強く圧迫されなかなか辛いものがありました。
(加工後) オーダーの目玉であった「タンデム側とフラット」が完璧に形成され、路面とほぼ水平になりました。 CBやCDのような自由なシッティングポジションをとれるようになり「どこまでもいける」バイクになりました。 また、自分が183センチの身長のため、かなりアンコ盛りをして頂いても大丈夫という条件で話し合いをしました。 10センチ、いや15センチかな等々、細かい話し合いをしていくうちに重要なのはセンチではなく理想形だということに気づきお任せでお願いすることにしました。結果、大正解です。 細かなデザインやシートの柄、質感等にいたるまで大手のショップの何分間だけの話し合いでは得られない満足感と、それ以上の完成品を手に入れることが出来ました。 見た目もかなりの無骨さとボリュームで、ビッグタンクとあいまってすぐにでもパリダカに出られそうな雰囲気です。 そのシート高ゆえ、誰にもまたげない愛車になりました。 まさにオーダーメイド! ありがとうございました!
装着画像

■写真では、こじんまりとまとまって見えますが、結構「漢」のバイクになりました。またオーナーも大きな方で雰囲気が良く合っています。うらやましい!後部のツーリングバックもぴったりと雰囲気を盛り上げています。お客さまも大変気に入って頂き、私も久しぶりにバイク乗りという言葉がピッタリの景色を見せて頂きました。それにしても、脚が長い方でした。
 

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